世界で一人負け…「安い国」日本と急性インフレの現実 衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(1)安いニッポンと急性インフレ 追加日:2023/10/31 現在、世界中でインフレが発生し、日本でもここ1年ほど急激なインフレ(物価上昇)が進んでいる状況である。とはいえ日本は、長い間デフレに苦しみ、経済が停滞してきた過去がある。しかも戦後、デフレを経験したのは日本だけなのだ。... 「日本病」をもたらす低賃金、低物価、低成長、高債務 衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(2)景気低迷を招く「日本病」の正体 追加日:2023/11/07 日本は30年ほどずっと「日本病」といわれる症状に陥っているといわれている。その要因として、3つの「低」と1つの「高」があると宮本氏は言う。それらはいったい何か。また、なぜいまだに「日本病」から回復しないのか。一般的に不景... なぜ賃金が上がらないのか…賃金を決定づける4つの要因 衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(3)日本経済浮上のカギを握る「賃金」 追加日:2023/11/14 物価は上がっているのに賃金が上がらない…これでは消費が抑えられ、経済が停滞してしまう。よって日本経済浮上のカギを握る重要な要素は「賃金」で、持続的な賃金の上昇が必要になると宮本氏は言う。では賃金はどのように決まってくる... 問題は日本的雇用慣行の機能不全…鍵は労働市場の流動性 衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(4)賃金を上げるための改革 追加日:2023/11/21 賃金の上がらない要因として、「労働生産性」に引き続き「労働市場の構成」に焦点を当てる。日本の労働市場は「専業主婦つき男性正社員」を想定してきたが、現在は想定外の労働者が増加し、それが社会に歪をもたらしている。これらを... 労働市場が硬直的な日本…転職率はアメリカの4分の1以下 衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(5)3つの「メガトレンドの変化」 追加日:2023/11/28 流動的な労働市場というと、日本では「解雇しやすくなる」「首を切られる」といったマイナス面として捉えられる。だが実は、流動的な労働市場のほうが労働者にとってプラスなのである。どういうことなのか。実は今、日本は3つの「メガ... 世界で最も自己投資しない日本人…もっとスキルアップを 衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(6)流動的な労働市場で求められること 追加日:2023/12/05 硬直的な日本の労働市場を流動化させるためには何が必要なのか。また、流動的な労働市場では何が求められるのか。企業の視点からいうと、一つのポイントは、賃金と労働生産性をリンクさせる賃金体系である。「成果主義」といわれるが...
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