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冬の電気代、コスパ最高の家電とは?
寒さが厳しい冬ですが、どんな暖房器具を使っていますか?エアコン、電気ストーブ、セラミックファンヒーター、こたつ、電気カーペット、電気毛布――。どれが良いかはライフスタイルやシチュエーション次第ですが、それぞれの強みや特徴などに迫ってみたいと思います。
続いて電気ストーブです。本体から熱を発することで、ストーブの前を中心に暖めるもので、すぐに暖かくなるのがメリットです。一方で部屋全体を暖めるのは得意ではないため、1人で過ごしていて一か所から動かない時や、エアコンと併用して部屋全体が暖まるまで使う、などが良いでしょう。強で使用した場合、電気代は1時間27円程度ですが、電気ストーブ自体は数千円で購入できるというハードルの低さは強みです。
セラミックファンヒーターは本体から温風を出す仕組みですが、広い空間を暖めるのは苦手です。そのため電気ストーブと同じく、一定の場所をすぐ暖めたい時に向いています。1時間30円程度と電気ストーブより電気代が高くつくため、トイレや脱衣所など短時間使用、かつ限られたスペースで使うケースもよく見られます。
電気カーペットは部屋全体を暖かくすることはできませんが、こたつと同じくそこから離れがたくなる暖房器具ですね。3畳用だと電気代は1時間に12円程度。こたつより高くつきますが、置き場を選ばないという点ではこたつに勝っています。
最後に電気毛布です。電気カーペットに似た仕組みですが、床に敷く電気カーペットと違い、寝る時体に掛けたり、日中でもひざや肩にかけて使われます。電気代は1時間に1円程度とここまで挙げた暖房器具の中でも群を抜いて安く、コスパで見れば最高とも言えるでしょう。ただし1人で使用するのが一般的なため、家族みんなで暖まりたい時は人数分用意する必要があります。また、寝る時につけっぱなしにしてしまうと布団の中が暖かくなり過ぎ、脱水症状になる危険性もあるのでタイマーを使用するのが良いでしょう。
ここまで冬の寒さを乗り切る家電の特徴を見てきました。それぞれ得手不得手があるため、どんな人にもこれが一番!とおすすめできるものはないのですが、1人暮らしであれば電気毛布、複数人の家族で置くスペースに不自由がないのであればこたつがコスパ面ではおすすめです。状況に応じていろいろな暖房器具を使い分けて、冬の寒さを乗り切りましょう!
エアコンの電気代は 年式によって差も
まずはエアコンから見てみましょう。暖めた空気を室内に循環させるため、つけてから暖かくなるまで少し時間がかかりますが、部屋全体の温度を上げることができます。設定温度や外気温との差、対応する部屋のサイズによっても異なるのですが、8畳用だと1時間あたり20円ほどです。ただし年式によっても大きく異なるため、古いタイプだと電気代も高くつく傾向があります。続いて電気ストーブです。本体から熱を発することで、ストーブの前を中心に暖めるもので、すぐに暖かくなるのがメリットです。一方で部屋全体を暖めるのは得意ではないため、1人で過ごしていて一か所から動かない時や、エアコンと併用して部屋全体が暖まるまで使う、などが良いでしょう。強で使用した場合、電気代は1時間27円程度ですが、電気ストーブ自体は数千円で購入できるというハードルの低さは強みです。
セラミックファンヒーターは本体から温風を出す仕組みですが、広い空間を暖めるのは苦手です。そのため電気ストーブと同じく、一定の場所をすぐ暖めたい時に向いています。1時間30円程度と電気ストーブより電気代が高くつくため、トイレや脱衣所など短時間使用、かつ限られたスペースで使うケースもよく見られます。
こたつと電気毛布がコスパ最高?
日本の冬と言えばこたつ。そういうイメージを持っている人も少なくないでしょう。こたつは強モードだと1時間15円程度の電気代ですが、暖めるエリアがある程度密閉されていて狭いため、一度暖めれば温度がキープされやすいのが強み。実際には強モードで1時間使い続けなくても暖を取れるため、電気代をもっと抑えることができるでしょう。弱点としてはこたつ自体はそこそこ場所を取る、こたつの外は暖められない、こたつから出たくなくなる――などでしょうか。電気カーペットは部屋全体を暖かくすることはできませんが、こたつと同じくそこから離れがたくなる暖房器具ですね。3畳用だと電気代は1時間に12円程度。こたつより高くつきますが、置き場を選ばないという点ではこたつに勝っています。
最後に電気毛布です。電気カーペットに似た仕組みですが、床に敷く電気カーペットと違い、寝る時体に掛けたり、日中でもひざや肩にかけて使われます。電気代は1時間に1円程度とここまで挙げた暖房器具の中でも群を抜いて安く、コスパで見れば最高とも言えるでしょう。ただし1人で使用するのが一般的なため、家族みんなで暖まりたい時は人数分用意する必要があります。また、寝る時につけっぱなしにしてしまうと布団の中が暖かくなり過ぎ、脱水症状になる危険性もあるのでタイマーを使用するのが良いでしょう。
ここまで冬の寒さを乗り切る家電の特徴を見てきました。それぞれ得手不得手があるため、どんな人にもこれが一番!とおすすめできるものはないのですが、1人暮らしであれば電気毛布、複数人の家族で置くスペースに不自由がないのであればこたつがコスパ面ではおすすめです。状況に応じていろいろな暖房器具を使い分けて、冬の寒さを乗り切りましょう!
<参考サイト>
電気代が最も安い暖房機器はどれ?電気代を抑える4つのコツも必見! | 不動産の学校
https://fudosan-gakko.com/life/danbou-denkidai/
電気ストーブの電気代は高い?暖房器具の電気代徹底比較! | 電力比較サイト エネチェンジ
https://enechange.jp/articles/cost-heater
価格.com - ホットカーペットの電気代が気になる季節。他の暖房器具とも徹底比較!|電気料金比較
https://kakaku.com/energy/article/?en_article=252
電気代が最も安い暖房機器はどれ?電気代を抑える4つのコツも必見! | 不動産の学校
https://fudosan-gakko.com/life/danbou-denkidai/
電気ストーブの電気代は高い?暖房器具の電気代徹底比較! | 電力比較サイト エネチェンジ
https://enechange.jp/articles/cost-heater
価格.com - ホットカーペットの電気代が気になる季節。他の暖房器具とも徹底比較!|電気料金比較
https://kakaku.com/energy/article/?en_article=252
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