社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
空前の大ヒット!「うんこ漢字ドリル」とは?
今、売れに売れている漢字ドリルがあります。「漢字ドリルなんてただの小学生の学習教材でしょ?」と思うなかれ。確かに教材ですが、学校が一括購入して児童に配るような類のものではなく、各家庭がこぞって買っているのです。そのタイトルは、ずばり「うんこ漢字ドリル」。
3月下旬に発売以来、売り上げはシリーズ累計で80万部を突破。小学生の学年ごとに1冊、シリーズで全6冊あるのですが、紀伊国屋書店の5月4日~10日の週間ベストセラーの和書一般部門トップ5で小学1年生が2位、2年生が3位、3年生が4位にランクイン。アマゾンの5月12日時点での本の売れ筋ランキングではトップ10に3、4、6、7、9、10(上から小学1年生~6年生)と全6冊がランクイン。オリコンの週間BOOK総合ランキング(5月1日~7日)でも同じく全6冊がトップ10入りしています。
小学1年生から6年生までに習う漢字1006字全てについて3例文、つまり全てで3018例文収録されており、もちろん全てうんこが登場。中でもこれは!というものを紹介します。
「重いうんこを持ち上げようとして、関節をいためた」
「自己しょうかい代わりにうんこをさせていただきます」
「わざわざうんこを見せに来るとは、仁義を重んじる男だ」
どうですか?どれも情景が思い浮かんできませんか?と、大人でさえ笑える内容なのだから、子どもが食いつくのはまったく不思議ではないでしょう。
しかも商品開発の観点から見ると、漢字ドリルにうんこを掛け合わせるというアイデア一本勝負でここまでの大ヒットを生んだのだから大したものです。5月に入りテレビ番組で紹介されることも増えてきました。話題がさらに話題を呼ぶ「うんこ漢字ドリル」。うんこ旋風はまだまだ続きそうです。
圧巻?壮観?3018例文全てがうんこ入り!
ふざけたタイトルだと思ったことでしょう。ふざけているのはタイトルだけではありません。その内容もタイトル通り、いや、タイトル以上にふざけています。例えば「日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学4年生」に出てくる例文を見てみると「象」という字を勉強するためのものが「気象予報士が生放送でうんこをもらしている」「これは、うんこを表す象形文字です」。徹底して例文をうんこに絡めているのです。3月下旬に発売以来、売り上げはシリーズ累計で80万部を突破。小学生の学年ごとに1冊、シリーズで全6冊あるのですが、紀伊国屋書店の5月4日~10日の週間ベストセラーの和書一般部門トップ5で小学1年生が2位、2年生が3位、3年生が4位にランクイン。アマゾンの5月12日時点での本の売れ筋ランキングではトップ10に3、4、6、7、9、10(上から小学1年生~6年生)と全6冊がランクイン。オリコンの週間BOOK総合ランキング(5月1日~7日)でも同じく全6冊がトップ10入りしています。
漢字の勉強×うんこ → 小学生をとりこに
面白いのはどのランキングでも若い学年の方が上位を占めていること。小さい子どもの方がうんこネタへの食いつきが尋常ではないということなのでしょうか。小学1年生から6年生までに習う漢字1006字全てについて3例文、つまり全てで3018例文収録されており、もちろん全てうんこが登場。中でもこれは!というものを紹介します。
「重いうんこを持ち上げようとして、関節をいためた」
「自己しょうかい代わりにうんこをさせていただきます」
「わざわざうんこを見せに来るとは、仁義を重んじる男だ」
どうですか?どれも情景が思い浮かんできませんか?と、大人でさえ笑える内容なのだから、子どもが食いつくのはまったく不思議ではないでしょう。
しかも商品開発の観点から見ると、漢字ドリルにうんこを掛け合わせるというアイデア一本勝負でここまでの大ヒットを生んだのだから大したものです。5月に入りテレビ番組で紹介されることも増えてきました。話題がさらに話題を呼ぶ「うんこ漢字ドリル」。うんこ旋風はまだまだ続きそうです。
<参考文献・参考サイト>
・『うんこ漢字ドリル』シリーズ(文響社)
・紀伊国屋書店 5月4日 ~ 5月10日のベストセラー
https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CKnRankingPageCTop.jsp?vTp=w
・Amazon 本の売れ筋ランキング
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books
・オリコン 週間 BOOK総合ランキング
http://www.oricon.co.jp/rank/ob/w/2017-05-15/
・『うんこ漢字ドリル』シリーズ(文響社)
・紀伊国屋書店 5月4日 ~ 5月10日のベストセラー
https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CKnRankingPageCTop.jsp?vTp=w
・Amazon 本の売れ筋ランキング
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books
・オリコン 週間 BOOK総合ランキング
http://www.oricon.co.jp/rank/ob/w/2017-05-15/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
叩き潰せ、正しいのは自分だけ…ロイ・コーンの教えとは
[深掘り]世界を壊すトランプ関税(1)トランプ大統領の動機と思考
トランプ政権が発表した関税政策は、世界を大きな混乱に落とし込んでいる。はたして、トランプ大統領の「動機」や「思考」の淵源とはいかなるものなのか。そして世界はどうなってしまうのか。
島田晴雄先生には、...
島田晴雄先生には、...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/04/25
共生への道…ジョン・ロールズが説く「合理性と道理性」
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(5)共存・共生のための理性
フェイクが含まれた情報や陰謀論が跋扈する一方、多様性が尊重されるようになり多元化する人々の価値観。そうした現代社会で、いかにして私たちはともに公共性を保って生きていけるのか。多様でありながらいかに共存・共生でき...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/04/25
水にビジネスチャンス!?水道事業に官民連携の可能性
水から考える「持続可能」な未来(8)人材育成と水道事業の課題
日本企業の水資源に関するリスク開示の現状はどうなっているか。革新的な「超越人材」を生み育てるために必要な心構えとは何か。老朽化する水道インフラの更新について、海外のように日本も水道事業に民間資本が入る可能性はあ...
収録日:2024/09/14
追加日:2025/04/24
太陽系は銀河系の中で塵のように小さな存在でしかない
ブラックホールとは何か(1)私たちが住む銀河系
銀河の中心にある巨大なブラックホールは一体何なのか。それを考えるためには、宇宙にある数多の銀河の構造について正しく理解する必要がある。私たちが住むこの太陽系は、天の川銀河という巨大な銀河のごくごく小さな一部分で...
収録日:2018/10/31
追加日:2019/03/26
実は考古学者と人類学者で違う!? 渡来系弥生人の定義
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(6)弥生人のDNA
後の二重構造説の見直しにつながっていく「ヤポネシアゲノムプロジェクト」は、これまで手薄だった弥生人のDNA分析によって、古代人の分布について新たな見方を示した。そして、鳥取県にある青谷上寺地遺跡の調査では、現代日本...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/23