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DATE/ 2016.06.03

雨の日に聴きたい!80年代~懐かしの名曲

 じめじめとうっとうしい梅雨こそ「雨の名曲」を聴いてテンションが下がり気味の心を盛り上げてみてはいかがですか?

 今回は、雨の情景に心模様を投影した人気のレインソングをシチュエーション別に紹介していきます。

雨だから、よけいに恋心を燃えさせるレインソング

・稲垣潤一「ドラマティック・レイン」(1982年)
男の哀愁をむんむんと匂わせる「ドラマティック・レイン」は男性向けレインソングの定番。なお、作詞は秋元康。作詞家としての出世作でもあります。

・松田聖子「瞳はダイアモンド」(1983年)
作詞・松本隆、作曲・呉田軽穂(松任谷由実のペンネーム)という黄金コンビが手掛けた「瞳はダイアモンド」はキラキラのラブソング。松田聖子の歌いっぷりが一途で強い女心をいっそう盛り上げます。

・徳永英明「レイニーブルー」(1986年)
J-POPきっての「ヴォーカリスト」、徳永英明の初期のヒット曲「レイニーブルー」。EXILEのATSUSHIなど多くのアーティストもカバーする雨の名曲です。

・森高千里「雨」(1990年)
“オバさん”と呼ばれる年齢になっても衰えぬ美貌がニュースにもなる森高千里。「雨」は、“雨と恋心”“彼氏と聴きたい”というレインソングでは鉄板人気を誇る一曲です。

・ポルノグラフティ「サボテン」(2000年)
2000年代以降のレインソングの定番として根強い人気の「サボテン」。サボテンのトゲと愛の痛みを重ね合わせた物語描写にチクチクされてはいかが?

雨音をムーディーなBGMにしてくれる珠玉のレインソング

・村下孝蔵「初恋」(1983年)
昭和を代表するスタンダードナンバーの「初恋」。甘酸っぱくも、胸をせつなくしめつけるメロディと情景描写に、「初恋の頃の情感」を思い出すことでしょう。

・小林麻美「雨音はショパンの調べ」(1984年)
ミステリアスな美女、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」は、レインソングの代表曲。雨の叙情を感じさせるロマンティックな情緒にひたってください。

・大瀧詠一「バチェラー・ガール」(1985年)
日本ポップス界の才人・大瀧詠一は季節を歌ったナンバーも多く残してきましたが、レインソングだと「バチェラー・ガール」がおすすめ。もともとは稲垣順一への提供曲でした。

・小泉今日子「優しい雨」(1993年)
50代になってますます女性からの支持を高めている小泉今日子。自らが作詞を手掛けた「やさしい雨」は、せつなくも心を温めてくれるレインソングです。

・スピッツ「あじさい通り」(1995年)
センチメンタルを歌わせたら当代一のスピッツ。「あじさい通り」は、ぼんやりと雨粒を目で追いながらたそがれるのにうってつけです。

スカッと気分をアゲてくれるレインソング

・はっぴいえんど「相合傘」(1973年)
若き日の大瀧詠一、細野晴臣、松本隆、鈴木茂が結成した伝説のバンド、はっぴいえんどの「相合傘」は、雨の休日に恋人と散歩したくなるファンキーチューン。たまには相合傘でもいいですよね。

・RCサクセション「雨上がりの夜空に」(1980年)
RCサクセションの有名すぎるほど有名な「雨上がりの夜空に」は、「雨空なんてぶっ飛ばして行こうぜ!」と心にエンジンをかけてくれるロックチューン!

・DREAMS COME TRUE「晴れたらいいね」(1992年)
ドリカム屈指の人気曲にして気分アゲアゲソングの「晴れたらいいね」は、わずかな晴れ間に訪れるウキウキ感にぴったり。

・Mr.Children「雨のち晴れ」(1994年)
初期ミスチルの隠れた人気曲「雨のち晴れ」。新入社員の奮闘をちょっとコミカルに描いたこの曲は、「いつか雨もあがる。いいことあるさ!」と元気な気分にさせてくれる応援歌。くもった心に効果テキメンです。

 ここで紹介したレインソング以外にも、歌謡曲、演歌、J-POPなどのレインソングは星の数ほどあります。お気に入りのレインソングを見つけるだけで、雨もオツなものに様変わり。今年の梅雨はレインソングで楽しく乗り切ってみませんか。

<参考サイト>
・雨の歌・雨の曲人気投票(レインソング・ランキング)
http://mora.jp/special/rainsong/
・恋愛&結婚あれこれ
http://renai-sippai.info/rain-song/
・Livedoor NEWS
http://news.livedoor.com/article/detail/10279978/
ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/27154/full/
http://www.oricon.co.jp/news/26693/full/
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