テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツ・アカデミーとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2022.11.03

40代男性がやると「痛い」ファッションは?

 もう若くはないけれど、オジサンと認めるにはまだ早い。見た目や体型が変化する微妙なお年頃でもある40代男性は、何を着たらいいのかと日頃の服選びに悩むことも多いのでは?ひとつ間違えると、女性から「痛い」と思われてしまうファッションになっていることもあります。年齢にふさわしい着こなしをするためには、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか。

「これはやめて」女性に聞く40男の痛い着こなし

・ダーティーなダメージジーンズ
 デニムを愛用している40代男性も多いと思いますが、かっこよく履きこなすのは意外と難しいもの。こなれ感を出したくて、ダメージの入ったジーンズや、ウォッシュしまくったデニムを履いている男性もいますが、女性からは40代になったら痛いのでやめてほしいとの声が。小綺麗なデニムファッションにシフトするべきかもしれません。

・ダボダボ&ピチピチ
 緩んだ体型を隠そうとオーバーサイズの服を選ぶと、だらしなくオジサン臭さが増してしまう場合も。かと言って40代で細過ぎるスキニーパンツやピチピチのTシャツを着ると「無理してる」「いやらしくなる」と女性から痛い目で見られることも。ジャストサイズを目安にしたいですね。

・更新されない若い時から好きなファッション
 B-BOY風、パンク風、バイカーファッション、軍物、好きなブランドのキャラクターロゴ物など、若い頃から好きなファッションテイストを40代になっても続けていると「痛い」ファッションとなってしまうことも。若い頃とは見た目もスタイルも変わっていますし「若作り」に見えてしまうこともあるので、今の自分に似合っているのか再確認を。

・目立つほどのビビッドカラー
 「彼氏に赤いトレーナーを着てこられて辛かった」「色んなカラーの入った派手なチェックパンツとかボーダーポロシャツとか、ゴルフ場みたいで痛い」「夫は顔がオッサンなのに真っ黄色のダッフルコートを買ってきて、痛いし恥ずかしい」など、ビビッドな色を差し色的に取り入れるのはオシャレですが、面積多めに派手カラーを着ると「痛い」と思われることがほとんど。

・夏のオフ以外のショートパンツ、半端丈ボトム
 女性でも40代になると生足でミニスカートは痛いと思われやすいように、男性も太ももが半分見えるような短パンや、脛の途中あたりの微妙な丈感のパンツは避けたいところ。「足を出すのは海や川のアウトドアの時だけにして」と思っている女性が多くいます。

・セクシー系、勘違いチョイ悪系
 大人の男の色気を醸し出そうと、シャツのボタンをいくつも開けた着こなし、深過ぎるVネック、チェーンアクセサリーの多用など、悪そうなファッションも「痛い」ことになりがちです。筋肉自慢のためのタイトなシャツなども「ナルシストオジサン感が辛い」と女性から痛いの声が。

 女性から見て痛い40代男性のファッションには、「若作り」「汚くだらしない」「派手」「TPO無視」「自己主張や個性が強過ぎる」などの共通点があります。おしゃれをしたい、ファッションで自分を表現したい、そんな気持ちが空回りして「痛い」ファッションになっているケースも多いようです。

痛くならないためのファッションポイントは?

 40代男性のファッションが痛くならないためには、悪目立ちをしないことと、年齢や体型にふさわしい着こなしを意識することが大切です。そのためには、以下のようなファッションやアイテム選びを心がけてみましょう。

・サイズを見直し、必ず試着をする
 おしゃれな人はサイズ選びにこだわっているもの。着心地とシルエットのどちらも納得できる服を選ぶためには、必ず数サイズ試着をしてから購入するようにしましょう。

・派手カラーは小物等で取り入れる
 どうしても鮮やかな色を取り入れたいのなら、マフラー、時計、スニーカー、リュックなど、小物アイテムで個性を出すのがおすすめ。大人の遊び心と余裕は、何気ない色使いで表現しましょう。

・清潔感を重視する
 こざっぱり、小綺麗、そんな印象を持たれる着こなしが40代男性には必要です。肌もくすむ40代では、顔色が綺麗に見える色や、化学繊維より清潔感を感じる自然素材等で老けた印象を飛ばしましょう。

・大人として質にこだわる
 安っぽい服は幼く見えたり、反対に老け見えする原因にも。くたびれたTシャツやワイシャツは定期的に買い替える、ニットやコートはウール100%やカシミア素材を取り入れるなど、状態と品質の良い物を着ることを心がけましょう。

・流行を意識し過ぎずベーシック&シンプルに
 クセが強いファッションは「痛い」の原因に。無理して若者の流行に乗るよりも、ベーシックでシンプルなファッションを。トレンドを取り入れたいのなら、小物やカラー程度で控えめくらいがちょうどいいオシャレ度です。

 痛いファッションをしてしまう40代男性には、変化してきている今の自分の容姿や体型への意識が少し足りていないのかもしれません。まずは今の自分を知るつもりで、無理なく似合うファッションやスタイルを探してみてください。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

世界で最もクリエイティブな国は? STEAM教育が広がる理由

世界で最もクリエイティブな国は? STEAM教育が広がる理由

数学と音楽の不思議な関係(4)STEAM教育でつくる喜びを全ての人に

世界では「創造性がどれくらい大事か」という問題意識が今、急激に高まっている。創造性とは全ての人にあり、偏差値などでは絶対に計れない、まさに無限軸の創造性のこと。そうした創造性を育む学びが「STEAM教育」である。最終...
収録日:2025/04/16
追加日:2025/09/18
中島さち子
ジャズピアニスト 数学研究者 STEAM 教育者 メディアアーティスト
2

なぜ日本の所得水準は低いのに預金残高は大きいのか

なぜ日本の所得水準は低いのに預金残高は大きいのか

続・日本人の「所得の謎」徹底分析(2)政府債務と預金残高の背景

国際的に見て、政府の債務残高が大きい日本。その背景には、バブル崩壊後の財政赤字を取り戻せていないことがあった。その一方で、預金残高も高い日本。所得が低いのに預金が多い日本の謎を解説する。(全4話中第2話)
※...
収録日:2025/07/10
追加日:2025/09/17
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
3

米長邦雄のアンラーニング、弟子の弟子になってV字成長

米長邦雄のアンラーニング、弟子の弟子になってV字成長

経験学習を促すリーダーシップ(2)経験から学ぶ力

人が成長していくために重要な経験学習。その学習サイクルを適切に回していくためには、「経験から学ぶ力」が必要になる。ではそこにはどのような要素があるのか。ストレッチ、リフレクション、エンジョイメントという3要素と、...
収録日:2025/06/27
追加日:2025/09/17
松尾睦
青山学院大学 経営学部経営学科 教授
4

「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実

「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(8)満州事変と世界大恐慌

日本の陸軍は第二次世界大戦を「100年戦争」であると見なした。勝てる見込みは少なかったにもかかわらず、天皇と国民の一体性という精神主義によって、総力戦になだれこんでいった。石原莞爾が満州事変を起こした時に描いたスト...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/08/04
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
5

各々の地でそれぞれ勝手に…森林率が高い島国・日本の特徴

各々の地でそれぞれ勝手に…森林率が高い島国・日本の特徴

「集権と分権」から考える日本の核心(5)島国という地理的条件と高い森林率

日本の政治史を見る上で地理的条件は外せない。「島国」という、外圧から離れて安心をもたらす環境と、「山がち」という大きな権力が生まれにくく拡張しにくい風土である。特に日本の国土は韓国やバルカン半島よりも高い割合の...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/15
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家