松下幸之助の独自性…PEファンドと比べて際立つ猛獣型手法
今求められるリーダー像とは(2)M&Aと経営統合…松下幸之助
時代の転換期にある今求められるのは猛獣型リーダーで、その典型的な人物が世界に認められた経営者、松下幸之助である。不幸・不運の連続だったその人生の中、なぜ「経営の神様」と呼ばれるようになったのか。彼の人生、その足...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/13
議論と秩序…仏教、儒教、法家の影響と十七条憲法の独自性
聖徳太子「十七条憲法」を読む(6)条文を読む…仏教と礼
十七条憲法を読むときに意識したいのは、仏教、儒教、法家など、当時東アジアの先進性を支えていたその教えと、それらによる影響である。しかも、それらにただ従順に従うのではなく、国家の方向性を定めるための舵として利用し...
収録日:2023/08/24
追加日:2024/01/11
独自性を考えていくうえでのポイントは「見立て」
ビジョン講座「直観と論理をつなぐ思考法」(7)見立てで独自性を生み出す組替力
自分のビジョン、アイデアになかなか独自性が生まれない場合、どのように対処すれば良いのだろうか。その課題を解決するための鍵となるのは「組替力」である。今回はその力を身につけ、またそれを鍛えていくための方法を、豊富...
収録日:2020/11/04
追加日:2021/01/04
「天道と国体」の関係は「普遍と特殊」
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(4)同と独の調停
東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、吉田松陰の思想の内には、現在の世界情勢に通じる側面があると分析する。各国が持つ特殊性を尊重しながらも、そこからどうやって万国共通の普遍性を見出していくか。『講孟余話』を...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/10
世の中で一番知られていない「ビジョンの真実」とは何か
ビジョン講座「直観と論理をつなぐ思考法」(2)ビジョンにまつわる課題
「ビジョンを持っている人には実は、いくつかの特徴がある」と佐宗氏はいう。それはいったい何か。そして、目に見えない自分のビジョンを形にしていくための方法について、世の中にある思考を4つに分類し「ビジョン思考」と比較...
収録日:2020/11/04
追加日:2020/11/30
「ユニエイト」というあり方がウクライナの民族文化を醸成
ウクライナの宗教と民族の歴史(2)ギリシア・カトリック信仰と民族文化
ウクライナ語を話す西ウクライナ地方の住人には、独特なギリシア・カトリック(ユニエイト教会)信仰が深い。対立と弾圧を余儀なくされた彼らの間には「教会に対する戦いは、文化に対する戦いだ」との言い回しがある。その手掛...
収録日:2014/05/22
追加日:2014/06/05
なぜ家康は東照大権現になったか…その意味と天海の狙い
徳川家康の果断と深謀~指導者論と組織論(2)徳川将軍家が最上位に立つデザイン
「一元化をはかり、明確に上に立つ」――徳川幕府が260年の天下泰平を築けた1つの要因は、力の一元化を図り、トップは自分だということを明確に見せたことにある。鎌倉幕府も室町幕府も、そこが曖昧だったことに加え、朝廷という...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/12/06
奴隷制も復活? 歴史学の作法に適わないイスラム国の主張
『歴史とは何か』を語る(5)ある断面から全体を語れるか
「イスラム国」の考え方は明らかにおかしいと、イスラム研究の第一人者・山内昌之氏は言う。「複合的な見方」がないからだ。それは一体何か。『歴史とは何か』を語るシリーズ・第5回。
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/23
「日本は中東で愛されている」は正しく、かつ間違っている
「イスラム国」の本質と将来(2)「イスラム国」の日本人殺害事件の教訓と掃討コスト
「日本は中東で愛されている国」、この認識は正しく、かつ間違っている、と中東・イスラム史研究の第一人者である山内昌之氏は語る。日本人人質殺害事件から得た教訓をもとに、一歴史家の目をもって語る、「中東と日本」、「日...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/02
役員の半数以上が外国人! グローバル製薬企業・武田薬品
武田薬品~外国人トップの改革に会社は耐えられるか?
個性的な形で進む日本企業のグローバル化について、企業コンサルタントとして豊富な経験を持つエム・アイ・コンサルティンググループ株式会社代表取締役・大上二三雄氏が解説するシリーズ。今回は、大型買収でグローバルな製薬...
収録日:2015/01/30
追加日:2015/05/11
テロ行為は「国家間」の枠を超えたポストモダン世界戦争
パリ同時多発テロ(2)これはISだけの問題ではない
パリ同時多発テロをはじめ世界中で見られる新しい争いの形を、歴史学者・山内昌之氏は「ポストモダン世界大戦」と位置付けた。では、何がこうした「ポストモダン的」戦いを引き起こしているのか? そこには対ISだけでは語れ...
収録日:2015/11/18
追加日:2015/11/23
トランプとプーチンの外交戦略をユーラシア地政学から考察
トランプ外交と世界への影響(2)ロシア外交と日本の知恵
ユーラシア地政学における優位性を確立するため、ロシアの外交戦略は着々と成功を重ねている。勢いの止まらないプーチン大統領に対して、トランプ外交はどう出るか。日本が板挟みになる危険はないのか。歴史学者・山内昌之氏が...
収録日:2016/12/12
追加日:2016/12/25
BREXIT最大の難関、アイルランド国境問題とは?
BREXITの経緯と課題(4)通商協議とアイルランド国境問題
EU離脱が2019年3月の期限に間に合いそうにないことから、1年9カ月の移行期間の延長が暫定合意された。イギリスも本格的な協議に入ったが、EUとの主張は平行線をたどる。さらに、メイ政権は閣外与党の民主統一党との間で対立が生...
収録日:2018/12/04
追加日:2019/03/09
イギリスの「合意なき離脱」がもたらす経済損失
BREXITの経緯と課題(7)合意なき離脱の経済損失
合意なき離脱は、大きな経済損失をイギリスに与えることは間違いない。2018年11月にメイ首相は新たな大部の協定案を提示するが、これに強硬離脱派は反発し、ラーブ離脱担当相は辞任した。いよいよ議論は混迷を深める。(全8話中...
収録日:2018/12/04
追加日:2019/03/18
今こそ大久保利通や伊藤博文のような「玄人」に学べ
幕末の人材論~逸材の素顔(2)日本をつくった「玄人」たち
田口佳史氏が、人材育成の重要性に触れ、今こそ日本は原点に戻って儒・仏・道・禅・神を活かした国家づくりをすべきだと提言する。また、明治期の大久保利通、伊藤博文の実行力と気力について、また、日本初の自動車をつくった...
収録日:2019/06/14
追加日:2019/10/09
大学教育改革で入口・中身・出口の一貫した教育を目指す
教育改革で何が変わるのか~2020年改革の解説(3)大学教育改革
大学教育改革は、入学時、在学時、卒業時を一貫した視座から改善していくことを目的としている。大学数や学部名称の増加などによって、大学教育に対しては教育内容やその質に対する疑問が投げかけられるようになった。大学教育...
収録日:2019/10/28
追加日:2019/12/13
20世紀のクラシック音楽の特徴と「2つの方向」とは?
クラシックで学ぶ世界史(12)革命と戦争の20世紀音楽
20世紀の大衆の時代を迎え、音楽は国民を総動員するため、一層の分かりやすさを求められるようになる。また一方では、進歩の時代を体現するように、「新しさ」が最大のテーマにもなる。第二次大戦後の冷戦時代、東西の音楽はど...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/12/28
妄想から始まる「ビジョンドリブン」で創造的な社会をつくる
ビジョン講座「直観と論理をつなぐ思考法」(1)「ビジョンドリブン」と創造性
ビジョンのスタートは妄想から始まる。そう話すのはベストセラーとなった『直感と論理をつなぐ思考法―VISION DRIVEN―』(ダイヤモンド社)の著者、佐宗邦威氏。妄想から始まるとはどういうことなのか。また、ビジョンをどのよう...
収録日:2020/11/04
追加日:2020/11/30
法然の専修念仏を批判…明恵の「あるべきようは」とは?
【入門】日本仏教の名僧・名著~明恵編(1)批判精神と『夢記』
明恵は華厳宗の高僧で、法然を厳しく批判した『摧邪輪』で名高い。一方で、生涯書き続けた『夢記』は、世界にも珍しい著作として注目される。『夢記』からの例とともに『明恵上人遺訓』を参照しつつ、現代人にもヒントになる夢...
収録日:2020/09/30
追加日:2021/10/22
今治タオルのIKEUCHI ORGANICに学ぶ深い経営哲学
武器としての「カーボンニュートラル経営」(4)IKEUCHI ORGANICの経営哲学
近年その重要性が叫ばれるようになったカーボンニュートラル。その潮流の中、これまでの活動が再評価されてきているのが、今治タオルメーカーのIKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)である。オーガニックを活用して自社ブラ...
収録日:2022/07/12
追加日:2022/10/31
ロシアの野望に対する「抑止」に失敗した欧米の教訓
日本の外交防衛政策…家康の教訓(3)ウクライナ侵攻と欧米の責任
なぜロシアの野望に対する「抑止」を欧米諸国は失敗したのか。「民主主義の浸透は絶対に許さない」というプーチン氏には、ユーラシア国家としてのロシアの窮状回復と将来に向けた新しい国家の創設、それを阻止するものへ対決姿...
収録日:2022/12/26
追加日:2023/02/28
日本のバイタリティと近代管弦楽の融合…伊福部昭の独創性
伊福部昭で語る日本・西洋・近代(2)東洋が見直され始めた時代
チェレプニン賞で1位を獲得した伊福部昭。彼が作曲した「日本狂詩曲」は、日本の祭りのバイタリティと西洋近代のオーケストラの融合であった。民族音楽ではなく、世界のどこでも交響楽団と譜面があれば、日本の祭りが猛烈な音響...
収録日:2023/09/28
追加日:2023/11/18