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DATE/ 2018.12.11

イケメンじゃないのに「モテる」男性の特徴

 よく「どうせ男は女を見た目で選ぶ!」と憤慨する女性達もいますが、女性だって容姿の良い男性には魅かれますし、イケメンには弱いもの。雑誌の見出しやネット記事にも「イケメン」というワードがあるだけで、女性たちの興味度がアップするのは周知の事実です。

 しかし、世の中には全くイケメンではないのにモテる男性も存在します。決して見た目は良くなくても女性達の心を掴む男性には、どんな共通点があるのでしょうか。今回は、男女それぞれの思う「イケメンじゃないのにモテる男性の特徴」を調査してみました。

女性から見た「モテる非イケメン」の特徴とは?

1)笑わせてくれる、おもしろい男
 笑顔にさせてくれるおもしろい男性は、「また会いたい」、「一緒にいて楽しい=好きになっていた」とモテています。しかし女性が求めているのは、ギャグやバカなことをする「おもしろさ」ではなく、退屈しない楽しさを提供してくれること。女性を楽しく笑わせるのには腕や賢さも必要です。イケメンではないお笑い芸人さん達がモテるのはネタがおもしろいという部分だけでなく、その頭の回転の良さや周りを楽しませようという姿勢なのかもしれません。

2)女性の話を聞いてくれる優しい男
 聞き役に回ることの多い女性でも、実は「自分の話を聞いてほしい」と思っているもの。「決してイケメンではないが、部下の相談を最後まで聞いて親身になってくれる上司は隠れ女子ファンが多い」、「温和な雰囲気の男友達は話しやすく、いつも女性が吸い寄せられていく」など、優しく女性の話に耳を傾け理解してくれそうな男性には、自然と女性が集まっていくよう。聞き上手な男性は、包容力や大人の余裕を感じさせるのではないでしょうか。

3)特別なワザを持っているプロフェッショナルな男
 イケメンではないミュージシャンやスポーツ選手もモテているように、現実の恋愛では、たとえばカメラマンや美容師、シェフやアーティストなど、特別な技やテクニックを持っている男性はモテています。「自分には出来ないプロの技にグッとくる」、「ひとつのことに特別秀でている男性は、イケメンじゃなくてもかっこよく見える」など、女性の憧れや尊敬の気持ちを沸き立てるもの。人柄の良さとはまた違った、中身で勝負できる男性はモテて当然かもしれません。

4)しぐさや雰囲気に色気のある男
 女性に対しても「雰囲気美人」「華がある」などの美人ではない人への褒め言葉がありますが、それと同じくイケメンでなくても「雰囲気イケメン」はモテるよう。「清潔感と男臭さのバランスが良いとイケメンじゃなくても色気を感じる」、「歩き方や後ろ姿に色気が漂っている男性は、顔はイマイチでもかっこいいと思ってしまう」など、「色気」があるかどうかが重要だということ。イケメンじゃないなら、筋肉や姿勢などのスタイルや、おしゃれや清潔感など、顔以外の美点を磨くのも大切です。 

男性自身はどう見てる?イケメンじゃないけどモテる男とは

1)仕事で成功し、金がある男
 「やっぱり稼いでる男はイケてなくてもモテている」、「ブサイクな友達に群がる女性は金目当て」など、半分やっかみ?と思うような声もありましたが、男性の経済力は非イケメンをカバーするモテ要素のようです。お金があるということは仕事も成功しているということでもあり、「その自信が女性を惹き付けているのでは」という分析も。

2)連絡やお土産など女性にマメな男
 面倒くさがりだったり、女性のケアに馴れていない男性は、男性の目から見ても「モテない」と感じるよう。やはり「女性が喜ぶ行動がサッとできる男性はイケメンじゃなくてもモテ度が高い」とか、さらに「その行動をし続けられるマメさ」が女性の心を掴むのではという意見も。マメなのがモテると分かってはいるのに、なかなか実践できないというのが多くの男性の本音でもあるようでした。

3)遠慮せずに押して押しまくる男
 ガツガツした男性はモテないかと思いきや、「イケメンじゃないのにグイグイ女性にアプローチする友達はなんだかんだモテる」とか「いわゆるイケメンじゃなくても、女性を根負けさせるくらいの気合いのある先輩はいつも可愛い彼女がいる」など、自ら熱烈にアプローチする非イケメンはモテ男子になれることも。押しに弱い女性も実は多く、自分を好きと言ってくれる男性はいつしか気になってしまうこともあるのでは。

「モテる」ことは最強のスペックのひとつ

 いかがでしたか?

 女性は実体験ベースで答えてくれましたが、「尊敬や、憧れる部分があるか」という点、「自分を理解して接してくれているか」という点が、イケメンじゃなくてもモテる男性の重要なポイントだという印象がありましたし、女性にとって、だんだん「イケメンに見えてくる」「かっこよく見えてくる」ことが、イケメンじゃない恋愛相手として必要な要素なのかもしれません。

 男性の答えからは「羨ましい」「こうなりたい」と、イケメンに対する気持ちと同じような羨望の声が多く聞かれました。つまり男性にとっては、イケメンでもイケメンじゃなくても「モテる」ことは最強のスペックのひとつ。イケメンにはなれなくても、モテることでイケメンを上回ることもできるということではないでしょうか。
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