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免許写真の背景は「青」の必要ないって本当?
あなたの運転免許証の写真、背景は何色ですか?
おそらく「青」と答える方が大半でしょう。警察署や免許センターで写真を撮影すればほぼ青一択ですし、「証明写真の背景は青でないといけない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
免許証の写真については、道路交通法によって基準が定められています。しかしこの法の中では、背景の色について指定はありません。そのため、昨今は自分から持ち込んだ写真を免許に使用することも可能になり(※)、より写真映えするよう青以外の背景色を選ぶ人も増えてきているそうです。(※管轄の免許センターによっては更新時のみなど条件があります)
今回はそんな運転免許証の写真のルールについて、基本を含めて解説していきます。
「証明写真はカワイくない? そんな常識、変えてみせる。」――
2018年、日産自動車が“証明写真の背景色をナデシコピンクにしよう”というキャンペーンを打ち出し、話題となりました。
これは証明写真機などを設置運営するDNPフォトイメージングジャパンとのタイアップ企画で、証明写真撮影機「Ki-Re-i(キレイ)」で背景の色を日産のコンパクトカー「MARCH(マーチ)」の車体色であるナデシコピンクを背景色に指定できるというもの。この時に初めて「免許写真の背景は青でなくてもいい」ということを知った方も多かったようです。
ちなみに現在(2022年春)でもナデシコピンクは選択可能で、特に女性はピンクを選ぶ人が多いようです。ほかにもグレーや茶色といった男性でも使いやすい色も選べるようになっています。今後も色のラインナップが増えてくるかもしれませんね。
しかし、青のような寒色系は顔色が悪く見えてしまい、全体的に沈んだような写真になりがちです。しかも警察署や免許センターでの撮影となるとじっくり時間も取れず、満足いかない結果になることがほとんど。
一度撮ったら次回の更新まで数年先になってしまう証明写真だからこそ、できるだけベストな写真を撮りたいですよね。青は確かに無難ではありますが、ピンクなどの暖色系は、顔色が良くなる・温かみが出る効果があり「少しでも表情を明るく見せたい」という人にはおすすめの背景色です。
==============================
・サイズは縦3cm×横2.4cm
・無帽
・正面
・上三分身(胸から上)
・無背景
・申請前6か月以内に撮影したもの
・汚れや傷がなく、個人識別が容易であるもの
・免許証が適正に作成できるもの
(※警視庁HPを参考に編集)
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大前提として、免許証の写真は所持している本人とはっきりわかるものでなければなりません。そのため持ち込み写真を使用するためには、写真と本人とを見比べた時に判断がつきにくくなるような“余計な情報”を入れないことが最大のポイントとなります。
<NGな写真の例>
・顔が隠れる服装をした写真(帽子やサングラス、マスクなど)
・カラーコンタクトなどで目の色を変えた写真
・口を大きく開ける・目を細めるなど表情を崩しすぎた写真
・印刷のかすれ等で不鮮明な写真
・スナップ写真
・背景に景色や模様が入っている写真
・顔の輪郭や衣服が、背景と同化している写真(例:白背景に白色の服)
など
これらは本人確認がしづらくなるので、証明写真として受け付けてもらえない可能性が高くなります(ただし宗教上・医療上の理由によって頭部を布などで覆う必要がある場合は要相談)。またいくら写真映えしたいからといって「修正を施した写真」「盛った写真」も、もちろんNGです。
背景の場合は、いわゆる「無地」「単色」でなくてはならず、たとえばカーテンや板(木目)の壁の前で撮影したものや、グラデーションはNG。証明写真撮影機では背景にグラデーションや柄を選べる場合がありますが、免許証には使えないので注意しましょう。過去には本人の影が背景に映り込んでいただけで不認可となった例もあったようです。
警視庁のHPにNG例が画像付きでわかりやすく掲載されています。これから更新に行く予定がある、持ち込み写真を使いたいと考えている方は、参考にしてみてください。
少し注意したいのが、自治体によっては「不適切な色」として認可されないケースもあるということ。たとえば千葉県警察のHPには
“無背景でも、背景の色が極端な原色(赤、黒等)のものなど、背景の色がきつく、個人識別が容易でないものについては許容できない。”
という記載があります。心配な方は、管轄の警察署に確認しましょう。
写真の撮り方や背景に悩んだ場合は、証明写真の撮影ができるフォトスタジオに相談してみるのもいいでしょう。プロのカメラマンなら証明写真についても詳しいですし、あなたに合った背景色を見つけてくれるかもしれません。
免許更新の機会がある方、次は背景色にこだわってみてはいかがでしょうか。
おそらく「青」と答える方が大半でしょう。警察署や免許センターで写真を撮影すればほぼ青一択ですし、「証明写真の背景は青でないといけない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
免許証の写真については、道路交通法によって基準が定められています。しかしこの法の中では、背景の色について指定はありません。そのため、昨今は自分から持ち込んだ写真を免許に使用することも可能になり(※)、より写真映えするよう青以外の背景色を選ぶ人も増えてきているそうです。(※管轄の免許センターによっては更新時のみなど条件があります)
今回はそんな運転免許証の写真のルールについて、基本を含めて解説していきます。
とあるクルマ業者が“背景ピンク”を流行させた
「カラーが変われば、あなたが変わる」「証明写真はカワイくない? そんな常識、変えてみせる。」――
2018年、日産自動車が“証明写真の背景色をナデシコピンクにしよう”というキャンペーンを打ち出し、話題となりました。
これは証明写真機などを設置運営するDNPフォトイメージングジャパンとのタイアップ企画で、証明写真撮影機「Ki-Re-i(キレイ)」で背景の色を日産のコンパクトカー「MARCH(マーチ)」の車体色であるナデシコピンクを背景色に指定できるというもの。この時に初めて「免許写真の背景は青でなくてもいい」ということを知った方も多かったようです。
ちなみに現在(2022年春)でもナデシコピンクは選択可能で、特に女性はピンクを選ぶ人が多いようです。ほかにもグレーや茶色といった男性でも使いやすい色も選べるようになっています。今後も色のラインナップが増えてくるかもしれませんね。
そもそもなぜ「青」が主流だったのか
警察署や免許センターで写真を撮る場合、ほとんどは青背景となります。ではなぜ青が多いかというと、「顔が浮き出て見え、判断しやすい」といった理由からのようです。そういった意味で、青は証明写真にはぴったりのカラーといえますね。しかし、青のような寒色系は顔色が悪く見えてしまい、全体的に沈んだような写真になりがちです。しかも警察署や免許センターでの撮影となるとじっくり時間も取れず、満足いかない結果になることがほとんど。
一度撮ったら次回の更新まで数年先になってしまう証明写真だからこそ、できるだけベストな写真を撮りたいですよね。青は確かに無難ではありますが、ピンクなどの暖色系は、顔色が良くなる・温かみが出る効果があり「少しでも表情を明るく見せたい」という人にはおすすめの背景色です。
必見! 運転免許証の写真のルール
以上のように背景の色に決まりはないのですが、それでも免許証の写真として使用するためには、下記の要件をすべてクリアする必要があります。==============================
・サイズは縦3cm×横2.4cm
・無帽
・正面
・上三分身(胸から上)
・無背景
・申請前6か月以内に撮影したもの
・汚れや傷がなく、個人識別が容易であるもの
・免許証が適正に作成できるもの
(※警視庁HPを参考に編集)
==============================
大前提として、免許証の写真は所持している本人とはっきりわかるものでなければなりません。そのため持ち込み写真を使用するためには、写真と本人とを見比べた時に判断がつきにくくなるような“余計な情報”を入れないことが最大のポイントとなります。
<NGな写真の例>
・顔が隠れる服装をした写真(帽子やサングラス、マスクなど)
・カラーコンタクトなどで目の色を変えた写真
・口を大きく開ける・目を細めるなど表情を崩しすぎた写真
・印刷のかすれ等で不鮮明な写真
・スナップ写真
・背景に景色や模様が入っている写真
・顔の輪郭や衣服が、背景と同化している写真(例:白背景に白色の服)
など
これらは本人確認がしづらくなるので、証明写真として受け付けてもらえない可能性が高くなります(ただし宗教上・医療上の理由によって頭部を布などで覆う必要がある場合は要相談)。またいくら写真映えしたいからといって「修正を施した写真」「盛った写真」も、もちろんNGです。
背景の場合は、いわゆる「無地」「単色」でなくてはならず、たとえばカーテンや板(木目)の壁の前で撮影したものや、グラデーションはNG。証明写真撮影機では背景にグラデーションや柄を選べる場合がありますが、免許証には使えないので注意しましょう。過去には本人の影が背景に映り込んでいただけで不認可となった例もあったようです。
警視庁のHPにNG例が画像付きでわかりやすく掲載されています。これから更新に行く予定がある、持ち込み写真を使いたいと考えている方は、参考にしてみてください。
自治体によっては許容範囲外となるケースも
どんな色でもOKであるなら、好きな色を背景に使いたいですよね。ビビッドな赤や、シックな黒を使いたい! という人もいるでしょう。少し注意したいのが、自治体によっては「不適切な色」として認可されないケースもあるということ。たとえば千葉県警察のHPには
“無背景でも、背景の色が極端な原色(赤、黒等)のものなど、背景の色がきつく、個人識別が容易でないものについては許容できない。”
という記載があります。心配な方は、管轄の警察署に確認しましょう。
背景色に迷ったら、フォトスタジオに相談するのも手
没個性で冷たい印象になりがちな証明写真ですが、たとえば背景色をピンクに変えるだけでも顔色が明るく見え、グッと華やかな印象になります。SNSや個人ブログを見ると、背景を黄色やオレンジにしている人もちらほら。家族や友人の評判も上々だった、といった感想も見受けられます。ゴールド免許にオレンジ色の背景の写真なんて、ちょっとプレミアムな感じもしますよね。写真の撮り方や背景に悩んだ場合は、証明写真の撮影ができるフォトスタジオに相談してみるのもいいでしょう。プロのカメラマンなら証明写真についても詳しいですし、あなたに合った背景色を見つけてくれるかもしれません。
免許更新の機会がある方、次は背景色にこだわってみてはいかがでしょうか。
<参考サイト>
・申請用写真及び持参写真のご案内(警視庁)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/koshin/koshin02_2.html
・日産マーチプロモーションサイト
http://www.nissan.co.jp/SP/MARCH/ID-PHOTO/
・申請用写真の例(千葉県警察)
https://www.police.pref.chiba.jp/menkyoka/licence_default.html
・免許写真の背景は「青」じゃなくていい? ピンクにする人も存在! 逆にダメな「色」はあるの?(くるまのニュース)
https://kuruma-news.jp/post/469921
警視庁HP
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/koshin/koshin02_2.html
・申請用写真及び持参写真のご案内(警視庁)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/koshin/koshin02_2.html
・日産マーチプロモーションサイト
http://www.nissan.co.jp/SP/MARCH/ID-PHOTO/
・申請用写真の例(千葉県警察)
https://www.police.pref.chiba.jp/menkyoka/licence_default.html
・免許写真の背景は「青」じゃなくていい? ピンクにする人も存在! 逆にダメな「色」はあるの?(くるまのニュース)
https://kuruma-news.jp/post/469921
警視庁HP
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/koshin/koshin02_2.html
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