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DATE/ 2021.06.16

フェイスパウダーの正しい使い方とは

 なりたい肌に近づくためにどんなベースメイクをしていますか? コンシーラーで肌の色味を調整したり、リキッドやパウダーなど好みのファンデーションでベースメイクをするのが基本ですよね。フェイスパウダーはそんなベースメイクの仕上げに登場するアイテムですが、どんな役割があってどうやって使うのが正しいのかご存知でしょうか? メイクをワンランクアップさせてくれるフェイスパウダーについて紹介していきましょう。

ファンデーションとの違いは?

 違いがいまいち分からない方も多いファンデーションとフェイスパウダー。実は含まれる油分の量が違い、ベースメイクでの役割も全く異なっています。まずはそのポイントを抑えておきましょう。

 ファンデーションは、肌に密着して色味や質感をしっかりカバーするものです。簡単には落ちないように油分がしっかり含まれており、長時間美しい肌でいるために欠かすことはできないアイテムです。一方のフェイスパウダーはメイクの仕上げに使ってファンデーションを落ち着かせるためのものになります。ツヤ感や透明感を演出するだけでなく余分な皮脂も吸収してくれるので、テカリやメイク崩れを防止してくれる効果もあります。油分が少ないのでさらっとした使い心地で、メイク直しの時にも活躍するアイテムです。

 ファンデーションは肌のベースを作るもの、フェイスパウダーはベースメイクのもちを良くしてくれるもの、という違いがあることを抑えておきましょう。

フェイスパウダーの選び方は?

 フェイスパウダーは粉末タイプのルースパウダーと固形タイプのプレストパウダーの2種類に分かれるので、なりたい肌によって選ぶようにしましょう。ルースパウダーはふんわりとしたナチュラルな仕上がりになるのが特徴で、透明感のある肌やツヤ肌に近づけたい人にオススメです。一方のプレストパウダーはルースパウダーよりもカバー力があるのでしっかりとした付け心地があります。マット肌に近づけたい人はこちらを選ぶのが良いでしょう。

 また、ファンデーションと違って色つき・色なしが選べるのもフェイスパウダーの特徴です。色なしのものはファンデーションの色味を生かしながら透明感をプラスする効果があり、色つきのものはファンデーションに色味を加えることで肌に立体感を持たせる効果があります。初心者さんは色なしを選ぶのが無難ですが、色ありではファンデーションにプラスすることで肌の補正もできるので、肌悩みに合わせて選んでみてください。

フェイスパウダーの正しい使い方

 ベースメイクの最後に登場するフェイスパウダーは、ルースタイプでもプレストタイプでもパフかブラシを使ってのせていくことになります。どちらの場合も使うときには2つのポイントを抑えておきましょう。

 1つめは「一度にパウダーをのせすぎないこと」。粉っぽくなってしまってはせっかくの仕上がりも台無しになってしまいます。パフの場合にはパウダーをつけたあとに一度トントンと粉を落とすこと、ブラシの場合にはパウダーをとった後に手の甲でブラシになじませてから肌の乗せるようにしましょう。

 2つめは「顔の中央から外側にのせていくこと」。パフの場合は小刻みにぽんぽんとのせ、ブラシの場合はなでるようにのせていきましょう。一度つけたあとにパウダーをつけずにもう一度同じ動作を繰り返すことでムラのない仕上がりを実現することができます。

 メイクの仕上げにのせることでベースメイクをワンランクアップさせてくれるフェイスパウダー。実は、フェイスパウダーはメイク直しのときにも活躍してくれる優れものでもあります。固形タイプのプレストパウダーは持ち歩きにもぴったりなので、ポーチに入れておくと気軽にメイクを直すことができます。

 ぜひ、普段のメイクに取り入れてみてはいかがでしょうか。

<参考サイト>
・メイクアップ化粧品の基本的な使い方|資生堂
https://corp.shiseido.com/listener/jp/cfe00203.htm

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