テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツ・アカデミーとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2024.12.24

ダサい?女性が持っていると「残念」な小物

 おしゃれな女性は一点だけおしゃれな物を身につけるのではなく、全身がトータルでコーディネートされているものです。お気に入りの服を着ても、なんだか垢抜けない、しっくりこないと感じる時は、靴やバッグなどのファッションアイテムが間違っている可能性も。小物ひとつでファッションの印象を悪くしないために、避けた方が無難な女性のファッションアイテムをご紹介します。

残念ポイントを生むNGなファッション小物

 まずは頭を悩ませることの多いバッグからスタート。

<いつでもエコバッグ>
 エコバッグが一般的になってから、お買い物時のサブバッグとしてではなく普段使いする女性を見かけるように。デザインや柄が素敵な物も多いですが、それひとつで出掛けると「手抜き感」「ご近所感」「生活感」を感じさせる残念アイテム。お買い物時であっても、シワや薄汚れがあったり、子供っぽい柄のエコバッグはチープな印象になります。

<季節感を無視したバッグ>
 冬でもカゴバッグを使ったり、夏の軽やかなファッションにダークカラーの重量感ある皮バッグを合わせてしまったり…。ひとつひとつは普通のバッグでも、季節感を間違えるとダサい印象になってしまいます。

 続いては、こちらもバッグ同様に迷いがちな靴について。

<流行遅れ感のあるシープスキンブーツ>
 10年程前に一世を風靡したシープスキンブーツ。実用性や防寒に特化したぽってりシルエットのブーツですが、当時は逆にそれがオシャレのアイコンに。しかし今も変わらず履き続けていると、残念に見えてしまうことも。レジャーや犬の散歩やスーパーの買い出しくらいなら問題ないですが、お出掛けには「ダサい」「流行遅れ」に見られてしまいます。

<高過ぎるピンヒール>
 劇場やパーティーなどドレスアップする時にハイヒールを履くのは素敵ですが、カジュアルやビジネス寄りの日常的な服装に10cm以上もするようなピンヒールを合わせるのは、頑張り過ぎていてダサい印象になることも。靴は、TPOとファッションとのバランスを重視しましょう。

 次は、アクセサリーの残念アイテムです。

<クラフト感溢れる手作りアクセ>
 アクセサリー作りを趣味とする女性もいますが、クオリティーを重視しないと安っぽく子供っぽい印象に。カラフル過ぎたりサイズが大きいものではなく、シンプルで小振りな方がクラフト感やオモチャ感は減るようです。

<男性から不評のシュシュ>
 ヘアアクセサリーとしてゴム代わりに使えるシュシュ。自宅やトレーニング中などで使うのはアリですが、街中で使っている人にオシャレな女性はほとんどいません。男性からも「あの布は何?」と聞かれることも多いよう。どうしても使いたいなら髪色と浮かないダークカラーを選びましょう。

 次は残念になりがちな帽子選びです。

<フェミニンな服にキャップを被る>
 ワンピースやロングスカートといったフェミニンなシルエットの服にもキャップを合わせている女性をこの夏多く見かけました。しかしキャップを被ることにより、ママっぽさやご近所感が出てしまい、なんだかダサくなってしまっている人も。10代20代なら可愛いコーデでも、アラサー以降は痛くなりがちなので気をつけましょう。

<オバサン感が増すサンバイザー>
 ヘアースタイルを崩したくない、頭が蒸れないように、とサンバイザーを被る人もいますが、スポーツや自転車移動時など以外では「オバサンぽい」と言われがち。おしゃれに見せるのには高度なテクニックのいるアイテムです。

 その他にも以下のようなアイテムも「残念」との声を聞くことがあります。
<肌色より白っぽいストッキング>
<パンプスから見えるインナーストッキング>
<安っぽく人工的なエコファーアイテム>

おしゃれ上手になるための小物使いとは

 アイテム自体が「残念」な場合もありますが、アイテムの使い方が間違っているから「残念」になってしまっていることの方が多いのではないでしょうか。おしゃれをする時に小物使いを間違えないようにするためには、以下のようなことに留意しましょう。

・季節感やTPOを意識して、服装とのバランスを考える。
・安価で買える小物こそ、クオリティーにこだわって選ぶ。
・流行物は、年齢や現状が合っているかを見極める。
・靴やバッグも身に付けた状態で全身鏡でチェックする。

 服装が料理だとしたら、ファッション小物は調味料やスパイス。高級な料理にケチャップをかけたら台無しになってしまうように、小物を含めたトータルでバランスを考えて、素敵なファッションを完成させたいですね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

「学びの危機」こそが現代社会と次世代への大きな危機

「学びの危機」こそが現代社会と次世代への大きな危機

「アカデメイア」から考える学びの意義(1)学びを巡る3つの危機

混迷を極める現代社会にあって、「学び」の意義はどこにあるのだろうか。次世代にどのような望みをわれわれが与えることができるのか。社会全体の運営を、いかに正しい知識と方針で進めていけるのか。一人ひとりの人生において...
収録日:2025/06/19
追加日:2025/08/13
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
2

ウェルビーイングの危機へ…夜型による若者の幸福度の低下

ウェルビーイングの危機へ…夜型による若者の幸福度の低下

睡眠から考える健康リスクと社会的時差ボケ(4)社会的時差ボケとメンタルヘルス

社会的時差ボケは、特に若年層にその影響が大きい。それはメンタルヘルスの悪化にもつながり、彼らの幸福度を低下させるため、ウェルビーイングの危機ともいうべき事態を招くことになる。ではどうすればいいのか。欧米で注目さ...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/08/23
西多昌規
早稲田大学スポーツ科学学術院教授 早稲田大学睡眠研究所所長
3

健康経営×DEIの効用――経営理念が充実すると業績がよくなる

健康経営×DEIの効用――経営理念が充実すると業績がよくなる

DEIの重要性と企業経営(3)健康経営でDEIを推進する

どのようにすればDEIを実現していけるのか。一つのヒントとなるのが「健康経営」である。はたして健康経営を目指している企業にとって、DEIの視点を取り入れることが企業利益につながるのか。また、従業員のウェルビーイングと...
収録日:2025/05/22
追加日:2025/08/22
山本勲
慶應義塾大学商学部教授
4

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

睡眠と健康~その驚きの影響(1)睡眠が担う5つのミッション

私たちに欠かせない「睡眠」。そのメカニズムや役割についていまだ謎も多いが、それでも近年は解明が進み、私たちの健康に大きく関与することが明らかになっている。まずは最新情報を盛り込んだ睡眠が果たす5つの役割を紹介し、...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/06/05
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授
5

同盟国よもっと働け…急激に進んでいる「負担のシフト」

同盟国よもっと働け…急激に進んでいる「負担のシフト」

トランプ政権と「一寸先は闇」の国際秩序(3)これからの世界と底線思考の重要性

トランプ大統領は同盟国の役割を軽視し、むしろ「もっと使うべき手段だ」と考えているようである。そのようななかで、ヨーロッパ諸国も大きく軍事費を増やし、「負担のシフト」ともいうべき事態が起きている。そのなかでアジア...
収録日:2025/06/23
追加日:2025/08/21
佐橋亮
東京大学東洋文化研究所教授