社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
転職の狙い目は〇月?データから見える傾向は?
新卒入社は大多数が4月入社ですが、中途の場合は1月から12月までどの時期の入社もあります。では、転職をするならどの時期が一番良いのでしょうか?
転職エージェント・アクシス株式会社の末永雄大氏は自社サイト「すべらない転職」で「転職市場が活発になるのは上半期、下半期の初月にあたる4月、10月の時期」だと説明しています。3月、9月に退職者が増えるので、その補充として4月、10月の中途入社が増えるというわけです。年度末、半期末に退職者が多く、4月、10月に中途入社が多いな、と感じている読者の方も多いのではないでしょうか。末永氏は中でも特に10月がおすすめ、と主張しています。なぜなら人事のスケジュールに空きがあるから。エージェントとしての経験があるからこそ出てくる観点ですね。
転職サイトを手掛けているIndeed Japanは、サイトの検索数というデータから『「仕事探しの時期」に関する調査』で転職に適した時期を分析しています。代表的な5つの職種(営業・マーケティング・経理・人事・事務)が最も多く検索されているのは3月、次いで4月とのことで、この点では末永氏の分析と共通しています。それに対し、求人検索割合が最も少ないのは12月。一方で実は求人倍率は12月が最も高いというデータがあります。つまり、職を探している人は相対的に少ないものの、供給は多いという穴場になっているのです。
転職市場が活発になる時期は…
スタッフの中にはこれまで2回転職を経験している者がいます。そのスタッフの話ですが、そのうち1回は4月入社で、従業員数1万人を超える企業だったため、4月の中途入社者数は100人以上いて驚いたそうです(同時に入社した新卒社員はその数倍いたそうですが)。転職エージェント・アクシス株式会社の末永雄大氏は自社サイト「すべらない転職」で「転職市場が活発になるのは上半期、下半期の初月にあたる4月、10月の時期」だと説明しています。3月、9月に退職者が増えるので、その補充として4月、10月の中途入社が増えるというわけです。年度末、半期末に退職者が多く、4月、10月に中途入社が多いな、と感じている読者の方も多いのではないでしょうか。末永氏は中でも特に10月がおすすめ、と主張しています。なぜなら人事のスケジュールに空きがあるから。エージェントとしての経験があるからこそ出てくる観点ですね。
転職サイトを手掛けているIndeed Japanは、サイトの検索数というデータから『「仕事探しの時期」に関する調査』で転職に適した時期を分析しています。代表的な5つの職種(営業・マーケティング・経理・人事・事務)が最も多く検索されているのは3月、次いで4月とのことで、この点では末永氏の分析と共通しています。それに対し、求人検索割合が最も少ないのは12月。一方で実は求人倍率は12月が最も高いというデータがあります。つまり、職を探している人は相対的に少ないものの、供給は多いという穴場になっているのです。
12月=穴場のトレンドは続く?
リクルートやソフトバンクのように通年で新卒採用をする企業も少しずつ増えてきていますし、日系企業と違い1月から会計年度が始まる外資系企業の場合もまた上述したケースには当てはまりませんが、それでもまだ大多数の日本の企業は4月に新卒採用を行うというリズムで動いているのは事実。全体的なサイクルとしては、12月が穴場というトレンドは続きそうです。例外として、「12月が穴場」という情報が誰でも知っている常識となってしまったら、12月を狙う求職者が増えて穴場ではなくなってしまうかもしれませんね。<参考サイト>
・転職は10月入社がベスト?転職のプロが理由やメリットを解説! | すべらない転職
https://axxis.co.jp/magazine/22146
・Indeed Japan 求職者の「仕事探しの時期」に関する調査を実施 ~求人検索をする求職者が最も多いのは3月、転職に向けた検索の”狙い目“は12月~|Indeed Japan株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000028842.html
・転職は10月入社がベスト?転職のプロが理由やメリットを解説! | すべらない転職
https://axxis.co.jp/magazine/22146
・Indeed Japan 求職者の「仕事探しの時期」に関する調査を実施 ~求人検索をする求職者が最も多いのは3月、転職に向けた検索の”狙い目“は12月~|Indeed Japan株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000028842.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
55年体制は民主主義的で、野党もブレーキ役に担っていた
55年体制と2012年体制(1)質的な違いと野党がなすべきこと
戦後の日本の自民党一党支配体制は、現在の安倍政権における自民党一党支配と比べて、何がどのように違うのか。「55年体制」と「2012年体制」の違いと、民主党をはじめ現在の野党がなすべきことについて、ジェラルド・カ...
収録日:2014/11/18
追加日:2014/12/09
5Gはなぜワールドワイドで推進されていったのか
5Gとローカル5G(1)5G推進の背景
第5世代移動通信システムである5Gが、日本でもいよいよ導入される。世界中で5Gが導入されている背景には、2020年代に訪れるというデータ容量の爆発的な増大に伴う、移動通信システムの刷新がある。5Gにより、高精細動画のような...
収録日:2019/11/20
追加日:2019/12/01
マスコミは本来、与野党機能を果たすべき
マスコミと政治の距離~マスコミの使命と課題を考える
政治学者・曽根泰教氏が、マスコミと政治の距離を中心に、マスコミの使命と課題について論じる。日本の新聞は各社それぞれの立場をとっており、その報道の基本姿勢は「客観報道」である。公的異議申し立てを前提とする中立的報...
収録日:2015/05/25
追加日:2015/06/29
BREXITのEU首脳会議での膠着
BREXITの経緯と課題(6)EU首脳会議における膠着
2018年10月に行われたEU首脳会議について解説する。北アイルランドの国境問題をめぐって、解決案をイギリスが見つけられなければ、北アイルランドのみ関税同盟に残す案が浮上するも、メイ首相や強硬離脱派はこれに反発している...
収録日:2018/12/04
追加日:2019/03/16
健康経営とは何か?取り組み方とメリット
健康経営とは何か~その取り組みと期待される役割~
近年、企業における健康経営®の重要性が高まっている。少子高齢化による労働人口の減少が見込まれる中、労働力の確保と、生産性の向上は企業にとって最重要事項である。政府主導で進められている健康経営とは何か。それが提唱さ...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/09/21