テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2017.12.24

女性が思う「勘違い男」の特徴

 どんな時代でも、多くの男性は女性にモテたいと考えるもの。もはやDNAに刻み込まれた宿命ともいえますが、けれど気持ちだけ先走り、逆に乙女心を損なってしまうということもあります。

 今回は、そんな“勘違いした人”と思われかねないNG行為をまとめました。

ボディタッチは信頼関係を築いてから

 女性とお近づきになるには、「ソフトなボディタッチが有効」という意見もありますが、それはあくまである程度近しい関係になってからです。手を握るなど、直接的な行為はときにはセクハラともとらえられかねません。肩を組む、頭をポンポンするなど、女性が憧れていると思われている行為でも、あくまで女性に「その気」がある場合に成立します。

 世の中には、「ただしイケメンに限る」という、「イケメンにされるなら嬉しい」という悲しい現実を表したネット用語もありますが、たとえ容姿が良くても、人間同士の距離を測れない相手に女性は惹かれません。まずは、きちんと人間関係を構築し、その上で次の段階に進みましょう。

ほめればいいというものでは……

 人は誰かにほめられると嬉しいものです。しかし、1から10まで何でもほめて優しくすればモテるということはありません。何でも「いいね」で返してしまえば、女性からは「主体性がない」というだけでなく、「本心が見えない」とも感じます。嫌われることが怖い、どう思われるかわからないということは、女性だけでなく、どんな人を相手にしていても同じです。腹を割って話をできる相手であれば、自然と心も開いていきます。

マメすぎる連絡はときにわずらわしい

 女性はマメな連絡を欲しがるといわれますが、付き合っていない人、また好意を抱いていない人から毎日のように送られるメールやLINE、電話などに、好印象を抱く人はきわめて少ないでしょう。よほど仲のよい友人であれば別ですが、仕事に勉強、その他やらなければいけないことに日々追われるなかで、しょっちゅう連絡がくるとわずらわしく感じることも多いはずです。

 連日、連絡を受けていれば「相手は自分に好意があるのだろう」ということは伝わります。しかし、相手にも同じ好意があるとは限りません。あまりに細かい連絡は、逆の感情を抱かせてしまうこともあるのです。連絡相手との距離感、関係性を配慮して、例えば相手が忙しそうなら一言「今、大丈夫?」と声をかけるなど、気づかうことも大切ですね。

男らしさのアピールはほどほどに

 たくましい筋肉を全面に押し出したり、男らしさを過剰にアピールすることも、アピールする相手を選びます。例えば、あまりに普段から露出度が高い女性に、気持ちが引いてしまうという経験はありませんか? 同じことは男性にも言えるのです。

「この人は自分に自信があるのね」と写ることもあれば、転じて「ナルシストなのね」と思われることも……。強い自分を見せようとして、他者に強く当たるなどもNGです。決して強い男=いい男にはならないということです。

オレの女扱いはいい迷惑

 付き合ってもいないのに、なぜか「オレの女扱い」されるというのも、女性にとってはいい迷惑です。自分に自信のある男性であれば、「自分の彼女になれて幸せだろう?」と思うことも、もしかするとあるかもしれませんが、個人個人で良し悪しの尺度は異なります。

 相手の気持ちがあってこそ、「付き合う」という段階に進めるということをわすれてはいけません。

相手の気持ちを考えて行動を

 いかがでしたでしょうか?生涯未婚率が上がり、草食系男子という言葉が一般に浸透した昨今、女性にモテようと日々奮闘する男性は、ある意味特別な存在なのかもしれません。しかし、恋愛も結婚も、人と人との関わり合いのなかで成立するものです。相手の気持ちを考え、思いやりを持ち、その上で好意を伝えるようにすることが大事だということです。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

“死の終りに冥し”…詩に託された『十住心論』の教えとは

“死の終りに冥し”…詩に託された『十住心論』の教えとは

空海と詩(4)詩で読む『秘蔵宝鑰』

“悠々たり悠々たり”にはじまる空海『秘蔵宝鑰』序文の詩文。まことにリズミカルな連呼で、たたみかけていく文章である。このリフレインで彼岸へ連れ去られそうな魂は、選べる道の多様さと迷える世界での認識の誤りに出会い、“死...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/11/23
鎌田東二
京都大学名誉教授
2

国家は助けてくれない…「三田会」誕生への大きな経験

国家は助けてくれない…「三田会」誕生への大きな経験

独立と在野を支える中間団体(6)慶應義塾大学「三田会」の起源

中間集団として象徴的な存在である慶應義塾大学「三田会」について考える今回。三田会は単に同窓会組織として存在しているわけではなく、「公」に頼れない場合に重要な役割を果たすものだった。その三田会の起源について解説す...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/11/22
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授
3

日本の根源はダイナミックでエネルギッシュな縄文文化

日本の根源はダイナミックでエネルギッシュな縄文文化

日本文化を学び直す(1)忘れてはいけない縄文文化

大転換期の真っ只中にいるわれわれにとって、日本の特性を強みとして生かしていくために忘れてはいけないことが二つある。一つは日本が森林山岳海洋島国国家であるというその地理的特性。もう一つは、日本文化の根源としての縄...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/09/16
田口佳史
東洋思想研究家
4

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担

人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事
5

謎多き紫式部の半生…教養深い「女房」の役割とその実像

謎多き紫式部の半生…教養深い「女房」の役割とその実像

日本語と英語で味わう『源氏物語』(1)紫式部の人物像と女房文学

日本を代表する古典文学『源氏物語』と、その著者である紫式部は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』の放映をきっかけに注目が集まっている。紫式部の名前は誰もが知っているが、実はその半生や人となりには謎が多い。いったいどのよ...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/10/14