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DATE/ 2022.07.21

商品券・ギフトカード、おつりの有無の見分け方

 ギフトとして活用される機会の多い商品券やギフトカード。ギフトとして贈ったこともあれば、受け取ったこともあるのではないでしょうか。しかし、いざ商品券を使うときに「お釣りは出ませんがよろしいでしょうか?」と聞かれた経験はありませんか? 実は商品券によってはお釣りが出るものと出ないものがあり、「お釣りが出ると思って額面より小さい金額のものを買ってしまった!」と損してしまうことも。そんなもったいない経験をしないためにも、お釣りが出るのか出ないのか、見極めるポイントを抑えておきましょう。

商品券にもさまざまな種類がある

 商品券というとおこめ券などの紙タイプを想像する人が多いかもしれませんが、最近では磁気やプラスチックのカードタイプのものや、ギフトコードを相手に贈るデジタルタイプのものもあります。一度使い切りのものだけでなく、受け取った側がチャージをすれば繰り返し使えるギフトカードもあるため、今も昔もギフトの定番として根強い人気を誇っています。

 今回テーマとなるのは紙タイプですが、JCBやVISA、UC、ニコスなどのクレジットカード会社が発行するギフトカードや、業界の団体が発行する全国百貨店共通商品券や全国共通お食事券ジェフグルメカード、Amazonギフト券やスターバックスカード、ユニクロカードなどショップごとの商品券、JTBやANAが発行する旅行券などさまざまなものがあります。クレジットカード会社の発行するギフトカードは使える場所も多く汎用性が高くなっていますが、その他の商品券は使える店舗が限られている場合があるので、贈る際や使う際にはあらかじめ調べておくのが良いでしょう。

お釣りが出るか出ないかは簡単に分かる!

 汎用性が高いと紹介したカード会社の発行したギフトカードですが、実はお釣りが出ないので使うときは要注意です。損しないためにも額面よりも高い買い物の一部に充てるといった使い方をしましょう。

 一方で、スーパーや百貨店など流通系の商品券はお釣りが出ることが多いので、現金と同じ感覚で使うことができます。ただし、商品券や加盟店によっては必ずしもお釣りが出るとは限りません。その場合には裏面の注意書きに「お釣りは出ません」と明記されているので、どちらかわからない場合にはその部分をチェックするのが間違いないでしょう。

なぜお釣りが出る、出ない商品券があるのか?

 法律上、商品券は企業や団体が独自で発行できるもので、「すでに前払いされているものでその証として発行された券」という扱いになっています。つまり、もう支払っているから払い戻しはできない、だから額面より小さい金額の買い物でもお釣りは出せません、というのが原則のルールになっているのです。もし商品券を出してお釣りが発生するようになると、その時点で商品券はお金と同等の価値を持ってしまいます。これは企業や団体がお金を発行できるようになってしまうので、それを防ぐためのルールが制定されているのです。

 ただし利用者保護の観点から、発行額の2割程度であれば例外として払い戻しが認められているので、お釣りが出る商品券も存在している、というのが現状になります。具体的な線引きはないので、商品券やギフトカードを使う際には注意書きを読んで、損をしない使い方をするようにしましょう。

<参考サイト>
・おつりが出る商品券とおつりが出ない商品券・ギフトカードの見分け方|気になるお金のアレコレ:三菱UFJ信託銀行
https://magazine.tr.mufg.jp/90026
・「一番人気の商品券を贈りたい!」もらって嬉しい商品券9選│デジコ
https://digi-co.net/blog/gift-certificates-mostpopular/#3
・お釣りの出る商品券と、お釣りが出ない商品券の違いと覚え方のコツ│LUCE
https://luce-inter.com/1818.html
・商品券にはどんな種類がある? 購入方法や使用するメリットを紹介 | もらって嬉しいVisaのギフト『Visa eギフト』『バニラVisaギフトカード』
https://www.vvgift.jp/biz/blog/i0008
・一般社団法人日本資金決済業協会|Q&Aコーナー
https://www.s-kessai.jp/consumer/giftcard_prica_netprica/q_and_a.html

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