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アパレル店員が選ぶ「イヤな客」ワースト3
皆さんは、洋服は普段どこで購入していますか?最近では、ほとんどネットショッピングで済ませてしまうという人も増えているようですが、やはり自分の目と手でサイズや品質をチェックしてからではないと、とショップに足を運ぶ派も多いはず。
しかし、アパレルショップに行ったとき、おしゃれな店員さんに気後れしてしまい、居心地の悪さを感じてそそくさと出てきた、なんて経験もありますよね。なかには、なんだか店員さんの対応が冷たい、相手にされていない、と感じたという話も聞きます。その多くは考え過ぎや気のせいかもしれませんが、もしかしたら、あなたがイヤな客になっている可能性もあるのでは?
今回はアパレルショップで働く現役の店員さん5人に、イヤな客についてリアルなご意見をうかがってきました。
意外かもしれませんが、できうる限り試着をしてから買ってもらいたい、遠慮せずにどんどん試着をしてほしい、と店員さん達は口をそろえて言っています。しかし、一番困るのは商品にダメージが発生すること。
たとえば、汗をかいている状態で試着をされると商品が濡れてしまったり臭いがついてしまったり、品質の劣化につながります。また、ラメやグロスがギラギラしていたりするメイクの濃い人にはフェイスカバー着用を促すも、使ってくれないことも多く、商品が汚れてしまうことも。試着時は、汗、体臭、メイクに気をつけて清潔を心がけたいものですね。
2.コミュニケーションが取れない客
お客さんが入店してきて「いらっしゃいませ」と声をかけても、目も合わせない人がよくいるそう。そんなときは「放っておいて欲しいのかな?」と様子を見ますが、それでもサイズや探し物で迷っていれば話しかけざるを得ないと言います。
しかし、返事さえもなく無視するお客さんには悲しくなるとのこと。普段はきちんと挨拶もするし他人とコミュニケーションを取れているであろう人の、なぜかアパレル店員は無視してもいいという雰囲気に腹が立つことも。「今日は買うつもりはないけれど下見です。」とか「他も回ってから決めます。」とか言ってくれれば執拗に商品を薦めることはないそうです。
3.客だから何をしてもいい、と思っている客
百貨店やファストファッションの売り場には、外国人観光客もたくさん来店するようになりました。黙って試着室に大量の商品を持ち込んだり、大勢で試着室に入ったり、買わない物は脱ぎっぱなしで散らかして退店、というマナーの悪さも目立つといいますが、そこは文化の違いと納得するようにしているそう。
ところが外国人だと思って我慢していたら実は日本人だったということもあり、特に10~20代の若い世代の日本人客も、観光客と同じような行動をする人が増えていると言います。客だったら何をしても許される、という言動のお客さんは一刻も早く帰ってほしいと願ってしまうとのことです。
おしゃれに見えて引け目を感じていた店員さんたちが、実は一番にお客さんに求めているのは、清潔であること、挨拶をすること、偉ぶらないこと。人として当たり前の、最低限のマナーなのかもしれません。
しかし、アパレルショップに行ったとき、おしゃれな店員さんに気後れしてしまい、居心地の悪さを感じてそそくさと出てきた、なんて経験もありますよね。なかには、なんだか店員さんの対応が冷たい、相手にされていない、と感じたという話も聞きます。その多くは考え過ぎや気のせいかもしれませんが、もしかしたら、あなたがイヤな客になっている可能性もあるのでは?
今回はアパレルショップで働く現役の店員さん5人に、イヤな客についてリアルなご意見をうかがってきました。
こんな客が嫌われる! あなたのマナーは大丈夫?
1.汗や体臭の強い、不潔な客意外かもしれませんが、できうる限り試着をしてから買ってもらいたい、遠慮せずにどんどん試着をしてほしい、と店員さん達は口をそろえて言っています。しかし、一番困るのは商品にダメージが発生すること。
たとえば、汗をかいている状態で試着をされると商品が濡れてしまったり臭いがついてしまったり、品質の劣化につながります。また、ラメやグロスがギラギラしていたりするメイクの濃い人にはフェイスカバー着用を促すも、使ってくれないことも多く、商品が汚れてしまうことも。試着時は、汗、体臭、メイクに気をつけて清潔を心がけたいものですね。
2.コミュニケーションが取れない客
お客さんが入店してきて「いらっしゃいませ」と声をかけても、目も合わせない人がよくいるそう。そんなときは「放っておいて欲しいのかな?」と様子を見ますが、それでもサイズや探し物で迷っていれば話しかけざるを得ないと言います。
しかし、返事さえもなく無視するお客さんには悲しくなるとのこと。普段はきちんと挨拶もするし他人とコミュニケーションを取れているであろう人の、なぜかアパレル店員は無視してもいいという雰囲気に腹が立つことも。「今日は買うつもりはないけれど下見です。」とか「他も回ってから決めます。」とか言ってくれれば執拗に商品を薦めることはないそうです。
3.客だから何をしてもいい、と思っている客
百貨店やファストファッションの売り場には、外国人観光客もたくさん来店するようになりました。黙って試着室に大量の商品を持ち込んだり、大勢で試着室に入ったり、買わない物は脱ぎっぱなしで散らかして退店、というマナーの悪さも目立つといいますが、そこは文化の違いと納得するようにしているそう。
ところが外国人だと思って我慢していたら実は日本人だったということもあり、特に10~20代の若い世代の日本人客も、観光客と同じような行動をする人が増えていると言います。客だったら何をしても許される、という言動のお客さんは一刻も早く帰ってほしいと願ってしまうとのことです。
求めているのは人として当たり前の、最低限のマナー
身に覚えのある言動はありましたか?アパレルの店員たちは、「お高い」「商品やブランドの雰囲気にふさわしくない客に冷たい」とショップから足が遠のいていた人もいると思いますが、そうされてしまう、そう感じてしまうのには、お客さんの側にもそれなりの理由があるようです。おしゃれに見えて引け目を感じていた店員さんたちが、実は一番にお客さんに求めているのは、清潔であること、挨拶をすること、偉ぶらないこと。人として当たり前の、最低限のマナーなのかもしれません。
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