テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2019.07.16

アラサー女性が恋愛に失敗する「本当の理由」

 なかなか真剣な交際に発展しない、付き合っている男性と結婚まで辿り着けない、など手痛い恋愛経験を積んでいるアラサー女性の皆さんもいると思います。アラサーというタイミングは、環境、年齢、仕事、結婚や出産という様々なライフステージの変化を意識せざるを得ないもので、ただ「好き」で突っ走っていられた20代の頃の恋愛とは勝手が違いますが、「恋愛に突っ走ってもいないのに、怪我するのがアラサー女性の恋愛」と語るアラサー女性もいます。

 そこで今回は、アラサー女性が恋愛で陥りやすい失敗をピックアップ。恋愛に失敗する本当の理由や、恋愛を結婚に結びつけるために意識したいポイントなどをご紹介します。

アラサー女性が恋愛で失敗しがちな理由とは?

1:とにかく結婚を焦っている
 結婚というゴールに焦り過ぎると、それまでの過程や相手と信頼関係を築くことを二の次にしてしまい恋を台無しにしがちなのがアラサー女性。男性だって結婚したくないわけではありませんが、「早く結婚したいだけで、俺じゃなくてもいい感があったので別れた」「付き合って間もないのに、親に会わされたり押し掛け女房的に住み着かれて、その必死さが怖かった」という男性も。絶対に結婚を考えられない男性と恋愛するのは時間のムダかもしれませんが、強過ぎる結婚願望が恋愛を遠ざけることも。

2:プライドが高く慎重になっている
 こちらは上記とは反対に「結婚に焦っていると思われたくない」という見栄が強過ぎて、気になる男性がいても「アプローチして引かれたらどうしよう…」と躊躇したり、恥をかきたくない、もう傷つきたくないというプライドや保身がじゃまをするパターン。しかし「待っているだけでは、男性はどんどん若い積極的な女性達に奪われる」とアラフォー女性の我が身を振り返る言葉にもあるように、いつまでも男性が寄って来るのを待って自分からアクションを起こさないと恋愛のチャンスを失います。

3:男性へのダメ出しが厳しい
 「こんな人がいい」という話よりも「こんな男はダメ!」と男性をふるいに掛けるような話題が目立ってくるのがアラサー女性。経験を積むと、男性への条件が厳しくもなりますが、恋愛のキャパシティーを自ら狭めるという失敗を冒している可能性も。「おごってくれない男はありえない、とか年収1000万円ないとナシ、とか言っている女友達に男を紹介してと言われますが、誰も紹介したくない」と言う男性の声も。せめて理想や条件はポジティブな方向で持ちたいものです。

4:いいなと思う男性は既婚者ばかり
 「いい男がいない」「出会いもない」、そう嘆くアラサー女性は多いもの。同年代の男性はどんどん結婚し、素敵だなと思う男性はみんな既婚者という状況に立たされていくわけです。そんな状況で恋愛や婚活に疲れてしまうと、つい不倫をしてしまったり、女同士つるんで「いい男いないかな~」と飲んでばかりという方もいるのでは。そうなると男性からは結婚どころか恋愛の対象外となり、最悪遊ばれるだけで終わることも。

アラサー女性が、恋愛を結婚に結びつけるポイントはここ!

 やはりアラサー女性が恋愛で失敗する理由には、「結婚」への意識が複雑に絡まった、アラサーなりの恋愛観がその根底にあります。では、どうしたらその恋愛を結婚に繋げられるのでしょうか。男性にも意見を聞いてみました。

・考えていることを素直な気持ちで伝える
 「数年付き合っている彼女に、「私はそろそろ結婚したいと思っているけどあなたは?」とサラリと言われ、素直な言葉が嬉しかった。考え過ぎずに自然に気持ちを言える人は結婚できると思う」(36歳)

・結婚はひとまず置いて、まず恋愛関係を深める
 「最初から”結婚を考えないなら付き合わない”みたいなことを言うアラサー女子も増えているけれど、それはアウト。愛されていると男も感じられないと、結婚はしません」(34歳)

・尽くし過ぎず、ストレスを与えない大人の女になる
 「この人とはずっと一緒にいられる、無理しなくていい、と思わせることがポイント。尽くすとかではなく、男性にストレスを感じさせない女性であること。アラサーなら時には頼れる存在にもなれることが大事なのでは」(33歳)

 同世代である30代の男性達の意見を聞いてみると、アラサー女性に求められているポイントは、「頑固じゃなく素直」、「大人の女性としての余裕」、「結婚目当てと思わせない愛情を見せる」ということ。女性がアラサーになれば恋愛観が変わってくるように、男性も年齢を重ねれば女性に求めることが変化していくもの。幸せにしなきゃ、ではなく、「一緒に幸せになれそう」と思える女性になることが、結婚へ至る近道だとも言えるのではないでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」

経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?

東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21
2

次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂

次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂

今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点

猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事
3

冷戦終焉から30年、激変する世界の行方を追う

冷戦終焉から30年、激変する世界の行方を追う

ポスト冷戦の終焉と日本政治(1)「偽りの和解」と「対テロ戦争」の時代

これから世界は激動の時代を迎える。その見通しを持ったのは冷戦終焉がしきりに叫ばれていた時だ――中西輝政氏はこう話す。多くの人びとが冷戦終焉後の世界に期待を寄せる中、アメリカやヨーロッパ諸国、またロシアや同じく共産...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/06/27
中西輝政
京都大学名誉教授
4

遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性

遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性

『江戸名所図会』で歩く東京~吉原(1)「苦界」とは異なる江戸時代の吉原

『江戸名所図会』を手がかりに江戸時代の人々の暮らしぶりをひもとく本シリーズ。今回は、遊郭として名高い吉原を取り上げる。遊女の過酷さがクローズアップされがちな吉原だが、江戸時代の吉原には違う一面もあったようだ。政...
収録日:2024/06/05
追加日:2024/11/18
堀口茉純
歴史作家
5

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担

人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事