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DATE/ 2021.06.29

クレンジングで肌荒れする原因とは

 毎日メイクをする女性にとって欠かせないのが毎晩のメイク落とし。オイルタイプやミルクタイプ、シートタイプなどさまざまなクレンジングがあり、好みで使い分けている方も少なくないでしょう。しかし、クレンジングを変えたら肌が荒れてしまったという経験はありませんか? 今回はその原因と、正しいクレンジングの選び方をご紹介します。

肌荒れしてしまう原因は?

 クレンジングで肌荒れしてしまう原因としては「洗い方が間違っている」「肌質に合っていない」の2つが考えられます。

 メイクを落とす時にしっかりと汚れを落とそうと、顔をゴシゴシとこすってしまうことがありますが、摩擦は肌に大きな負担をかけてしまいます。肌の表面の角層が傷ついて、肌がダメージを受けて肌荒れを引き起こしてしまう恐れがあるのです。また、クレンジングのあとの洗顔を熱いお湯でおこなうと肌が乾燥してしまうこともあるので、こちらも肌荒れを引き起こす原因といえます。

 また、肌に合っていないクレンジングを使うためにダメージを受けてしまうことがあります。乾燥肌の人が洗浄力の強いタイプのクレンジングを使うと肌がダメージを受けて荒れてしまうこともありますし、脂性肌の人が洗浄力の弱いタイプのクレンジングを使うと汚れが落としきれずに肌荒れの原因になることも。きちんと自分に合ったものを選ぶ必要があります。

クレンジングの選び方

 クレンジングは洗浄力が特に強いのがオイルタイプ、その次にリキッドタイプ、バームタイプ、ジェルタイプと続き、低刺激で肌に優しいのがクリームタイプ、ミルクタイプになります。クレンジングを選ぶときには肌質をベースに、オイリー肌であれば洗浄力の強いものを、敏感肌であれば低刺激のものを選ぶのが基本になります。

 ただし、肌は季節や体調によっても左右されるので、普段はジェルタイプだけど肌が荒れやすく敏感な時期にはクリームタイプにするなど使い分けるのもオススメです。また、アイメイクはしっかりとするけどベースメイクは薄めという場合には異なるクレンジングを使う方がダメージを抑えられます。そのため、数種類のクレンジングを使い分けるのが肌に良いといえます。

 ただし、まつエクをつけている人はエクステがとれてしまうことがあるため、オイルフリーのクレンジングを選ぶようにしましょう。

正しい使い方

 まずは充分な量のクレンジングを手にとりましょう。ここで量が少ないと手が顔をこすってしまいダメージを与えてしまうことになるので、きちんと適量を使うようにしましょう。顔につける前に手で少し温めると、さらにメイクになじんで落としやすくなります。

 適量を手にとったら、手の平に広げてクレンジングを顔になじませていきます。大きく円を描くように動かし、小鼻などのポイントが気になる人は小さく円を描くようになじませましょう。メイクとクレンジングをなじませると、次第にクレンジングが乳化してきます。テクスチャが変わったり、色が白っぽく濁ってきたら乳化が完了した、つまり汚れを落としたという合図なので、すすぎにうつっていきます。

 洗顔はぬるま湯でしっかりとすすぐようにしましょう。洗い残しがあると肌荒れの原因になってしまうので、しっかりとぬるつきが落ちるまで洗っていきます。このとき注意したいのがお湯の温度で、熱いお湯では必要以上に皮脂を奪ってしまうので乾燥の原因になってしまうことがあるので必ずぬるま湯で行うようにしましょう。

 このあと、W洗顔が必要な場合にはこのあと洗顔料を使ってしっかりと汚れを落としていきましょう。洗顔も終わればメイク落としは完了ですので、そのあとしっかり保湿をすることを忘れないようにしましょう。

 いかがでしたか? 毎日使うクレンジングが原因で肌荒れをしているかもしれないと心当たりのある方は、ぜひ見直す際の参考にしてみてください。

<参考サイト>
クレンジング・メイク落としのポイント│d プログラム
https://www.shiseido.co.jp/dp/column/vol22.html
今まで間違っていたかも…。プロに聞いた“正しいメイク落とし”とは?│Maison KOSE
https://maison.kose.co.jp/article/g/gskincare-20150326/
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