社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
【仕事と年収】ラーメン屋店主(44歳男性)
今回は44歳の「ラーメン屋店主」の方に年収などのリアルなお金事情、その仕事の内容をうかがいました。
【年齢】44歳(男性)
【住まい】広島県
【独身or既婚】既婚
・経歴を教えてください。
中学校卒業後、いわゆる土建関係の仕事をしていました。30歳のとき社員旅行で行った鹿児島で惚れ込んだラーメン屋に出会い、そのまま弟子入り。3年間、お店でお世話になった後で、自分の店を出しました。鹿児島で行ったラーメン屋は、当時、お世話になっていた会社の社長の知り合いのお店だったため、すんなりと転職できました。1軒目を出したのが34歳、今は2店舗を経営しています。
・年収/月収/賞与について教えてください。
年収平均1,500万、月収100万、賞与なし。
・貯蓄額はおいくらですか?
3,000万。
・年間休日は?
平均100日。
自営業は皆そうだと思いますが、売上は死活問題なので中途半端に仕事はできません。毎日120パーセントの力で働くので、かなり疲れます。
他には、天気が来店数に響くことや、ラーメン通と言われる人がSNSで当店をマイナス評価をしていると売上に少なからず響いたりします。そのため、来店の際にはピリピリと緊張感が走ります。
――――――――――
「ラーメン屋店主」の仕事と年収いかがでしたでしょうか。この方のお店の経営は順調のようですが、成功はラーメンの味次第、難しい仕事と言えるでしょう。
44歳の「ラーメン屋店主」の年収は…
今回お話をうかがったのはこちらの方。【年齢】44歳(男性)
【住まい】広島県
【独身or既婚】既婚
・経歴を教えてください。
中学校卒業後、いわゆる土建関係の仕事をしていました。30歳のとき社員旅行で行った鹿児島で惚れ込んだラーメン屋に出会い、そのまま弟子入り。3年間、お店でお世話になった後で、自分の店を出しました。鹿児島で行ったラーメン屋は、当時、お世話になっていた会社の社長の知り合いのお店だったため、すんなりと転職できました。1軒目を出したのが34歳、今は2店舗を経営しています。
・年収/月収/賞与について教えてください。
年収平均1,500万、月収100万、賞与なし。
・貯蓄額はおいくらですか?
3,000万。
・年間休日は?
平均100日。
仕事の内容は?残業はどれぐらい?
営業時間は11~18時、平日のみの営業です。店への到着目安は9時30分、開店の準備をします。同時に翌日のスープの仕込みも始めます。オフィス街のため、忙しいのは15時までで、その後クローズまでに次の日の仕込みをします。閉店後は、アルバイトと2人で店を徹底的に掃除して19時には店を出ています。この仕事の良い点は?
自分が自信を持って作ったラーメンをおいしいと食べてもらえるところ。これに尽きると思います!また自営のため、好きなときに休める(子供の行事など)のも良い点です。お店は2店舗経営していますが、1店舗は任せきりにできる店長がいるので、今は安泰ですね。この仕事の悪い点は?
流行り廃りが少なからずあることや、新しいラーメン屋が次々にできるため、新商品の開発には力を入れていますが、失敗の連続で不安に襲われることが多々あります。自営業は皆そうだと思いますが、売上は死活問題なので中途半端に仕事はできません。毎日120パーセントの力で働くので、かなり疲れます。
他には、天気が来店数に響くことや、ラーメン通と言われる人がSNSで当店をマイナス評価をしていると売上に少なからず響いたりします。そのため、来店の際にはピリピリと緊張感が走ります。
――――――――――
「ラーメン屋店主」の仕事と年収いかがでしたでしょうか。この方のお店の経営は順調のようですが、成功はラーメンの味次第、難しい仕事と言えるでしょう。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21
次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂
今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点
猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
冷戦終焉から30年、激変する世界の行方を追う
ポスト冷戦の終焉と日本政治(1)「偽りの和解」と「対テロ戦争」の時代
これから世界は激動の時代を迎える。その見通しを持ったのは冷戦終焉がしきりに叫ばれていた時だ――中西輝政氏はこう話す。多くの人びとが冷戦終焉後の世界に期待を寄せる中、アメリカやヨーロッパ諸国、またロシアや同じく共産...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/06/27
遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性
『江戸名所図会』で歩く東京~吉原(1)「苦界」とは異なる江戸時代の吉原
『江戸名所図会』を手がかりに江戸時代の人々の暮らしぶりをひもとく本シリーズ。今回は、遊郭として名高い吉原を取り上げる。遊女の過酷さがクローズアップされがちな吉原だが、江戸時代の吉原には違う一面もあったようだ。政...
収録日:2024/06/05
追加日:2024/11/18
国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題
教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担
人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19