プロティアン~最先端の自律的キャリア形成
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
キャリア形成に重要な「二つのA」の掛け算がプロティアン
プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(4)アイデンティティとアダプタビリティ
田中研之輔(法政大学キャリアデザイン学部・大学院教授/一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事)
プロティアンの由来は、表面ではなく本質が変わっていく神「プロテウス」にちなむものである。転職をしなくても、プロティアン型のキャリア形成は可能である。キャリアが本来持つ意味を実現し、自己の可能性を極限まで広げていくには、アイデンティティとアダプタビリティという「二つのA」が重要なのだ。(全7話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10分38秒
収録日:2022年3月11日
追加日:2022年6月9日
≪全文≫

●常日頃からキャリアについて考えることが大事


―― プロティアンという考え方の場合、カメレオン型ではなく本質が変わっていくというお話を最初の講義でお聞きしました。今まで、変わっていくといえば「結局、転職だよね」というイメージがあったと思います。ところが、先生のお考えでは変わっていくこと=転職ではなく、要は自律してキャリアを自分に取り戻すということですね。

 そうなると、たとえ同じ会社にずっといたとしても、会社から「これをやりなさい」「あれをやりなさい」と言われたメニューだけをやるのではない。その会社にいる前提、自分の仕事にどう生かせるかという視点で、前回いわれた朝活などの外の交流を行い、知見を深めていくというイメージが近いのでしょうか。

田中 そうです。これは今、本当に重要なポイントだと思いますが、キャリアはいつ考えるものでしょう。普通は転職する直前に考えます。これは、「キャリアの非日常」だと私は思っています。仕事があって、「このままでは、どうだろう。転職しようか」というときだけ「これからのキャリアはどうしよう」というのは、常日頃からキャリアを考えていないということなのです。

 私自身がプロティアン・キャリアでお伝えしているのは、「常日頃からチェックしていいのではないか」ということです。私など、最近はよく医療系の論文を読んでいますが、なぜかというと、年に一度の健康診断で少し数値が悪いと思えば気になるからです。キャリアもそれと同様で、常にコンディション・チェックを行い、日常的にトリートメントするのが大切だと思っています。

 これからの1年、3年、5年というふうに刻めば、その中には一つのアクションとして、結果的にキャリア選択として「転職」を迎えることもあるかもしれない。しかし、キャリア形成の観点でいうと、これまでは30年、40年のスパンだったのが、それ以上に長くなっていく。これを踏まえると、やはり持続可能な形、皆さんそれぞれのリズムでいいから、キャリア形成を継続していってほしいと思うわけです。


●キャリア形成に重要な「二つのA」


田中 プロティアン・キャリアによるキャリア形成の重要なポイントとして、皆さんにお伝えしておきたいことが二つあります。

 スライドを準備しましたので、「二つのA」と覚えてください。一...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(1)変幻自在のキャリア論
なぜ第二の人生のためにキャリアの棚卸しが必要か~組織から自律へ
田中研之輔
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
企業改革の核心は何か(1)組織の危機をいかに克服するか
V字回復のためには社員に「個人の痛み」を迫る覚悟を持て
三枝匡
運と歴史~人は運で決まるか(1)ソクラテスが見舞われた「運」
歴史における「運」とは?ソクラテスの「運」から考える
山内昌之
そこまでやるか
当たり前のことを徹底してやった時、初めて人の心は動く
上甲晃
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(6)賴住光子先生ラフカディオ・ハーン論
ラフカディオ・ハーン『怪談』と『神国日本』の深い秘密
テンミニッツ・アカデミー編集部
墨子に学ぶ「防衛」の神髄(1)非攻と兼愛
『墨子』に記された「優れた国家防衛のためのヒント」
田口佳史
印象派の解体と最後の印象派展(5)ポスト印象派の台頭
ゴーガン、ルドン、スーラ、ゴッホ…ポスト印象派の時代へ
安井裕雄
新撰組と幕末日本の「真実」(3)「日野と多摩」の風土と天然理心流
田舎のヤンキー像は大違い…日野の豊かさと文武両道の気風
堀口茉純
変化する日本株式市場とPEファンド(1)近年急増するPE投資
プライベート・エクイティ・ファンドとは何か…その手法は?
百瀬裕規
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
大谷翔平の育て方・育ち方(7)不可能を可能にする力
「てっぺん」を目指したい――不可能を可能にする秘密とは
桑原晃弥
こどもと学ぶ戦争と平和(6)平和な社会を守るために
チャーチルの名著『第二次世界大戦』に学ぶ真の平和への道
小原雅博
インフレの行方…歴史から将来を予測する(2)明治以降の物価推移とインフレ率
戦後日本のハイパーインフレの真実…その時、何が起きたのか
養田功一郎
印象派の誕生~8人の主要な芸術家
マネ、モネ、ルノワール…芸術家8人の関係と印象派の誕生
安井裕雄