社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2016.07.28

元探偵に聞いた!「浮気」を見抜く4つのポイント

 有名人の結婚報道よりも、不倫騒動が話題となる昨今。婚活に励む男女も多くいる一方で、婚外恋愛に多くの人の注目が集まるのは、不倫や浮気がそれだけ自分事として身近なものになっているからではないでしょうか。

 特に、肌の露出が増え、気分も開放的になる夏は浮気への誘惑が増える時期。海や花火やバーベキュー、夏休みには同窓会も開かれたり、と夏は出会いの季節でもあります。探偵会社などへの浮気調査の依頼も、冬とくらべて3割ほど増えるそう。今回は、そんな夏にはじまってしまったかもしれない、パートナーの浮気を見抜くポイントをご紹介します。

バレない努力でバレる?浮気を見抜く4つのポイント

 浮気に関する情報も多く、する方もされる方も巧妙になってきている浮気問題。今回は元探偵の方と、浮気経験のある男性たちに、巧妙化する男性の浮気隠しを見抜くポイントを教えてもらいました。

1:ケータイやスマホを使わない、出さない。
 浮気がもっとも発覚しやすいのは、言わずと知れたケータイやスマホ。ケータイばかりいじっているのも、ロックを掛けているのももちろん怪しいのですが、上級者となるともっと自然に扱うそう。例えば、スマホを裏返しに置く、ケータイ自体を目に触れるところに置かない、休日はバイブ機能や通知もオフ、などパートナーの目を徹底的にスマホに向けさせない努力をしています。一緒にいるときに電話やラインをしてみて、そのときの反応や行動をチェックしてみてください。

2:新しい友人、知らない友人が増えた。
 急に友達が増えたり、友人関係が変わったときは要注意。それが架空の人物の可能性もありますし、その中に浮気相手がいることも。「同窓会で同級生たちに再会したのをきっかけに、皆で集まる機会が増えた」と言っていた夫が実は浮気をしていたなど、パートナーが知らない・会ったことがない友人関係は、裏どりもされにくいため口実にしやすいとのこと。自分には会わせてくれない友人の名前が頻繁に会話に出るようになったら、「一度会わせて」と言って関心があることを匂わせておくのも手です。

3:気分の上下、ムラが大きくなる。
 恋をしている高揚感や満足感、またうまくいかない悩みやこのままではいけないという罪悪感など、浮気には葛藤がつきもの。なんだか最近ずっと落ち込んでいるという様子よりも、やたらハイテンションかと思ったら次の日はイライラして不機嫌だったり、その振り幅が大きければ大きいほど怪しいそう。本人はそんな自分自身の言動に気がついていない場合も多いので、「いつもと様子が違うけれど、何かあったの?」と聞いて焦らせてみるのもあり。心配していることも伝わります。

4:繰り返される、予定外の外出。
 買い忘れたものをコンビニに買いに行く。会社でトラブルがあって戻らない。急に出張が入った。友達から「近所で飲んでいる」と連絡があったので顔を出してくる。こんな「仕方がないな」と思わせる予定外の外出が増えたら、浮気の可能性があります。浮気相手と会っているだけでなく、車や屋外で隠れて浮気相手と電話をしている場合も。事前に「出かける」と伝えていれば、反対されたり質問されたり外出が阻止される可能性もあるので、急なところがポイント。繰り返されるようなら危険度が高いです。

ちょっとした「変化」を見逃さないことが重要

 あなたのパートナーには、これらの言動がありませんか?

 いずれにしても重要なことは、ちょっとした「変化」を見逃さないこと。そのためには、常日頃からパートナーとコミュニケーションをとり、普段のその人をよく知っておくことが大切です。

 自分にそれほど関心がないというさみしさからはじまった浮気でも、そのままにしておくと「パートナーは関心がないのでラッキー」と思うように変化し、さらに浮気が重症化しやすくなるそうです。「バレているかも」と思わせるくらいに、あなたを見ているというアピールをしておくことも大事かもしれませんね。

~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質

深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質

中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景

チベット、内モンゴル、新疆ウイグルなど、少数民族に対する深刻な人権侵害をめぐって欧米諸国から強い批判を浴びている中国。しかし、こうした人権問題は今に始まったことではない。中華人民共和国建国の経緯と中国共産党の思...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/24
橋爪大三郎
社会学者 東京科学大学名誉教授 大学院大学至善館教授
2

プロジェクトマネジメントとは?国際標準から考える特性

プロジェクトマネジメントとは?国際標準から考える特性

プロジェクトマネジメントの基本(1)国際標準とプロジェクトの定義

プロジェクトマネジメントが世界的に普及し始めたのは1990年代。ソフトウェア産業の発展とともに拡大を続け、時代のニーズを受けて多くのシーンに定着してきた。今回は、その基本に立ち返り、国際標準をもとに、プロジェクトと...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/03
大塚有希子
法政大学専門職大学院イノベーションマネジメント研究科准教授
3

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み

なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
4

ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害

ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害

内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害

高度成長のために頑張った日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の評価を得たが、その後の日本企業の凋落、競争力の低下を考えると、その弊害を感じずにはおられない。読書人口が減っている現状をみると、いつのまにか「世界...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/12/01
5

質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?

質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?

歴史の探り方、活かし方(7)史料の真贋を見極めるために

歴史上の出来事の本質を知るには、その真贋を見定めなければいけない。そのためにはどうすればいいのか。記述の異なる複数の本がある場合、いかにして真実を見極めるか。また、司馬遼太郎の作品が「歴史事実」として認識されて...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/12/02