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DATE/ 2021.06.06

ドライブレコーダーの取付位置にはご注意!

 ドライブレコーダーは今やさまざまな場面で活躍しています。交通事故や危険運転などのトラブルに遭遇した際に証拠となることはもちろん、駐車監視機能などがついたものであれば、車上荒らしや車へのいたずらといったものも記録できます。いわばクルマそのものの防犯カメラといってもいいでしょう。また最近では、ネットで購入して自分で取り付ける人も増えているようです。しかし、取り付け位置を間違うと違法となる場合もあります。ではどこに取り付けるのが正解なのでしょうか。ポイントを整理しておきましょう。

ガラス開口部の実長の20%以内の範囲

 ドライブレコーダーの取り付け位置は、「道路運送車両の保安基準(第29条)窓ガラス」において、「ガラス開口部の実長の20%以内の範囲」または「車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲」に取り付けるように規定されています。やや表現が難しいのですが、簡単にいうと「フロントガラスの一番上から20%(5分の1)以内の場所」または「ルームミラーの裏側のエリア」につけなさいということのようです。

 ルームミラーはおおよそ上端から20%程度の位置にあるので、実際はルームミラー付近につければ問題ないということのようです。ただし、最近の自動化された車体の場合、ワイパーやヘッドライトなどのセンサーがルームミラーの背面にあるようです。この位置をよく確認して、センサーをさえぎらない位置に取り付ける必要はあります。また、もちろん車検ステッカー(検査標章)とも重ならないようにする必要があります。アドバイスとしては、ワイパーの可動範囲内にしておくとより綺麗に録画できます。

車両の内部電源に直結したい場合は整備士さんへ

 ドラレコを自分で取り付ける時の失敗事例としてあげられるものに、まずは電源関係があります。ドラレコの電源をシガーソケットからとる分には特に問題ないですが、配線が車内に伸びるので見た目は悪くなります。また服や荷物などにひっかかったりするおそれもあります。

 こういったことから、できれば車体の内部電源を確保したいところ。しかし、この接続の仕方を間違うと、ヒューズが飛んでオーディオなどが動かなくなったり、間違って常時電源につなぐとバッテリーが上がってしまったりします。また、配線を隠そうと内張やインナーパネルを剥がすことで、パネルやパネルの爪を折ってしまうこともよくあるようです。さらに、アース線をきちんと取れなければドラレコ自体が起動しなくなります。

 個人が取り付ける場合、車内のシガーソケットから電源をとるというところまでにしておいた方が無難です。車両の内部電源に直結して設置したい場合、やり方や注意点はウェブ上でもさまざまなアドバイスがありますが、そこはあまり無理せず整備士さんに任せたほうが安心です。カー用品店などで買えば、追加で工賃を払うことによって取り付けまで行ってもらえます。また、出張取り付けサービスを行っているウェブサイトもあるようです。

<参考サイト>
道路運送車両の保安基準(2021年4月28日現在)|国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html

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