社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
アジアの大学ランキング
留学事情もかなり変化している昨今ではありますが、アジアの大学は世界的にどのように評価されているのでしょうか?英国の大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ」(QS)が例年発表しているランキングに基づいてみていくことにしましょう。
1位「シンガポール国立大学(NUS)」シンガポール
2位「北京大学」中国
3位「香港大学(HKU)」香港特別行政区
3位「南洋理工大学(NTU)」シンガポール
5位「清華大学」中国
6位「浙江大学」中国
7位「復旦大学」中国
8位「マラヤ大学(UM)」マレーシア
9位「香港科技大学(HKUST)」香港特別行政区
10位「上海交通大学」中国
総合ランキングの1位と3位はシンガポールで、2位と5~7位は中国の大学という結果でした。日本の大学は残念ながらランクインしていない状況です。
注目すべきは、「シンガポール国立大学」で、4年連続で首位をキープしています。
15位「京都大学」
21位「東京工業大学」
22位「大阪大学」
23位「東北大学」
28位「名古屋大学」
29位「九州大学」
30位「北海道大学」
40位「早稲田大学」
46位「慶應義塾大学」
11位の「東京大学」は、前回の調査では15位であり、4ランク上昇しました。
日本の大学は108校がランクインしているものの、前回のランキングと比較して、65の大学が順位下落、36の大学は順位向上昇、5の大学が同順位、2の大学が初めてランクインしたという結果でした。中国と比較するとランクインした校数、評価の減退は歴然としています。
1.学術的評価(30%)
2.雇用主による卒業生の評価(20%)
3.学生比率による教員のフルタイム雇用割合(10%)
4.国際研究ネットワーク(10%)
5.論文の引用数(10%)
6.教員の論文数(5%)
7.博士号を持つ教員の割合(5%)
8.海外からの教員の割合(2.5%)
9.海外留学生の割合(2.5%)
10.国内大学との学位交換プログラムによる学生割合(2.5%)
11.海外からの交換留学プログラムによる学生割合(2.5%)
ちなみに、「シンガポール国立大学(NUS)」は各指標でフルスコアに近い数値で評価されています。国内TOPとなる「東京大学」は、海外からの教員、交換留学生の指標が低評価であったことがアジアTOP10入りを逃した要因になっているようです。
QSアジア大学ランキング2022
まずはTOP10。1位「シンガポール国立大学(NUS)」シンガポール
2位「北京大学」中国
3位「香港大学(HKU)」香港特別行政区
3位「南洋理工大学(NTU)」シンガポール
5位「清華大学」中国
6位「浙江大学」中国
7位「復旦大学」中国
8位「マラヤ大学(UM)」マレーシア
9位「香港科技大学(HKUST)」香港特別行政区
10位「上海交通大学」中国
総合ランキングの1位と3位はシンガポールで、2位と5~7位は中国の大学という結果でした。日本の大学は残念ながらランクインしていない状況です。
注目すべきは、「シンガポール国立大学」で、4年連続で首位をキープしています。
日本の大学の順位は
11位「東京大学」15位「京都大学」
21位「東京工業大学」
22位「大阪大学」
23位「東北大学」
28位「名古屋大学」
29位「九州大学」
30位「北海道大学」
40位「早稲田大学」
46位「慶應義塾大学」
11位の「東京大学」は、前回の調査では15位であり、4ランク上昇しました。
日本の大学は108校がランクインしているものの、前回のランキングと比較して、65の大学が順位下落、36の大学は順位向上昇、5の大学が同順位、2の大学が初めてランクインしたという結果でした。中国と比較するとランクインした校数、評価の減退は歴然としています。
評価の指標は
QSアジア大学ランキングは以下11の指標で計測、カッコ内の比率で総合評価されています。1.学術的評価(30%)
2.雇用主による卒業生の評価(20%)
3.学生比率による教員のフルタイム雇用割合(10%)
4.国際研究ネットワーク(10%)
5.論文の引用数(10%)
6.教員の論文数(5%)
7.博士号を持つ教員の割合(5%)
8.海外からの教員の割合(2.5%)
9.海外留学生の割合(2.5%)
10.国内大学との学位交換プログラムによる学生割合(2.5%)
11.海外からの交換留学プログラムによる学生割合(2.5%)
ちなみに、「シンガポール国立大学(NUS)」は各指標でフルスコアに近い数値で評価されています。国内TOPとなる「東京大学」は、海外からの教員、交換留学生の指標が低評価であったことがアジアTOP10入りを逃した要因になっているようです。
<参考サイト>
・QS Asia University Rankings 2022
https://www.topuniversities.com/university-rankings/asian-university-rankings/2022
・QS Asia University Rankings 2022
https://www.topuniversities.com/university-rankings/asian-university-rankings/2022
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍
習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴
国際社会における中国の動きに注目が集まっている。新冷戦ともいわれる米中摩擦が激化する中、2021年7月に中国共産党は創立100周年を迎えた。毛沢東以来、初めて「思想」という言葉を党規約に盛り込んだ習近平。彼が唱える「中...
収録日:2021/07/07
追加日:2021/09/07
大統領選が10年早かったら…全盛期のヒラリーはすごすぎた
内側から見たアメリカと日本(5)ヒラリーの無念と日米の半導体問題
ヒラリー・クリントン氏の全盛期は、当時夫のクリントン氏が大統領だった2000年代だったという島田氏。当時、ダボス会議での彼女の発言が全米の喝采を浴びたそうだが、およそ10年後、大統領選挙でトランプ氏と対峙した際、彼女...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/24
熟睡のために――認知行動療法とポジティブ・ルーティーン
熟睡できる環境・習慣とは(1)熟睡のための条件と認知行動療法
「熟睡とは健康な睡眠」だと西野氏はいうが、健康な睡眠のためには具体的にどうすればいいのか。睡眠とは壊れやすいもので、睡眠に影響を与える環境要因、内面的要因、身体的要因など、さまざまな要因を取り除いていくことが大...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/11/23
知ってるつもり、過大評価…バイアス解決の鍵は「謙虚さ」
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(3)認知バイアスとの正しい向き合い方
人間がこの世界を生きていく上で、バイアスは避けられない。しかし、そこに居直って自分を過大評価してしまうと、それは傲慢になる。よって、どんな仕事においてももっとも大切なことは「謙虚さ」だと言う今井氏。ただそれは、...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/16
不動産暴落、大企業倒産危機…中国経済の苦境の実態とは?
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(7)不動産暴落と企業倒産の内実
改革開放当時の中国には技術も資本もなく、工場を建てる土地があるだけだった。経済成長とともに市民が不動産を複数所有する時代となり、地価は高騰し続けた。だが、習近平政権による総量規制は不動産価格を低下させ、消費低迷...
収録日:2025/07/01
追加日:2025/10/16


