サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
次の動画も登録不要で無料視聴できます!
イーロン・マスクと対立…ChatGPT大ブームまでの紆余曲折
第2話へ進む
OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか
サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
ChatGPTを生みだしたOpenAI創業者のサム・アルトマン。AIの進化・発展によって急速に変化している世界の情報環境だが、今その中心にいる人物といっていいだろう。今回のシリーズでは、サム・アルトマンの才能や彼をとりまくアメリカの環境をひも解き、革新的な企業を生み出す背景に迫っていく。第1話では、まずサム・アルトマンの生い立ちから、最初の起業となったLooptの苦闘、そしてYコンビネーターが彼の才能を見いだす過程を振り返る。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:12分08秒
収録日:2024年3月13日
追加日:2024年4月19日
≪全文≫

●サム・アルトマンを生んだアメリカのIT社会とAI世界


―― 皆様、こんにちは。本日は桑原晃弥先生にサム・アルトマンに学ぶAIとスタートアップというテーマでお話をいただきたいと思っております。桑原先生、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

桑原 よろしくお願いいたします。

―― サム・アルトマンというと、ここ(スライド)にも出ておりますけれど、まさにOpenAI、そして最近話題のChatGPT、いわゆるAIの大規模言語モデルの話になってきますが、今回そのサム・アルトマンを講義に取り上げる意味と申しますか、どういうところに着目すべきなのでしょうか。

桑原 当然、これからのAIが世界を大きく変えていくだろうということは、もう誰もが理解しているところですけれどChatGPTを2022年に出したということによって、普通の人にとっても一気に身近なものになりつつあります。その基礎を築いたのがサム・アルトマンです。

 また、サム・アルトマンの周りには、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、サティア・ナデラといった、ITの世界の大御所たち、大物たちがいっぱいひしめいています。

 そういう中で、まだ30代のサム・アルトマンという人間がその中心にいて、引っ張ってきているということで、その若さ、構想力、なぜこんなことができたのかということに興味を持たれている方も多いと思います。また、日本でAIが発展していくという上で、やはりサム・アルトマンの考え方や行動の仕方といったことも非常に参考になるかと思いますので、今回、取り上げてみたいと思っております。

―― もう1つ加えると、なぜアメリカで次々にIT、AIと新しい技術がスタートアップでできてくるのかというところ(にも関連すること)で、実はサム・アルトマンの生涯や動きを追っていくと、なぜこういう人がどんどん生まれていくのだろうというような秘密も見えてくるそうですね。

桑原 もともと、アメリカの場合、シリコンバレーということで、それはスティーブ・ジョブズのような人がどんどん出てきたということはもちろん知られていましたけれど、この後ご紹介するYコンビネーターという、起業家を支援したり、養成したり、集めたりする組織がありますし、また大学ではスタンフォード大学もあります。

 こういった、人が何かを挑戦するときに、それを支援してくれる環...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
ストーリーとしての競争戦略(1)当たり前の重要さ
柳井正氏の年度方針「儲ける」は商売の本筋
楠木建
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治
これから必要な人材と人材教育とは?(1)人手の供給不足とマクロ経済への影響
ごく一部の人手不足が「致命的」になる…Oリング・セオリー
柳川範之
ウォーレン・バフェットの成功哲学(1)「世界一の投資家」の実像
世界一の投資家ウォーレン・バフェット…賢人と呼ばれる理由
桑原晃弥
生き続ける松下幸之助の経営観(1)今も生きている幸之助
松下幸之助の考え方には今と昔を貫くものがある
江口克彦

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(9)「トランプ大統領」の視点・論点
【テンミニッツで考える】「トランプ大統領」をどう見るか?
テンミニッツ・アカデミー編集部
日本人とメンタルヘルス…心のあり方(7)若者の引きこもりと日本の教育問題
日本の引きこもりの深い根源…「核家族」構造の問題とは?
與那覇潤
禅とは何か~禅と仏教の心(1)アメリカの禅と日本の禅
自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く
藤田一照
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
「同盟の真髄」と日米関係の行方(7)トランプ氏の評価とその実像
こりごり?アイ・ラブ・トランプ?…トランプ陣営の実状は
杉山晋輔
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(14)ポリスと魂の堕落過程〈下〉僭主の末路
僭主制は欲望の奴隷…過度の自由が過度の隷属に転換する
納富信留
『貞観政要』を読む(2)著作に登場する人物たち
房玄齢・杜如晦・魏徴・王珪―太宗の四人の優れた側近
田口佳史
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(2)“変わり者”の生かし方と後継者選び
「人材の組み合わせ」こそ「尖った才能」を輝かせる必勝法
水野道訓
民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教
なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景
橋爪大三郎
『太平記』に学ぶ激動期の生き方(1)なぜ今『太平記』を読むべきなのか
『太平記』は乱世における人間の処し方が学べる古典文学
兵藤裕己