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DATE/ 2023.10.05

スマホ初心者が陥りがちな罠

 スマートフォンの使用率は86.9%、一方、フィーチャーフォン(ガラケー)は6.8%となっています(MMD研究所、2021年2月調査)。およそ9割の人がスマホを使っています。スマートフォンはさまざまな機種があり、またガラケーとは全く操作が異なります。とりあえずスマホにしたけれど、うまく使えていないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、スマホに変えた直後や使いはじめで戸惑う点などを確認してみます。

ハイスペック端末を選んでしまう

 スマホは1万円台から10万円を越えるようなものまで多種多様です。もちろん値段が高いものはそれだけ処理速度が早く、写真や動画、音楽、ゲームなどなどさまざまなデータを保存する容量も多いです。また一般的にハイスペックな機種の方が一度の充電で長持ちする場合も多いといったこともあり、細かいことを気にせず使用できます。「大は小を兼ねる」とハイスペックなスマホを買う人もいるでしょう。もちろんこのことは間違いではありません。しかし、スマホ初心者にそれが必要ではない場合がほとんどです。

 ガラケーからスマホに変えた場合、使用するのは通話機能やLINEといったコミュニケーション機能を中心とした簡単なアプリではないでしょうか。ハイスペックなスマホが必要な場面は、高画質のゲームを快適に行いたい場合や、高画質の写真や動画を撮ったり編集したりする場合、といったくらいではないでしょうか。またスマホは2年から3年ほど使うとバッテリーの保存できる容量も減り、利便性は損なわれてきます。「大は小を兼ねる」ことは事実ですが、はじめからそれだけの機能が必要かどうか、見定める必要はあります。

大容量プランを契約してしまう

 また通信プランに関しても同様です。通信容量の大きなプランに契約すれば安心です。しかし、通信プランが数十ギガといった場合、必要かどうかよく考えましょう。こういった大容量プランが必要な場面でまず考えられるのは、家にWi-Fi回線がない状況で、オンライン通信を長く行う、長い時間YouTubeで動画を観たり音楽を聴いたりする、また、長い時間ゲームするといったような場合です。これは機種選びとも同様ですが、「大は小を兼ねる」発想でいくと損をする場合が多いです。

 現在は通信料金も以前に比べて安くなり、プランも大容量化してきました。しかし、家にWi-Fi環境がある場合、家ではそちらに切り替えるだけで、多くの通信量を節約することができます。スマホ初心者が通信を伴いながら外で使用する機能は、LINEのやりとりや電車のナビアプリ、天気予報アプリ、ブラウザといったところではないでしょうか。こういった利用の場合、1ギガから多くても3ギガくらいのプランでも十分です。この辺りはスマホを使いこなしている詳しい人に相談しましょう。

電話が使えない、Wi-Fiにつなげない、音が消せない

 スマホは、電話することをメインに作られたガラケーとは大きく異なっています。スマホの電話機能はさまざまな用途の中の一つというくらいの位置付け。通話専用のボタンはありません。こういったこともあり、勝手に電話をかけてしまう、電話に出られない、電話の切り方がわからないといった人も多いかもしれません。通話に関する一連の方法は最初に練習しましょう。ボタンは画面の中に現れます。通話する時、通話を終了する時には画面に表示されるボタンをタップ(指で軽く触ること)します。

 通信料を節約するにはWi-Fiが使える環境ではWi-Fiにつなぎ変える操作が必要です。ほとんどの機種で、画面を上からもしくは下からスワイプ(指でなぞる動き)することで、設定する項目を呼び出すことができます。あとは扇状に広がる線で示されたWi-Fiのマークをタップすればオン・オフを切り替えられます。また、スマホを横にしたら画面も回転してしまう、ということもよくありますが、これを固定する操作も同様にスワイプして表示される画面から行います。

 アラームやカメラの音、緊急速報などはスマホをマナーモードにしていても音がなります。マナーモードで音を出すか出さないかの初期設定は機種によって異なりますが、基本的には「設定」から変更できます。緊急速報も「設定」から通知しないようにすることもできます。ただし、スマホに最初から入っているカメラアプリの場合、犯罪防止の観点から音は消せないようになっています。

 スマホにしたらこの辺りを最初にしっかり確認しておけば、初めのステップはクリアです。戸惑うことは多いですが、慣れてきたら自分好みの使い方ができるのがスマートフォンです。

<参考サイト>
通信4キャリア6サービスのシェアは89.6%、MVNOは10.4%、2020年11月と比べてMVNOは1.9ポイント低下|MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1941.html
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