プロジェクトマネジメントの基本
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マズローの欲求階層説を発展させたアルダーファの理論とは
プロジェクトマネジメントの基本(9)リーダーシップとモチベーション
大塚有希子(法政大学専門職大学院イノベーションマネジメント研究科准教授)
プロジェクトマネージャーには、テクニカルマネジメント、ビジネスアナリシスに加え、リーダーシップの要素が必要とされる。昔のリーダーシップは「俺についてこい」というスタイルが多かったが、昨今は「サーバント・リーダーシップ」と呼ばれるサポート型のリーダーシップがトレンドだという。今回は、リーダーシップとマネジメントの違いとともに、マズローからマクレガーまで、基本的なモチベーション理論を解説していく。(全10話中第9話)
時間:13分47秒
収録日:2025年9月10日
追加日:2026年2月13日
≪全文≫

●リーダーシップとマネジメントの違い


 では、リーダーシップとモチベーションについてお話をしましょう。

 PMI(Project Management Institute)では、プロジェクトマネージャーに必要なスキルとして、タレント・トライアングルを挙げています。

 Way of Working、これはテクニカルプロジェクトマネジメントのことで、いわゆるプロジェクトをどのように進めていくか、スケジュールやコストや品質などのマネジメントです。

 Business Acumen、これは戦略およびビジネスのマネジメントですが、戦略に沿ってソリューションを作っていくことで、これまでお話ししてきたビジネスアナリシスにあたります。

 忘れてはいけないのがPower Skillsで、リーダーシップにあたります。人に影響を与えるスキルとしていますが、人のマネジメントのことです。

 PMI(Project Management Institute)は、プロジェクトが大きく複雑になればなるほどWay of Working(パフォーマンスのマネジメント)よりPower Skills(人のマネジメント)のほうがプロジェクトの成功に寄与するといっています。

 では、リーダーシップとマネジメントを比較した資料をご紹介します。

 リーダーシップとマネジメントのうちのマネジメントはパフォーマンスの管理で、(求められるのは)仕事を決められた計画通りにちゃんと進める能力です。リーダーシップは、簡単にいうと人に対する働きかけに関するマネジメントです。

 大きく違うところは、マネジメントは短期目標でパフォーマンス目標ですから、とても短い期間に何を成し遂げるかということですが、リーダーシップは人の気持ちですから、どちらかというと長期的なビジョン、やる気やモチベーションのようなところが中心になります。


●リーダーに必要なスキルとサーバント・リーダーシップ


 私はいつも「動機付け」という言葉で紹介をしていますが、昔のリーダーシップは「俺についてこい」というようなスタイルが多かったのです。昨今は、どちらかというとみんなを守ってあげる、みんながある方向に行くのを手伝いサポートしてあげるスタイルが、リーダーシップのトレンドです。

 「ス...

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