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DATE/ 2015.12.13

快眠グッズはアプリからウェアラブルの時代へ~ニットキャップやアイマスクで睡眠管理

 毎日よく眠れていますか?睡眠障害を抱えている人、仕事が忙しくて十分な睡眠時間を取れない人、睡眠を取っているつもりなのに日中眠くなってしまう人――。睡眠に何かしら問題を抱えている人は少なくないが、今や睡眠を自分で管理して、質を高められる時代になっている。ここでは睡眠をチェック、向上させるグッズを紹介したい。

 スマートフォンの加速度センサー(傾きや方向を感知する機能)を活用したアプリを使うと、寝ている時に体の動きを感知し、レム睡眠(浅い眠り)、ノンレム睡眠(深い眠り)の行き来を記録することができる。

   例えば寝具メーカーによる無料アプリ「東京西川の睡眠アプリ」では、睡眠時間や寝つきの良さなどを記録できる他、設定した時刻より30分前から眠りが浅いタイミングにアラームを鳴らし、すっきりと起こしてくれるようになっている。眠りの浅い時に目が覚めれば100%気持ちよく起きることができる、とは言い切れないものの、通常のアラームに比べればすっきり目覚めることができるのは確かだ。

 有料アプリでは日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど世界各国のアプリランキングで1位を獲得した「Sleep Cycle alarm clock」が秀逸。

   上記の眠りが浅いタイミングでアラームが鳴る機能はもちろん、統計機能に強みがある。目が覚めているか、深く眠れているか、日々の眠りをグラフ化し、睡眠時間や快眠度をログとして残してくれる。データがたまればたまるほど自分の生活習慣が見えてくるうえ、アプリが多国籍展開しているメリットを生かし、様々な睡眠データの日本平均や世界各国の平均と比較することも可能だ。

 野球ボール大の睡眠管理デバイス「Sense」は、小さなボディーに多種多様の機能を内蔵。眠っている間の室内の音や温度、明るさ、湿度や微粒子などまで検知し、各環境と睡眠の質の相関関係を把握することができる。デバイス系で言うと、睡眠に限らず生活の全てを記録するライフログを管理するグッズ、例えばリストバンド型の「Jawbone UP」を使うのもアリだろう。

 ここまでは睡眠を監視するツールだったが、次の「Sleep Shepherd」は睡眠をコントロールする帽子だ。見た目はごく普通のニットキャップだが、脳を落ち着かせることで睡眠を導入するという機能を持っている。帽子内のセンサーが脳波を監視し、リズミカルな音を再生することでハンモックに乗って揺れているような心地良さを生み出してくれる。

 最後は短時間睡眠を可能にするという触れ込みのアイマスク「Neuro:On」。脳波、筋電図、眼球運動の測定などにより短時間でも熟睡することを実現、1日の長い睡眠を数回の短い睡眠に分割し、トータルの睡眠時間は短くても疲労は取れるという「多相睡眠」を提唱している。ただ、睡眠学者の間では睡眠はまとめて取るべきとする説が強いということも付け加えておきたい。

 毎日ちゃんと眠れてますよ、そんな人も含め、自分の睡眠をチェックしてみるのも悪くないだろう。きっとその先にはより良い眠りが待っている。

(10MTV編集部)