社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
日本で最もアクセスの多いサイトは?
ウェブサイトは画面と世界をつなぐ窓、さまざまな情報が並んでいます。検索エンジンはもとより、新聞・ニュース、SNS、ショッピング、エンターテイメント……。さまざまなコンテンツがありますが、訪れる人が多いサイトとはどういったサイトなのでしょうか。ここではニューヨークに本部を置くウェブ調査分析会社SimilarWebが公表しているデータでのランキングから状況を見てみましょう。
1位 google.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > 検索エンジン
2位 yahoo.co.jp ニュース&メディアパブリッシャー
3位 docomo.ne.jp コンピュータエレクトロニクスと技術 > 情報通信
4位 youtube.com アート&エンターテインメント > ストリーミング&オンラインTV
5位 twitter.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
6位 news.yahoo.co.jp ニュース&メディアパブリッシャー
7位 amazon.co.jp Eコマース & ショッピング > マーケットプレイス
8位 rakuten.co.jp Eコマース & ショッピング > マーケットプレイス
9位 wikipedia.org 参照資料 > 辞書と百科事典
10位 google.co.jp コンピュータエレクトロニクスと技術 > 検索エンジン
1位は言わずと知れたGoogle.comです。また10位には日本でのローカルサービスであるGoogle.co.jpがランクインしています。Googleは検索エンジンとしてもはや揺るぎないシェアを獲得しています。Google.comはグローバルランキング(世界全体でのアクセスランキング)でも1位。世界でもっともアクセス数の多いサイトです。Google.comのアクセス全体に占める日本からのアクセスは3.68%となっています。
続いて2位はヤフー(Yahoo! JAPAN)。日本のヤフーはアメリカのYahoo!とソフトバンクの合弁会社として1996年に設立されました。日本のインターネットサイトの草分け的ポータルサイトです。アクセスの97.85%は日本国内からです。ちなみにアメリカのYahoo!は独自の検索エンジンを使用していますが、日本のYahoo! JAPANの検索エンジンはGoogleを使用しています。つまり、カスタマイズされた広告などの部分を除けば、検索結果はGoogleと同じです。
3位はドコモ。NTTドコモのオフィシャルウェブサイトです。キャリアとして契約者数が多いことに加えて、ポイントサービスとしてもdポイント利用者数もかなり増えている様子です。他にもdTVでの動画配信事業、ドコモでんきの電力事業、メタバース事業への参入など、ドコモはさまざまな分野へ進出しています。アクセスの99.18%は日本からです。
この点に関しては、Twitterを買収したイーロン・マスクCEOが2022年の11月に「ツイッターはアメリカ中心に見えるかもしれないが、むしろ日本中心だ」と述べたことも話題となりました。たしかに、同じアメリカのサービスである1位のGoogleでは、日本からのアクセスが3.68%でした。この点で比較すると、Twitterは日本からのアクセスがかなりのシェアを占めていることがわかります。
この辺りはイラストや創作などのクリエイティブな分野に興味がある人で知らない人はいない、といった感じのコンテンツかもしれません。Pixivは文字よりもイラストが多いことが理由か、海外からもそれなりのアクセスがあります。実際の数値としては、日本国内からのアクセスは61.87%、ついで韓国から4.34%、中国4.06%、アメリカ3.63%、台湾3.05%となっています。
1位 google.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > 検索エンジン
2位 youtube.com アート&エンターテインメント > ストリーミング&オンラインTV
3位 facebook.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
4位 twitter.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
5位 instagram.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
このあたりは想像通りといった感触でしょうか。SNSはやはりなかなか利用者が多いようです。一方、5位までのうち、Google、YouTubeはGoogle社のサービス。ちなみに6位は中国国内でアクセス数1位のbaidu.com(バイドゥ・検索エンジン)となっています。日本国内でアクセス数2位のYahoo! JAPANはグローバルランキングでは15位、同3位のdocomo.ne.jpはグローバルランキング24位となっています。
アクセスランキングトップ10
以下は2022年12月4日時点における、日本国内からのウェブサイトアクセスランキングトップ10です。右側はサイトのジャンルです。1位 google.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > 検索エンジン
2位 yahoo.co.jp ニュース&メディアパブリッシャー
3位 docomo.ne.jp コンピュータエレクトロニクスと技術 > 情報通信
4位 youtube.com アート&エンターテインメント > ストリーミング&オンラインTV
5位 twitter.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
6位 news.yahoo.co.jp ニュース&メディアパブリッシャー
7位 amazon.co.jp Eコマース & ショッピング > マーケットプレイス
8位 rakuten.co.jp Eコマース & ショッピング > マーケットプレイス
9位 wikipedia.org 参照資料 > 辞書と百科事典
10位 google.co.jp コンピュータエレクトロニクスと技術 > 検索エンジン
1位は言わずと知れたGoogle.comです。また10位には日本でのローカルサービスであるGoogle.co.jpがランクインしています。Googleは検索エンジンとしてもはや揺るぎないシェアを獲得しています。Google.comはグローバルランキング(世界全体でのアクセスランキング)でも1位。世界でもっともアクセス数の多いサイトです。Google.comのアクセス全体に占める日本からのアクセスは3.68%となっています。
続いて2位はヤフー(Yahoo! JAPAN)。日本のヤフーはアメリカのYahoo!とソフトバンクの合弁会社として1996年に設立されました。日本のインターネットサイトの草分け的ポータルサイトです。アクセスの97.85%は日本国内からです。ちなみにアメリカのYahoo!は独自の検索エンジンを使用していますが、日本のYahoo! JAPANの検索エンジンはGoogleを使用しています。つまり、カスタマイズされた広告などの部分を除けば、検索結果はGoogleと同じです。
3位はドコモ。NTTドコモのオフィシャルウェブサイトです。キャリアとして契約者数が多いことに加えて、ポイントサービスとしてもdポイント利用者数もかなり増えている様子です。他にもdTVでの動画配信事業、ドコモでんきの電力事業、メタバース事業への参入など、ドコモはさまざまな分野へ進出しています。アクセスの99.18%は日本からです。
4位YouTube、5位Twitter
そのほか、ストリーミング &オンラインTV(動画配信サービス)からはYouTubeが4位です。グローバルランキングでは2位。ちなみに国内での同ジャンル2位はnicovideo.jp(国内全体でのラインキングは19位)、3位はnhk.or.jp(国内全体でのラインキング28位)となっています。5位のTwitterは現在のXのことで、グローバルランキングは4位。やや特徴的な点はアクセス全体に占める日本からのアクセスが14.99%と1位であるアメリカの25.37%に次いで多い点です。この点に関しては、Twitterを買収したイーロン・マスクCEOが2022年の11月に「ツイッターはアメリカ中心に見えるかもしれないが、むしろ日本中心だ」と述べたことも話題となりました。たしかに、同じアメリカのサービスである1位のGoogleでは、日本からのアクセスが3.68%でした。この点で比較すると、Twitterは日本からのアクセスがかなりのシェアを占めていることがわかります。
「Pixiv」12位、「小説家になろう」15位
他にも少し広く見てみると、12位(グローバルランキング86位)にはpixiv.net、15位(グローバルランキング155位)にはsyosetu.comというサイトが入っています。pixiv.netは「Pixiv(ピクシブ)」、イラストや漫画をメインとした投稿サイトです。syosetu.comは「小説家になろう」という小説などの投稿サイトです。この辺りはイラストや創作などのクリエイティブな分野に興味がある人で知らない人はいない、といった感じのコンテンツかもしれません。Pixivは文字よりもイラストが多いことが理由か、海外からもそれなりのアクセスがあります。実際の数値としては、日本国内からのアクセスは61.87%、ついで韓国から4.34%、中国4.06%、アメリカ3.63%、台湾3.05%となっています。
グローバルランキングトップ5
ということで世界全体でのアクセス数を示す、グローバルアクセスランキングも少し見てみましょう。以下、トップ5です。1位 google.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > 検索エンジン
2位 youtube.com アート&エンターテインメント > ストリーミング&オンラインTV
3位 facebook.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
4位 twitter.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
5位 instagram.com コンピュータエレクトロニクスと技術 > ソーシャルメディアネットワーク
このあたりは想像通りといった感触でしょうか。SNSはやはりなかなか利用者が多いようです。一方、5位までのうち、Google、YouTubeはGoogle社のサービス。ちなみに6位は中国国内でアクセス数1位のbaidu.com(バイドゥ・検索エンジン)となっています。日本国内でアクセス数2位のYahoo! JAPANはグローバルランキングでは15位、同3位のdocomo.ne.jpはグローバルランキング24位となっています。
<参考サイト>
上位ウェブサイトランキング|similarweb
https://www.similarweb.com/ja/top-websites/japan/
米Yahoo!が社名変更 Yahoo!JAPANはどうなる?|ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1701/10/news113.html
上位ウェブサイトランキング|similarweb
https://www.similarweb.com/ja/top-websites/japan/
米Yahoo!が社名変更 Yahoo!JAPANはどうなる?|ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1701/10/news113.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
平和の実現を哲学的に追求する…どんな平和でもいいのか?
平和の追求~哲学者たちの構想(1)強力な世界政府?ホッブズの思想
平和は、いかにすれば実現できるのか――古今東西さまざまに議論されてきた。リアリズム、強力な世界政府、国家連合・連邦制、国連主義……。さまざまな構想が生み出されてきたが、ここで考えなければならないのは「平和」だけで良...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/08
『富嶽三十六景』神奈川沖浪裏のすごさ…波へのこだわり
葛飾北斎と応為~その生涯と作品(2)『富嶽三十六景』神奈川沖浪裏への道
役者絵からキャリアを始め、西洋の画法を取り入れながら読本の挿絵を大ヒットさせた葛飾北斎。その後、北斎が描いていった『北斎漫画』や浮世絵などの数々は、海外に衝撃を与えてファンを広げるほどのものになっていく。60代は...
収録日:2025/10/29
追加日:2025/12/06
布団に入る何分前がいい?入眠しやすいお風呂の入り方
熟睡できる環境・習慣とは(3)睡眠にいい環境とお風呂の入り方
眠る環境は各家庭の状況や個人の好みによって大きく異なるが、一般的に「良い睡眠」のために望ましい環境はどのようなものだろうか。布団や枕などの寝具、エアコンなどの室温コントロールを含めた寝室の環境、また寝つきの良く...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/12/07
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
チベット、内モンゴル、新疆ウイグルなど、少数民族に対する深刻な人権侵害をめぐって欧米諸国から強い批判を浴びている中国。しかし、こうした人権問題は今に始まったことではない。中華人民共和国建国の経緯と中国共産党の思...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/24
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02


