社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
寝起きに絶対してはいけないこと7選
寝起きの行動をちょっと振り返ってみましょう。「大音量アラームで急いで起きて、時間がないからコーヒーだけ飲んで駅まで疾走」みたいなバタバタとした朝を繰り返しているひと、案外いるのではないでしょうか。またなんとか布団からでても、ずっとぼんやりしてしまう、なんとなく調子が出ないという人もいるかもしれません。もしかしたら、朝の行動を少し改善してみる価値はあるかもしれません。ということでここでは「朝のNG習慣」を7項目に分けてお知らせします。
ここまで、朝に行わない方がいいことを見てきました。朝は「水分が不足」していて「血圧が不安定」であるということは、まず頭に置いておいた方が良さそうです。このためにも、起きたらまずは、コップ一杯の水を飲みましょう。その後「ゆっくり動いて朝日を浴びる(散歩する)」、「食物繊維やタンパク質、ビタミン・ミネラルなどを含む朝食をゆっくりとる」といったことを心がけるといいようです。また、ここに挙げた朝やってはいけないことは、ほとんどすべて忙しくて時間がないからそうなってしまう物事です。まずはなるべく「早く寝る」こと、また「起きる時間を一定にする」ということを第一に考えましょう。
朝のNG習慣その1:大音量の目覚ましで起きる
目覚ましアラームを使って目覚める人は少なくないと思われます。ただし、唐突に大音量が鳴る目覚ましは気をつける必要がありそうです。寝ているときに突然大音量が流れると交感神経が一気に反応します。そうすると心臓に余計な負担がかかり、血圧も急上昇します。なるべく静かな音から少しずつ、音量が上がっていくようなアラームや目覚まし時計を利用する方がいいようです。朝のNG習慣その2:起床時の急な動き
「勢いよく起きる」のも大音量のアラームと同様、避けた方がいいようです。急に起き上がると交感神経が急に優位になって一気に血圧と心拍数が上がり、脳や心臓、血管に大きな負担をかけることになります。目が覚めたらゆっくりと身体を動かしましょう。理想としては手を開いて握ってといったように、心臓から遠いところからゆっくりと動かしていくことです。朝のNG習慣その3:休日に寝だめする
休日に寝だめをする、という人もいるかもしれません。これだと体内時計が乱れて、時差ぼけのような状態に陥るリスクがあります。この状態が続くと倦怠感に襲われたり、その後の睡眠の質が低下したりします。休日にしっかり睡眠を取るためには、起きる時間を遅くするのではなく「寝る時間を早くする」ことがポイントのようです。朝のNG習慣その4:寝起きのコーヒー
朝8時から9時の時間帯は、目覚めを助ける働きのあるコルチゾールと呼ばれるホルモンの血中濃度が最も高くなっています。一方で、コーヒーに含まれるカフェインはコルチゾールの分泌を促します。コルチゾールの血中濃度が高いタイミングでカフェインを摂取すると、身体の自発的な作用を邪魔することになります。これが常態化すると、自発的にコルチゾールを分泌する能力が低下するという事態も起こるようです。このことから、コーヒーを飲むのはできる限り朝9時以降にした方がいいという話もあります。朝のNG習慣その5:朝風呂
まず寝ているときにはそれなりの量の汗をかいています。この後、水分補給せずに入浴すると、脱水症状になるリスクが高くなります。もし「立ちくらみ」がしたら危険です。まずは水分を摂取しましょう。また、朝食前にお風呂に入るのも同様のリスクがあるようです。加えて、朝風呂で熱い浴槽につかると血圧が急上昇するリスクもあります。どうしてもという場合はシャワーで軽めに済ませる程度にするといいかもしれません。朝のNG習慣その6:朝食を抜く
朝食をとらないと血糖値が低くなります。このことで身体は血糖値を上げるホルモンが分泌します。ただし多くの場合、ここで昼食を取ることになります。こうなるともちろん血糖値が急上昇します。今度はこのことに対して血糖値を下げるためにインスリンが大量に出ます。この血糖値の乱高下は血管を傷つけるなど、身体に悪いことはいうまでもありません。朝のNG習慣その7:激しい運動
朝は脳から全身への指令がまだ伝わりにくい時間帯です。朝早くの運動は怪我をするリスクが高いといっていいでしょう。また激しい筋トレやランニングなどは体温を一気に上げます。人は体温が下がっていくと眠くなるので、こういった運動の後は急に眠くなるかもしれません。また起床直後で血圧が不安定な時に身体を激しく動かせば、もちろん心臓や血管、脳などに負担がかかります。運動するとしても、朝はゆっくりとウォーキングしたり体操したりといった程度がいいようです。ここまで、朝に行わない方がいいことを見てきました。朝は「水分が不足」していて「血圧が不安定」であるということは、まず頭に置いておいた方が良さそうです。このためにも、起きたらまずは、コップ一杯の水を飲みましょう。その後「ゆっくり動いて朝日を浴びる(散歩する)」、「食物繊維やタンパク質、ビタミン・ミネラルなどを含む朝食をゆっくりとる」といったことを心がけるといいようです。また、ここに挙げた朝やってはいけないことは、ほとんどすべて忙しくて時間がないからそうなってしまう物事です。まずはなるべく「早く寝る」こと、また「起きる時間を一定にする」ということを第一に考えましょう。
<参考>
医師警告!「朝の過ごし方」に潜む""超危険""の正体|東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/665730
週末の寝だめはNG「免疫力を下げる」3つの悪習慣|東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/683987
朝風呂と夜風呂、どっちがいいの?|お風呂なび・アース製薬
https://www.earth.jp/ofuro/faq/010/index.html
医師警告!「朝の過ごし方」に潜む""超危険""の正体|東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/665730
週末の寝だめはNG「免疫力を下げる」3つの悪習慣|東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/683987
朝風呂と夜風呂、どっちがいいの?|お風呂なび・アース製薬
https://www.earth.jp/ofuro/faq/010/index.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21
次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂
今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点
猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
冷戦終焉から30年、激変する世界の行方を追う
ポスト冷戦の終焉と日本政治(1)「偽りの和解」と「対テロ戦争」の時代
これから世界は激動の時代を迎える。その見通しを持ったのは冷戦終焉がしきりに叫ばれていた時だ――中西輝政氏はこう話す。多くの人びとが冷戦終焉後の世界に期待を寄せる中、アメリカやヨーロッパ諸国、またロシアや同じく共産...
収録日:2023/05/24
追加日:2023/06/27
遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性
『江戸名所図会』で歩く東京~吉原(1)「苦界」とは異なる江戸時代の吉原
『江戸名所図会』を手がかりに江戸時代の人々の暮らしぶりをひもとく本シリーズ。今回は、遊郭として名高い吉原を取り上げる。遊女の過酷さがクローズアップされがちな吉原だが、江戸時代の吉原には違う一面もあったようだ。政...
収録日:2024/06/05
追加日:2024/11/18
国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題
教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担
人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19