テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2022.06.15

日本の歴代ゲームソフト売上ランキング

 ゲームといえば、アプリでダウンロードの時代ではありますが、ゲームソフトとしてのカートリッジやROMなどメディア対象での売上げランキングがあります。ゲーム機というハードウェアの普及度もありますが、日本限定で、どんなタイトルでどんなIPがランキングされているのか観ていくことにしましょう。

売上げランキング 1位ー10位

1位:ポケットモンスター 赤・緑 822万本 
   1996年2月27日 ゲームボーイ 
2位:ポケットモンスター 金・銀 730万本 
   1999年11月21日 ゲームボーイ、ゲームボーイカラー
3位:スーパーマリオブラザーズ 681万本
   1985年9月13日 ファミリーコンピュータ
   ※全世界では4,024万本を売り上げ、「世界一売れたゲーム」としてギネス世界記録に登録
4位:New スーパーマリオブラザーズ 649万本
   2006年5月25日 ニンテンドーDS、Wii Uバーチャルコンソール
5位:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 585万本
   2006年9月28日 ニンテンドーDS
6位:ポケットモンスター ブラック・ホワイト 554万本
   2010年9月18日 ニンテンドーDS
7位:ポケットモンスター ルビー・サファイア 544万本
   2002年11月21日 ゲームボーイアドバンス
8位:おいでよ どうぶつの森 535万本
   2005年11月23日 ニンテンドーDS、Wii Uバーチャルコンソール
9位:とびだせ どうぶつの森 511万本
   2012年11月8日 ニンテンドー3DS
10位:もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング 510万本
   2005年12月29日 ニンテンドーDS

 500万本オーバーがベスト10入りの条件になります。圧倒的なのが通称ポケモン、「ポケットモンスター」シリーズがランキングの半分を独占しています。続くのは「マリオ」シリーズ、「どうぶつの森」シリーズ。特筆すべきは、「脳トレ」シリーズでしょうか。すべての発売元が任天堂であるところにも注目ですね。

売上げランキング 11位ー20位

11位:モンスターハンター ポータブル 480万本
   2010年12月1日 PlayStation Portable
12位:New スーパーマリオブラザーズ Wii 467万本
   2009年12月3日 Wii
13位:ポケットモンスター X・Y 448万本
   2013年10月12日 ニンテンドー3DS
14位:ドラゴンクエストIX 星空の守り人 440万本
   2009年7月11日 ニンテンドーDS
15位:テトリス 424万本
   1984年 Electronika 60(オリジナル版)
16位:スーパーマリオランド 419万本
   1989年4月21日 ゲームボーイ (GB)
17位:モンスターハンター ポータブル 3rd 480万本
   2010年12月1日 PlayStation Portable
18位:モンスターハンター ポータブル 2nd G 418万本
   2008年3月27日 PlayStation Portable
19位:ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 417万本
   2000年8月26日 プレイステーション、ニンテンドー3DS
20位:ファイナルファンタジーVII 407万本
   1997年1月31日 PlayStation

 11から20位までのランキングには、カプコンの通称モンハン、「モンスターハンター」シリーズが登場し、スクエアエニックスの代表的な「ファイナルファンタジー」シリーズ、「ドラゴンクエスト」シリーズが登場します。ここで特筆すべきは、「テトリス」です。ソ連発の伝説的なソフトで、「脳トレ」シリーズとも重なるところが興味深いです。

 ちなみに売上げランキングの上位を独占しているのは、そのほとんどが据え置きでなく、ハードウェア的にモバイル型であるところです。90年代後半から2000年代前半集中し、スマホでのプレイスタイル普及の原型になっているのがわかります。

<参考サイト>
・RANK1:日本のゲームソフト歴代売上ランキング100選【最新版】
https://rank1-media.com/I0003966
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,100本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか

OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか

サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生

ChatGPTを生みだしたOpenAI創業者のサム・アルトマン。AIの進化・発展によって急速に変化している世界の情報環境だが、今その中心にいる人物といっていいだろう。今回のシリーズでは、サム・アルトマンの才能や彼をとりまくアメ...
収録日:2024/03/13
追加日:2024/04/19
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
2

「和歌」と「宣命」でたどる奈良時代の日本語とその変遷

「和歌」と「宣命」でたどる奈良時代の日本語とその変遷

文明語としての日本語の登場(1)古代日本語の復元

日本語の発音は、漢字到来以来一千年の歴史を通してどう変わってきたのか。また、なぜ日本語は「文明語」として世界に名だたる存在といえるのか。二つの疑問を解き明かす日本語学者として釘貫亨氏をお招きした。1回目は古代日本...
収録日:2023/12/01
追加日:2024/03/08
釘貫亨
名古屋大学名誉教授
3

歴史における「運」とは?ソクラテスの「運」から考える

歴史における「運」とは?ソクラテスの「運」から考える

運と歴史~人は運で決まるか(1)ソクラテスが見舞われた「運」

歴史における「運」とはどういうものだろうか。例えば、富裕と貧困という問題について、「運」で決まるのか、あるいは「運」とは異なる努力、教養、道徳などの要素で決まるのかという点でも、思想家たちの考え方は分かれる。第1...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/04/18
山内昌之
東京大学名誉教授
4

急成長するインドネシアとトルコ、その理由と歴史的背景

急成長するインドネシアとトルコ、その理由と歴史的背景

グローバル・サウスは世界をどう変えるか(3)インドネシアの成長とトルコの外交力

グローバル・サウスの中でも高度経済成長を遂げているのがインドネシアだ。長期のスカルノ時代とスハルト時代を経てその後に民主化が進んだ、東南アジアで最大のイスラム教国である。また、トルコは多国間に接する地理的特性と...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授
5

ぬばたまの、あしひきの……不思議な「枕詞」の意味は?

ぬばたまの、あしひきの……不思議な「枕詞」の意味は?

和歌のレトリック~技法と鑑賞(1)枕詞:その1

日本古来の詩の形式である和歌。しかし、その中身について詳しく知っている人は少ないのではないだろうか。渡部泰明氏が和歌のレトリックについて解説するシリーズレクチャー。第一弾である今回は枕詞についてで、その知られざ...
収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/15
渡部泰明
東京大学名誉教授