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飲み会でされると嫌な4つの行動とは
近年、若者の”酒離れ”が話題に上がることも増えました。「株式会社バザール」が公開した「お酒を飲む頻度」の調査レポートでは、「お酒をどのくらいの頻度で飲むか」という質問に対し、20代の男性では実に39.8%が「ほとんど飲まない」「まったく飲まない」と回答。好んで飲むのは、かつて飲みにケーションを実践していたシニア層の方が多いという結果に。とはいえ、今や全体でも38.9%の人が「ほとんど飲まない」「まったく飲まない」と回答しており、お酒を飲まない傾向が高まっているのは若者だけではなさそうです。
飲まない人が増えている昨今、そんな人達が飲みの場でされると嫌なことも知っておく必要があるのでは? そこで今回は、飲む人も飲まない人も誰もが楽しめる飲み会の”ルール”について知るべく、お酒を飲まない派の方々にお話を伺いました。
「自分は1滴でも飲むとアレルギー反応があるのに、ウーロン茶にふざけてお酒を混ぜてきたり、ひと口くらい、と飲ませようとされること」と体質的に飲めない人や、「少しは飲めますが健康も考えて飲まない私に、”今日くらいいいじゃん””本当は飲めるくせに”となぜか飲ませたがる人もいる」と、あえて飲まない人からも同様の声が。安全面でもリスクも高い行動ですし、パワハラにもなってしまいます。
2・大量飲酒する人と、飲まない人もキッチリ割り勘
「泥酔するほどアホみたいに飲む同僚のせいで会計が高くつく。せめて飲まない人は安くするのなら、好きなだけ飲めばいいと思えるのに」と、アルコール類は高くつくのに割り勘なのが嫌という人も。一方、「飲み放題を付けられても”飲まないのになー”と思っていたのですが、かえってその方が明朗会計なので気を遣わなくていい」という飲み放題プランOKの飲まない派も多数。いずれにしても飲まない人の負担が過度に大きくならない配慮はしたいところです。
3・帰りたいのに、二次会にしつこく誘われる
「はっきり言ってお酒を飲まない私は二次会までテンションが保たない。行きたい人だけで行ってほしい」、「飲めないからって誘わないのも…と気を遣っているのか、二次会に強引に連れていかれそうになることも。いらない気遣いはやめて」など、飲まない派は一次会で帰りたい人がほとんど。きっと来ない、と判断するよりも、飲む飲まないに関わらず二次会は有志だけで開催しましょう。
4・「人生損してる」「お酒くらい飲めないと」と説教される
「アルコールを受け付けない体質なのに、飲めないなんて人生損してると毎回のように言われること」、「お酒がかなり弱いのでできるだけ飲まないようにしていると、酒くらい飲めないと営業としてやっていけないぞ、などと説教してくる上司。そういう古い観念を押しつけないで」という声も多数。お酒が入ると説教くさくなったり、酒の席での武勇伝を語りたがるタイプは嫌われるので気をつけましょう。
「自分は下戸ですが飲み会の席は好き」と語るYさん(48歳男性)は、周りが酔っていても楽しくその場を過ごせるし苦痛もないと言います。しかし遠慮なく誘って欲しいのに、声の掛からない飲み会があるのも残念なのだそう。同じように、飲まない人たちは酔った人の高いテンションを必ずしも苦手と感じているわけではなく、「飲み会」自体が嫌なのではないケースも多いよう。
また、本当は飲めるけれど、健康や美容を考えてお酒を辞めたというMさん(40歳女性)は「美味しい食事がメインの飲み会には積極的に行きますが、その時は割り勘でも全然OK。逆に、飲まないからと毎回自分だけ会計を安くしてもらうのも面倒をかけて気が引ける」とのこと。確かに「私はお酒飲んでないから安くして」と自分からは言いにくいものです。飲み会によくある「飲み放題付きプラン」を容認する飲まない派が多かったのも、一律いくらと平等に支払いができる気楽さがあるからなのかもしれません。
お酒を飲む飲まないにかかわらず、「飲み会に来ても、飲みたい人が飲み、飲みたくない人は飲まなくてもいい」、「支払いはなるべく平等に」このくらいの緩いルールを誰もが意識しておけば、飲めない人ばかりが嫌な思いをすることも少ないはず。飲めないからではなく、今日は飲まない、そんな選択をする人が今後もっと増えてくれば、「飲み会」という言葉さえ「飲みにケーション」と同じく廃れていく可能性もないとは言えないですね。
飲まない人が増えている昨今、そんな人達が飲みの場でされると嫌なことも知っておく必要があるのでは? そこで今回は、飲む人も飲まない人も誰もが楽しめる飲み会の”ルール”について知るべく、お酒を飲まない派の方々にお話を伺いました。
飲まない人に聞いた、飲み会でされると嫌な4つの行動
1・「少しくらいなら」「本当は飲めるよね?」と酒を強要「自分は1滴でも飲むとアレルギー反応があるのに、ウーロン茶にふざけてお酒を混ぜてきたり、ひと口くらい、と飲ませようとされること」と体質的に飲めない人や、「少しは飲めますが健康も考えて飲まない私に、”今日くらいいいじゃん””本当は飲めるくせに”となぜか飲ませたがる人もいる」と、あえて飲まない人からも同様の声が。安全面でもリスクも高い行動ですし、パワハラにもなってしまいます。
2・大量飲酒する人と、飲まない人もキッチリ割り勘
「泥酔するほどアホみたいに飲む同僚のせいで会計が高くつく。せめて飲まない人は安くするのなら、好きなだけ飲めばいいと思えるのに」と、アルコール類は高くつくのに割り勘なのが嫌という人も。一方、「飲み放題を付けられても”飲まないのになー”と思っていたのですが、かえってその方が明朗会計なので気を遣わなくていい」という飲み放題プランOKの飲まない派も多数。いずれにしても飲まない人の負担が過度に大きくならない配慮はしたいところです。
3・帰りたいのに、二次会にしつこく誘われる
「はっきり言ってお酒を飲まない私は二次会までテンションが保たない。行きたい人だけで行ってほしい」、「飲めないからって誘わないのも…と気を遣っているのか、二次会に強引に連れていかれそうになることも。いらない気遣いはやめて」など、飲まない派は一次会で帰りたい人がほとんど。きっと来ない、と判断するよりも、飲む飲まないに関わらず二次会は有志だけで開催しましょう。
4・「人生損してる」「お酒くらい飲めないと」と説教される
「アルコールを受け付けない体質なのに、飲めないなんて人生損してると毎回のように言われること」、「お酒がかなり弱いのでできるだけ飲まないようにしていると、酒くらい飲めないと営業としてやっていけないぞ、などと説教してくる上司。そういう古い観念を押しつけないで」という声も多数。お酒が入ると説教くさくなったり、酒の席での武勇伝を語りたがるタイプは嫌われるので気をつけましょう。
飲まない人に気を遣うよりも、意識したい飲み会のルールとは
こうして飲まない人達の声を聞いてみると、飲む側もそれなりに気を遣っている部分はある印象を受けました。しかし「飲めないから誘わない」「飲まないとつまらないのではないか心配」「飲まない人も楽しんでほしい」そんなズレた気遣いから、余計に嫌な思いをさせてしまっていることもあるのが怖いところ。「自分は下戸ですが飲み会の席は好き」と語るYさん(48歳男性)は、周りが酔っていても楽しくその場を過ごせるし苦痛もないと言います。しかし遠慮なく誘って欲しいのに、声の掛からない飲み会があるのも残念なのだそう。同じように、飲まない人たちは酔った人の高いテンションを必ずしも苦手と感じているわけではなく、「飲み会」自体が嫌なのではないケースも多いよう。
また、本当は飲めるけれど、健康や美容を考えてお酒を辞めたというMさん(40歳女性)は「美味しい食事がメインの飲み会には積極的に行きますが、その時は割り勘でも全然OK。逆に、飲まないからと毎回自分だけ会計を安くしてもらうのも面倒をかけて気が引ける」とのこと。確かに「私はお酒飲んでないから安くして」と自分からは言いにくいものです。飲み会によくある「飲み放題付きプラン」を容認する飲まない派が多かったのも、一律いくらと平等に支払いができる気楽さがあるからなのかもしれません。
お酒を飲む飲まないにかかわらず、「飲み会に来ても、飲みたい人が飲み、飲みたくない人は飲まなくてもいい」、「支払いはなるべく平等に」このくらいの緩いルールを誰もが意識しておけば、飲めない人ばかりが嫌な思いをすることも少ないはず。飲めないからではなく、今日は飲まない、そんな選択をする人が今後もっと増えてくれば、「飲み会」という言葉さえ「飲みにケーション」と同じく廃れていく可能性もないとは言えないですね。
<参考サイト>
・進む若者の“酒離れ”。20代男性は39.8%が「月に1度もお酒飲まない」│ワインバザール
http://wine-bzr.com/topic/report/7534/
・進む若者の“酒離れ”。20代男性は39.8%が「月に1度もお酒飲まない」│ワインバザール
http://wine-bzr.com/topic/report/7534/
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