社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「高学歴なのに使えない」人の特徴
「大学全入」を迎えた2009年頃を境に、「高学歴」という言葉の意味が変わってきました。以前は「大卒」「大学院卒」と、長期間の高等教育を受けた人が「高学歴」と呼ばれたのですが、現在では「一流大学の出身者」を「高学歴」と呼ぶことが増えてきたのです。
ネットでは、「●●大学は高学歴と言えますか?」の質問が後を絶ちませんが、高学歴と言うだけで社会に通用するのはせいぜい就活の段階まで。実際に職場に配属されると、仕事の出来不出来がモノを言うからです。今回は、そんな「高学歴なのに使えない人」の特徴を挙げてみます。
注意されても自分のやり方を変えない、融通のきかないタイプの人は大勢いますが、高学歴で使えない人は、プライドが高いため、自分のやり方を変えません。言い訳だけが達者で、非を認めない人もこの類です。「『自分ルール』を人に押し付けるなよ」と思っているかもしれませんが、はたして『自分ルール』でやろうとしているのは、どちらでしょうか。
2.空気が読めない
高学歴で使えない人は、本質を見抜く力が長けているばかりに、目の前の事象をないがしろにしてしまいます。「森を見て、木を見ない」タイプです。お客様の前で、空気を読まずに本質論を語ったりして、周りをうんざりさせていませんか。本質を見抜く力があったとしても、TPOに応じて適切にふるまえる人が仕事のできる人なのです。
3.完璧を求める
完璧主義と学歴は、必ずしも関係するとは言えません。ですが、高学歴で使えない人は、自分が「デキる」だけに完璧を求めます。ただ、刻々状況が変わっていく仕事場では、それに応じたスピード・効率・適切な連携が求められます。その状況を考えずにマイペースに完璧を目指す人は「使えない」と言えるでしょう。
4.失敗するのが怖い
失敗を恐れて保守的になってしまうのも、高学歴なのに使えない人の特徴です。学生時代に失敗した経験がない人は、新しいことへのチャレンジに対して臆病だと言われます。失敗しながら学んでいくのは、誰もが分かっているのですが、それまで失敗したことがなかっただけに、失敗を「怖い」「恥ずかしい」と思ってしまうのです。
ネットでは、「●●大学は高学歴と言えますか?」の質問が後を絶ちませんが、高学歴と言うだけで社会に通用するのはせいぜい就活の段階まで。実際に職場に配属されると、仕事の出来不出来がモノを言うからです。今回は、そんな「高学歴なのに使えない人」の特徴を挙げてみます。
高学歴なのに使えない人の特徴
1.プライドが高い注意されても自分のやり方を変えない、融通のきかないタイプの人は大勢いますが、高学歴で使えない人は、プライドが高いため、自分のやり方を変えません。言い訳だけが達者で、非を認めない人もこの類です。「『自分ルール』を人に押し付けるなよ」と思っているかもしれませんが、はたして『自分ルール』でやろうとしているのは、どちらでしょうか。
2.空気が読めない
高学歴で使えない人は、本質を見抜く力が長けているばかりに、目の前の事象をないがしろにしてしまいます。「森を見て、木を見ない」タイプです。お客様の前で、空気を読まずに本質論を語ったりして、周りをうんざりさせていませんか。本質を見抜く力があったとしても、TPOに応じて適切にふるまえる人が仕事のできる人なのです。
3.完璧を求める
完璧主義と学歴は、必ずしも関係するとは言えません。ですが、高学歴で使えない人は、自分が「デキる」だけに完璧を求めます。ただ、刻々状況が変わっていく仕事場では、それに応じたスピード・効率・適切な連携が求められます。その状況を考えずにマイペースに完璧を目指す人は「使えない」と言えるでしょう。
4.失敗するのが怖い
失敗を恐れて保守的になってしまうのも、高学歴なのに使えない人の特徴です。学生時代に失敗した経験がない人は、新しいことへのチャレンジに対して臆病だと言われます。失敗しながら学んでいくのは、誰もが分かっているのですが、それまで失敗したことがなかっただけに、失敗を「怖い」「恥ずかしい」と思ってしまうのです。
ポテンシャルはあるはず
もちろん、世の中には高学歴で仕事ができる人はたくさんいます。高学歴なのに使えない人も「学歴」という実績があるのだから、ポテンシャルはあるはずです。「使えない」と切り捨てる前に、どうやったらその人の能力を引き出せるかを考えるのがいいのかもしれません。~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
マネへの強烈なライバル意識…セザンヌ作品にみる現代性
作風と評論からみた印象派の画期性と発展(1)セザンヌの個性と現代性
印象派の最長老として多くの画家に影響を与えたピサロ。その影響を多分に受けてきた画家の中でも最大の1人がセザンヌだが、その才覚は第1回の印象派展から発揮されていた。画面構成や現代性による解釈から、セザンヌ作品の特徴...
収録日:2023/12/28
追加日:2025/07/10
AI時代の「真のリアル」は文芸評論の練達の手法にあり!
編集部ラジオ2025(14)なぜAI時代に文芸評論が甦るのか
どんどんと進む社会のAI化。この大激流のなかで、人間の仕事や暮らしの姿もどんどん変わっていっています。では、AI時代に「人間がやるべきこと」とはいったい、何なのでしょうか? さらにAIが、驚くほど便利に何でも教えてく...
収録日:2025/05/28
追加日:2025/07/10
なぜ思春期は大事なのか?コホート研究10年の成果に迫る
今どきの若者たちのからだ、心、社会(1)ライフヒストリーからみた思春期
なぜ思春期に注目するのか。この十年来、10歳だった子どもたちのその後を10年追跡する「コホート研究」を行っている長谷川氏。離乳後の子どもが性成熟しておとなになるための準備期間にあたるこの時期が、ヒトという生物のライ...
収録日:2024/11/27
追加日:2025/07/05
正岡子規と高浜虚子の論争、その軍配と江藤淳暦年のテーマ
AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(3)正岡子規と高浜虚子の「リアリズム」
正岡子規の死後、高浜虚子が回想で述べた師・子規との論争。そこに「リアリズムとは何か」のヒントが隠されていると江藤淳氏は言う。子規と虚子、それぞれの「リアル」とは何か、そしてどちらが本当の「リアル」なのか。近代小...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/07/09
グリーンランドに米国の軍事拠点…北極圏の地政学的意味
地政学入門 ヨーロッパ編(10)グリーンランドと北極海
北極圏に位置する世界最大の島グリーンランド。ここはデンマークの領土なのだが、アメリカの軍事拠点でもあり、アメリカ、カナダとヨーロッパ、ロシアの間という地政学的にも重要な位置にある。また、気候変動によってその軍事...
収録日:2025/02/28
追加日:2025/07/07