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中堅世代の30代、どれぐらいボーナス貰ってる?
2017年に行われた保険会社のアンケート調査によると、2016年の夏、30代の人がもらったボーナスは男性47.8万円、女性24.8万円で、男女平均では38.8万円ということで、対前年比で男性+2.8%、女性+1.2%でした(日本生命/「夏のボーナス」アンケート/対象は契約者)。
さて、今年はどのくらい期待できるのでしょうか。また、業界別の展望はどうなっているでしょう。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2017年)を見ると、全産業全年齢の平均支給額は90万6千円(42.5歳/12.1年勤務)となっています(ここからは夏・冬あわせたボーナス額なので、ご注意ください)。
・30~34歳:80万2千円(男性90万2千円、女性61万9千円)
・35~39歳:91万3千円(男性103万7千円、女性66万1千円)
単純に額面を見ると、35歳を過ぎれば「全年齢平均額」を超えると見えますが、どうでしょうか。30~34歳の勤続年数は平均すると7.1年、35~39歳で9.8年ですから、勤続年数を考えると、まだ平均よりやや低めでも我慢のいく範囲ではないでしょうか。
[30代で多くのボーナスがもらえる産業]
※産業:30~34歳/35~39歳
・金融業、保険業:138.7万円/156.9万円
・学術研究、専門・技術サービス業:104万円/124.6万円
・鉱業、採石業、砂利採取業:104万円/100万円
ボーナスは勤続年数に比例するところも多いですが、産業によって「30代の頑張りが評価されている」業界と、「まだまだ先が楽しみ」な業界があることも統計から分かります。
[30代の頑張りが評価されている産業]
※産業:30~34歳/35~39歳
・鉱業、採石業、砂利採取業:104万円/100万円
・運輸業、郵便業:70.8万円/69万円
・宿泊業、飲食サービス業:34.9万円/42.3万円
[まだまだ先が楽しみな産業]
※産業:30~34歳/35~39歳
・学術研究、専門・技術サービス業:104万円 /124.6万円
・電気・ガス・熱供給・水道業:91万円/102.4万円
・教育、学習支援業:81.7万円/109.4万円
また、日経新聞がまとめた2017年冬のボーナス調査によると、30代(30歳~40歳)社員にボーナスの手厚い会社トップ5は、
1位:ジャストシステム/181万円(39.8歳)
2位:トーセイ/167.8万円(39.6歳)
3位:アサヒビール/139万円(35歳モデル賃金)
4位:ディスコ/137.8万円(38.8歳)
5位:セリア/128.4万円(37.4歳)
となっています。
結婚、出産、住宅購入や将来への備えなど、何かとお金のかかる30代、今評価されるのと先に楽しみを残すのと、どちらがいいのでしょうか。
さて、今年はどのくらい期待できるのでしょうか。また、業界別の展望はどうなっているでしょう。
30代のボーナス、この夏はいくらもらえる?
会社の中堅を担う30代の平均賞与額。民間のシンクタンク4社がはじき出したこの夏のボーナス予測は、前年比+1.2%から+2.2%と、強気の数字が出ています。中間をとって前年比1.8%増という第一生命経済研究所の数字で計算してみましょう。昨年度の実績から計算すると、30代男性は51.6万円、30代女性は25.2万円が支給される見込みです。厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2017年)を見ると、全産業全年齢の平均支給額は90万6千円(42.5歳/12.1年勤務)となっています(ここからは夏・冬あわせたボーナス額なので、ご注意ください)。
・30~34歳:80万2千円(男性90万2千円、女性61万9千円)
・35~39歳:91万3千円(男性103万7千円、女性66万1千円)
単純に額面を見ると、35歳を過ぎれば「全年齢平均額」を超えると見えますが、どうでしょうか。30~34歳の勤続年数は平均すると7.1年、35~39歳で9.8年ですから、勤続年数を考えると、まだ平均よりやや低めでも我慢のいく範囲ではないでしょうか。
30代でボーナス支給の多い産業は?
厚生労働省の分類による15の産業種別で、30代の人が多くのボーナスをもらえるのは、どんな産業かを調べてみました。[30代で多くのボーナスがもらえる産業]
※産業:30~34歳/35~39歳
・金融業、保険業:138.7万円/156.9万円
・学術研究、専門・技術サービス業:104万円/124.6万円
・鉱業、採石業、砂利採取業:104万円/100万円
ボーナスは勤続年数に比例するところも多いですが、産業によって「30代の頑張りが評価されている」業界と、「まだまだ先が楽しみ」な業界があることも統計から分かります。
[30代の頑張りが評価されている産業]
※産業:30~34歳/35~39歳
・鉱業、採石業、砂利採取業:104万円/100万円
・運輸業、郵便業:70.8万円/69万円
・宿泊業、飲食サービス業:34.9万円/42.3万円
[まだまだ先が楽しみな産業]
※産業:30~34歳/35~39歳
・学術研究、専門・技術サービス業:104万円 /124.6万円
・電気・ガス・熱供給・水道業:91万円/102.4万円
・教育、学習支援業:81.7万円/109.4万円
また、日経新聞がまとめた2017年冬のボーナス調査によると、30代(30歳~40歳)社員にボーナスの手厚い会社トップ5は、
1位:ジャストシステム/181万円(39.8歳)
2位:トーセイ/167.8万円(39.6歳)
3位:アサヒビール/139万円(35歳モデル賃金)
4位:ディスコ/137.8万円(38.8歳)
5位:セリア/128.4万円(37.4歳)
となっています。
結婚、出産、住宅購入や将来への備えなど、何かとお金のかかる30代、今評価されるのと先に楽しみを残すのと、どちらがいいのでしょうか。
<参考サイト>
・ニッセイ:「夏のボーナス」に関する調査結果(2017年7月6日)
https://www.nissay.co.jp/news/2017/pdf/20170706.pdf#search=%27%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%94%9F%E5%91%BD+%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9+%E8%AA%BF%E6%9F%BB%27
・厚生労働省:平成29年賃金構造基本統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001098975&tclass2=000001098977&tclass3=000001098992&second2=1
・日本経済新聞:あの会社のボーナスは?2017冬日経調査
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/research-bonus/#/sheet/2017/winter/table?opening=true&rpp=100
・ニッセイ:「夏のボーナス」に関する調査結果(2017年7月6日)
https://www.nissay.co.jp/news/2017/pdf/20170706.pdf#search=%27%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%94%9F%E5%91%BD+%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9+%E8%AA%BF%E6%9F%BB%27
・厚生労働省:平成29年賃金構造基本統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001098975&tclass2=000001098977&tclass3=000001098992&second2=1
・日本経済新聞:あの会社のボーナスは?2017冬日経調査
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/research-bonus/#/sheet/2017/winter/table?opening=true&rpp=100
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