テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2021.06.16

フェイスパウダーの正しい使い方とは

 なりたい肌に近づくためにどんなベースメイクをしていますか? コンシーラーで肌の色味を調整したり、リキッドやパウダーなど好みのファンデーションでベースメイクをするのが基本ですよね。フェイスパウダーはそんなベースメイクの仕上げに登場するアイテムですが、どんな役割があってどうやって使うのが正しいのかご存知でしょうか? メイクをワンランクアップさせてくれるフェイスパウダーについて紹介していきましょう。

ファンデーションとの違いは?

 違いがいまいち分からない方も多いファンデーションとフェイスパウダー。実は含まれる油分の量が違い、ベースメイクでの役割も全く異なっています。まずはそのポイントを抑えておきましょう。

 ファンデーションは、肌に密着して色味や質感をしっかりカバーするものです。簡単には落ちないように油分がしっかり含まれており、長時間美しい肌でいるために欠かすことはできないアイテムです。一方のフェイスパウダーはメイクの仕上げに使ってファンデーションを落ち着かせるためのものになります。ツヤ感や透明感を演出するだけでなく余分な皮脂も吸収してくれるので、テカリやメイク崩れを防止してくれる効果もあります。油分が少ないのでさらっとした使い心地で、メイク直しの時にも活躍するアイテムです。

 ファンデーションは肌のベースを作るもの、フェイスパウダーはベースメイクのもちを良くしてくれるもの、という違いがあることを抑えておきましょう。

フェイスパウダーの選び方は?

 フェイスパウダーは粉末タイプのルースパウダーと固形タイプのプレストパウダーの2種類に分かれるので、なりたい肌によって選ぶようにしましょう。ルースパウダーはふんわりとしたナチュラルな仕上がりになるのが特徴で、透明感のある肌やツヤ肌に近づけたい人にオススメです。一方のプレストパウダーはルースパウダーよりもカバー力があるのでしっかりとした付け心地があります。マット肌に近づけたい人はこちらを選ぶのが良いでしょう。

 また、ファンデーションと違って色つき・色なしが選べるのもフェイスパウダーの特徴です。色なしのものはファンデーションの色味を生かしながら透明感をプラスする効果があり、色つきのものはファンデーションに色味を加えることで肌に立体感を持たせる効果があります。初心者さんは色なしを選ぶのが無難ですが、色ありではファンデーションにプラスすることで肌の補正もできるので、肌悩みに合わせて選んでみてください。

フェイスパウダーの正しい使い方

 ベースメイクの最後に登場するフェイスパウダーは、ルースタイプでもプレストタイプでもパフかブラシを使ってのせていくことになります。どちらの場合も使うときには2つのポイントを抑えておきましょう。

 1つめは「一度にパウダーをのせすぎないこと」。粉っぽくなってしまってはせっかくの仕上がりも台無しになってしまいます。パフの場合にはパウダーをつけたあとに一度トントンと粉を落とすこと、ブラシの場合にはパウダーをとった後に手の甲でブラシになじませてから肌の乗せるようにしましょう。

 2つめは「顔の中央から外側にのせていくこと」。パフの場合は小刻みにぽんぽんとのせ、ブラシの場合はなでるようにのせていきましょう。一度つけたあとにパウダーをつけずにもう一度同じ動作を繰り返すことでムラのない仕上がりを実現することができます。

 メイクの仕上げにのせることでベースメイクをワンランクアップさせてくれるフェイスパウダー。実は、フェイスパウダーはメイク直しのときにも活躍してくれる優れものでもあります。固形タイプのプレストパウダーは持ち歩きにもぴったりなので、ポーチに入れておくと気軽にメイクを直すことができます。

 ぜひ、普段のメイクに取り入れてみてはいかがでしょうか。

<参考サイト>
・メイクアップ化粧品の基本的な使い方|資生堂
https://corp.shiseido.com/listener/jp/cfe00203.htm
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,100本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

歴史における「運」とは?ソクラテスの「運」から考える

歴史における「運」とは?ソクラテスの「運」から考える

運と歴史~人は運で決まるか(1)ソクラテスが見舞われた「運」

歴史における「運」とはどういうものだろうか。例えば、富裕と貧困という問題について、「運」で決まるのか、あるいは「運」とは異なる努力、教養、道徳などの要素で決まるのかという点でも、思想家たちの考え方は分かれる。第1...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/04/18
山内昌之
東京大学名誉教授
2

多神教の日本と民主主義…議論の強化と予備選挙の導入を

多神教の日本と民主主義…議論の強化と予備選挙の導入を

民主主義の本質(4)日本の民主主義をいかに強化するか

民主主義の発展において、キリスト教のような一神教的な宗教の営みがその礎にあった。では、そうした宗教的背景をもたない日本で、民主主義を育てるにはどうしたらいいのか。人数が多ければ正しいというのは「ポピュリズム」の...
収録日:2024/02/05
追加日:2024/04/16
橋爪大三郎
社会学者
3

急成長するインドネシアとトルコ、その理由と歴史的背景

急成長するインドネシアとトルコ、その理由と歴史的背景

グローバル・サウスは世界をどう変えるか(3)インドネシアの成長とトルコの外交力

グローバル・サウスの中でも高度経済成長を遂げているのがインドネシアだ。長期のスカルノ時代とスハルト時代を経てその後に民主化が進んだ、東南アジアで最大のイスラム教国である。また、トルコは多国間に接する地理的特性と...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授
4

ロシアによるウクライナ侵略で国際政治はどう変わったのか

ロシアによるウクライナ侵略で国際政治はどう変わったのか

ウクライナ侵略で一変した国際政治(1)歴史的経緯とNATOの存在

ロシアによるウクライナ侵略によって、国際政治は一変したといわれる。だが、具体的には何がどう変化したのか。この問題について大事なのは、両国のみならずヨーロッパとロシア、さらにアメリカも含めた各国の関係、その歴史的...
収録日:2022/05/10
追加日:2022/05/27
小原雅博
東京大学名誉教授
5

なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る

なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る

チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由

「心理的安全性」は近年もっとも注目されるビジネスバズワードの一つともいわれている。その背景には、コロナ禍におけるリモートワークの増大、社会全体が未来予測の難しい「VUCAの時代」に入ったことがある。職場環境が多様に...
収録日:2022/04/26
追加日:2022/07/23
青島未佳
一般社団法人チーム力開発研究所 理事