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DATE/ 2018.01.13

不倫しやすい男女の3つの特徴

 ひと昔前は不倫と言ったら、既婚男性に独身女性の愛人、という組み合わせが一般的なイメージでしたが、今は既婚女性と独身男性や、既婚者同士のダブル不倫も増え、何でもあり状態。あなたの周りにも1人や2人、不倫中の人もいるのでは?今回はそんな不倫中、もしくは経験者の方の不倫に走った理由も交え「不倫しやすい人の特徴」をご紹介します。

まずは、不倫しやすい女の3つの特徴から

1)過去に不倫した経験がある

「初めは悩んだが、その後は罪悪感がなくなり既婚男性とばかり付き合ってしまう」(38歳・独身)
「1度彼氏が出来てから、夫だけでは退屈で、身近な気になる人とすぐ不倫関係になってしまう」(43歳・既婚)

 一線を1度越えてしまった女性は不倫へのハードルが下がり、繰り返してしまう人が多いよう。また、1度不倫をすると、その雰囲気から分かるのか不倫目当ての男性が自然と近づいてくる、という負のループもあるようです。

2)女として見られたい願望が強い

「夫は私を女として見てくれない。おしゃれをしたら可愛いと言われたいし、ドキドキしたいので、結婚後も恋愛がやめられない」(39歳・既婚)
 
 これは特に既婚女性に多く、結婚後も恋愛のときめきを忘れられない女性は不倫をしやすい傾向が。また、ルックスが良く美容やおしゃれにこだわる女性も、それを評価されたい気持ちが満たされる不倫に走りがち。「”誰かの奥さん”という扱いではなく、男性の恋愛対象として見られることを常に意識している女友達は、不倫ばかりしています」との声も。

3)ひとりが苦手な寂しがり屋

「たとえ既婚者でも、彼氏がいないよりはマシ。寂しさに負けて、押されると不倫してしまう」(32歳・独身)
 
 1人でいるより誰かと一緒に居たい、そんな孤独に弱いタイプの女性も不倫しやすいよう。仕事終わりや週末に予定が空いていると、誰か相手にしてくれないかと不安になる女性は、男性からしたら誘惑しやすく不倫関係に持ち込むのは簡単という意見が。寂しくなると、つい元彼や自分に好意のある男性に連絡してしまう男がいないとダメなタイプは、不倫へのハードルが低めです。

次は、不倫しやすい男性の3つの特徴

1)妻が、冷たい・怖い・無関心

「帰宅しても、食事がなかったり留守だったり。妻に大事にされていないので、他の女性に愛情とか癒しを求めてしまいます」(42歳・既婚)
「子育てでイライラして当たり散らしたり、いつも怒っている妻を女として見られなくなった。優しい女性がいたら浮気しますよ、それは」(38歳・既婚)

 妻やパートナーに大事にされていないのは、不倫しがちな男性たちの大きな共通項でした。女性に寛大さや優しさを第一に求めている男性が多く、そこが満たされない免罪符として、不倫してしまうケースもめずらしくないようです。

2)今は、金銭的に余裕がある

「若い時は苦労したから、金銭的に余裕がある今はその分モテたいし遊びたくて…」(45歳・既婚)
「仕事で成功したからお金がある。だから女性が寄って来る。なので不倫しやすい。気づいたら自然にそうなっていました」(43歳・既婚)

 モテようと努力しなくても、仕事を頑張って成功すれば自然と女がついてくる…そんな言葉を男性から聞いたことがありますが、金銭的な余裕が自信となると、女性にも積極的になれるもの。また不倫にはお金が掛かるので、自由になるお金がある男性は不倫しやすい傾向もあります。

3)後先考えない欲求優先型

「欲しいものは何が何でも手に入れないと気が済まない。たとえ既婚女性でも、いいなと思ったら相手を振り向かせたくなる」(35歳・独身)

「結婚前から浮気もいっぱいしたけれど、結婚した後も治りません。気に入った女性がいたら、自分の思い通りにしたい気持ちが抑えられないから不倫し続けているのかも」(40歳・既婚)

 たとえば欲しい物があれば躊躇なくカード払いでセット買いする、納得するまで寝食を忘れて仕事する、というような、自分の欲望に忠実なタイプは女性に対しても支配欲や性欲を抑制しない傾向が。もしバレたら、訴えられたら、離婚されたら、など我に返る慎重な男性より、不倫に突進していくスピードは速いようです。

不倫に走りやすい人の根底には「弱さ」や「ずるさ」がある!?

 いかがでしたか?男女とも不倫に走りやすい人の特徴には、ある意味誰でも持っている「弱さ」や「ずるさ」が根底にあるように感じました。

 最近では「不倫は悪」のように非難される場面が増えていますが、それは当人同士の問題で自己責任の範疇であり、外野が兎や角言うことではないという考え方もあります。しかし、その非難の声の中にはパートナーに不倫をされ、辛い思いをしたことがある人もいるはず。目下、不倫中の方は、不倫の善悪ではなく、自分の「弱さ」や「ずるさ」が、時に家族や他人を傷付ける凶器となるということを認識しておくべきかもしれません。
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