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DATE/ 2019.08.21

駅で買えるお土産!JR東日本おみやげグランプリ

 旅先のおみやげにいつも迷ってしまう人、必見! JR東日本が主宰する「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2019」の投票結果が発表されました。3度目となる今年は、どんなおみやげが選ばれたのでしょうか? 過去に受賞したおみやげについてもご紹介します。

「JR東日本おみやげグランプリ」とは

 JR東日本WEBサイトで行われた、東日本エリアにある駅周辺で手に入るおみやげNo.1を決める人気投票です。2019年で3回目の開催となります。

 獲得票数が最も多かった総合グランプリのほか、総合準グランプリ、「食品」「雑貨」など各部門から選ばれた金賞・銀賞・新人賞(発売から5年位内の賞品)、贈りたいシーンの得票数に応じて選ばれた特別賞といった賞が設けられています。

初回・第2回のおみやげグランプリ受賞商品

<2017年>1都16県128品エントリー、総計94,300票
【総合グランプリ】
『バターフィナンシェ』(株式会社 シュクレイ)
主な販売箇所/新宿駅NEWoMan SHINJUKU 2F エキナカ「バターバトラー」
価格/4個入 864円、8個入 1,620円 、12個入 2,268円、16個入 3,240円

 「おみやげグランプリ」初のグランプリを受賞したのは、バターを主役に据えたバタースイーツ専門店「バターバトラー」の『バターフィナンシェ』。表面はカリッと、中はメープルシロップでしっとりと仕上げた食感が大人気。受賞後は東京駅の新名物として注目されました。ほかにもバターガレット、バターキャラメルポットなど、新商品も続々登場しています。

(※2017年の準総合グランプリは未設)

<2018年> 1都16県124品エントリー、総計30,541票
【総合グランプリ】
『元祖くず餅 カップくず餅』(株式会社 船橋屋)
主な販売箇所/亀戸駅 アトレ亀戸「船橋屋」
価格/450円(6切 お一人様用)

 1805年の創業から200年以上続く老舗和菓子店・船橋屋の看板商品であるくず餅をカップ入りにした『元祖くず餅 カップくず餅』が、2018年堂々のグランプリに。6切れが3段に積み重なった一口サイズのくず餅はもっちりと厚みがあり、カップ入りといえど食べ応え十分。こだわりのきな粉と黒蜜も風味豊かで、創業から変わらぬ自然のままのおいしさが人気となっています。

【総合準グランプリ】
『桔梗信玄生プリン』(株式会社 桔梗屋)
主な販売箇所/甲府駅 セレオ甲府「黒蜜庵」、八王子駅 セレオ八王子「黒蜜庵」など
価格/982円(4個)、1,458円(6個)、1,965円(8個)、2,916円(12個)

 2018年の準グランプリは、山梨土産として確固たる地位を築いた「信玄餅」の老舗・桔梗屋の生プリン。信玄餅の味わいはそのままに、フレッシュな生クリームをたっぷり使ったとろける舌触りのプリンにおなじみの黒蜜をかけて食べます。往年の信玄餅ファンはもちろん、和スイーツ好きにはたまらない逸品です。

 なお、総合グランプリに選ばれた賞品は次回にはエントリーできないルールとなっています。

2019年のグランプリに選ばれたおみやげは?

<2019年> 1都16県197品エントリー、総計73,944票
【総合グランプリ】
『フランセ 果実をたのしむミルフィユ詰合せ』(株式会社 シュクレイ)
主な販売箇所/吉祥寺駅 アトレ吉祥寺「フランセ」、上野駅 アトレ上野 「フランセ」など
税込価格/12個入 1,620円、16個入 2,160円、24個入 3,240円

 2019年、堂々の総合グランプリに輝いたのは、洋菓子店フランセの『果実をたのしむミルフィユ詰合せ』。サクサクとした歯触りのパイ生地をチョコレートでコーティングした、フランセの代表作です。「いちご」「れもん」「ピスタチオ」「ジャンドゥーヤ」の人気フレーバーを楽しむことができるほか、パッケージデザインも可愛らしい!と、特に女性からアツイ支持が集まったようです。賞味期限が製造日より60日と比較的長めなのも、おみやげとして嬉しいポイントですね。

【総合準グランプリ】
『TAICHIRO MORINAGA キャラメルクリスピー駅舎バージョン』(森永製菓株式会社)
エントリーエリア/東京都
主な販売箇所/東京駅 グランスタ「TAICHIRO MORINAGA STATION Labo」
税込価格/8個入 1,580円

 2019年の総合準グランプリに選ばれたのは、2018年12月にオープンした森永製菓のニューブランド「TAICHIRO MORINAGA」のキャラメルクリスピー。キャラメルの新しい食べ方を追求したという当商品は、キャラメルチップとチョコレート、クッキーを掛け合わせた、何ともいえない不思議な食感がクセになること請け合い。東京駅の駅舎をデザインしたパッケージも、東京みやげとしての存在感を引き立ててくれます。

 いかがでしたか? どれも見逃せない、リピート必至のおみやげばかり。おみやげ選びに困ったら、ぜひ参考にしてみてください。

<参考サイト>
・JR東日本おみやげグランプリ2019
https://jreast-omiyage.jp/
・「みんなが贈りたい。JR 東日本おみやげグランプリ 2019」結果発表 JR東日本ニュース
https://www.jreast.co.jp/press/2019/0715.pdf
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