サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
「金持ちになりたい」は失敗する!?鍵は仲間と実行力と情熱
サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(6)スタートアップ成功の秘訣:後編
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
世界を変える革新的なプロダクトは、一人の天才的な経営者が生み出しているように思われがちだが、実際にはそうした経営者を支える仲間がいるケースがほとんどだという。前回は、「スタートアップ成功の秘訣」の前編として、アイデアとプロダクトにおけるサム・アルトマンの経営哲学を深掘りしたが、今回はその後編として、スタートアップ経営における仲間(チーム)、実行力、情熱の重要性に焦点を当てる。(全8話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:9分31秒
収録日:2024年3月13日
追加日:2024年5月24日
≪全文≫

●1人ではダメ!? 起業家に求められる仲間探し


―― 続きまして、(スタートアップ成功の秘訣の)3つ目が「素晴らしいチーム」ということですね。

桑原 最初のYコンビネーターが、そもそもできたときに集まります。先ほど松下村塾のお話がありましたけれど、あれも松下村塾を出て仲間が集まってなかったら、おそらく革命は起きていないわけです。高杉晋作がたった1人で何かをやってもダメで、その周りにいろいろな支援をしてくれる人たちが集まってきているということが大事だと思うのです。

 とにかく、Yコンビネーターが面白いのは、「起業家が1人のときはまず出資しないよ」「仲間を集めてきな」という言い方をします。

 日本でも有名なのは、本田宗一郎さんと藤澤武夫さん、松下幸之助さんと高橋荒太郎さん、ソニーの井深大さんと盛田昭夫さんです。大番頭的な方には、共同創業者ではないけれど、そういう頼りにするお仲間がいます。

 そういう仲間がいるほうがいいのだと、アメリカだったらスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックもそうですし、ビル・ゲイツとポール・アレン、(また)グーグルも2人です。そういう2人とか3人、(つまり)仲間がいるほうがいいのだということで、アメリカのベンチャーキャピタルは「お金はあるが、良きチームは少ない」「自分たちが欲しいのは良きチームなのだ」ということをよく言っています。

 だからYコンビネーターに入るときに、例えば1人で応募するとダメなのです。

―― その時点でダメなのですか。

桑原 もう基本的にはダメです。たまにOKなこともあるらしいのですけれど、そうすると、自分の大学の同級生などを探してきて、仲間にしたり、ということをするそうです。だから、仲間がいるとか、2人とか3人でやるということがとても大事です。

 そういう出会いの場でもあるし、また、人と人が協力し合うということもサム・アルトマンは重視しているし、Yコンビネーターの基本的な方針ということになっています。

―― たしかに、誰か1人、人生をともにしてくれるぐらいの説得ができないで他の人を説得できるのかという問題はありますね。

桑原 ずっと1人で成功しているのは本当にイーロン・マスクくらいで、非常に特殊なケースです。あそこまで個性が強いとまた別ですけれど、基本的には、アメ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦
チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由
なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る
青島未佳
営業の勝敗、キリンの教訓(1)やる気のない社員になる理由
なぜ「やる気のある社員」が日本では6%しかいないのか?
田村潤
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(1)変幻自在のキャリア論
なぜ第二の人生のためにキャリアの棚卸しが必要か~組織から自律へ
田中研之輔

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(16)宮本弘曉先生:AI大格差
【10min解説】宮本弘曉先生「AI大格差」仕事と給料の未来
テンミニッツ・アカデミー編集部
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?
宮本弘曉
昭和の名将・樋口季一郎…キスカ・占守島編(4)「国のかたち」を守った男たち
全責任をかぶることを恐れず本義を貫く…樋口季一郎の決断と行動
門田隆将
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』
『百人一首』の歌が選ばれた理由とは?今も残る3つの謎
渡部泰明
イラン戦争と終末論(1)イラン戦争の戦略的背景と米国の政策
なぜイラン戦争がこのタイミングなのか?戦略的背景に迫る
東秀敏
なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(2)ノイズと半身社会の処方箋
ノイズを楽しむ――半身社会の「読書と教養のすすめ」
三宅香帆
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(序)時代考証が語る『豊臣兄弟!』の魅力
織田家中一の武略者…『豊臣兄弟!』秀吉と秀長の知られざる実像
黒田基樹
ウェルビーイングを高めるDE&I(4)人的資本経営の核となるDE&I:後編
日本は不寛容な国か?完璧主義の弊害とDE&Iを進める必要性
青島未佳
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書
奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」
門田隆将