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昭和世代に聞く「平成」の思い出は?
平成という時代が終わろうとしています。1989年1月8日から始まった平成は、来たる2019年4月30日に幕を閉じることになりました。次の元号は「令和」に決まりましたが、データベースや契約書、公的な身分証の表示はどうなるのだろうと身近なところで気を揉んでいる人も多いのではないでしょうか。
平成時代は、期間としては64年まであった昭和の半分以下になりますが、それでも約30年、「一世代」とまとめるには長いですね。そんな平成の思い出を、昭和生まれの人たちに募ってみました。
元号発表当時は官房長官を務め、その後84代総理大臣に就いた故・小渕恵三元首相の印象を語る声が少なからずあがりました。「新しい元号は、『平成』であります」と額縁を掲げる姿がテレビや新聞に映し出され、巷で「平成おじさん」と呼ばれていたのを覚えている方もいるのではないでしょうか。新しい元号の書かれた額縁を今回は誰が掲げるのかにも注目が集まっているようです。
「高校生になって持たせてもらえたPHSが嬉しくて、ついつい長電話……初めて届いた使用料が月額8万円……」(会社員41歳)
「レアだった白い『たまごっち』を欲しいと駄々をこねて祖父母をおもちゃ屋・デパート巡りに付き合わせた大変な孫でした(苦笑)」(主婦・42歳)
平成という時代を彩った流行はやはりIT・電子機器関連が多かったようです。大和ネクスト銀行が、全国の20代から60代の男女に対し行った「平成時代の思い出調査」によれば、30代~60代にかけての男性が「パソコンブーム」の思い出をランク入りさせています。
今では小学生から高齢者まで手にしている携帯通信機器も平成を通して次々と姿を変えて、身近になっていきました。『ポケベルが鳴らなくて』なんて時代を象徴したタイトルのドラマ・ヒット曲も懐かしいですね。携帯ブームは現在のスマホブームにもつながって、男女年齢層を問わずランキング上位を占めています。
社会現象にまでなった「たまごっち」は、20代から50代女性の思い出ランキングで概ね1位を占めています。映画館では上映中にお世話をしてくれる《たまごっち託児所》を用意したところまであったとか。
「カラオケにハマりました。人前でなんて絶対歌うもんかと思っていた自分が信じられないくらいハマって通いました」(44歳・公務員)
プリクラブームは30代女性の間で1位となりました。当時の女子中高生は新しい機種が出るとわざわざ出かけていって撮影しシールの取り替えっこ……プリクラは女子高生の名刺なんて言い回しもされました。その中に写っている小麦色ギャル、やまんばギャルなんて呼ばれていた女の子たちもいましたね。
また、今は世界にKARAOKEで通じるカラオケも平成の登場です。特に40代女性を中心に思い出にあげられています。
「Jリーグ開幕ですね。当時小学生だった自分はクラスの中でも少数のサッカー派、それが開幕したら、みんなころっと掌返して、オーレオレオレオレ♪」(39歳・公務員)
スポーツネタでランクインしたのは40代から60代男性の間であげられた相撲の若貴ブームでした。優勝決定戦の兄弟対決や兄弟横綱誕生などの大一番をテレビの前でがっぷり四つ、見守っていた方も多いのではないでしょうか。
それ以上に男性の全年齢層を通じてあげられているのがサッカーです。Jリーグが発足したのが平成3年、『ドーハの悲劇』や『日韓ワールドカップ共同開催』など、野球人気に瞬く間に追いついたサッカーブームは平成の日本スポーツ界の象徴といえるかもしれません。
以上、平成の思い出の声となりました。もちろん、この他にもとりあげられなかったたくさんのコメントを寄せていただいています。また、阪神淡路・東北を襲った震災、各地を襲った豪雨、地下鉄サリン事件など風化させてはならない記憶を語ってくれた方も多数ありました。新元号になり、そこからパッと世界が変わるわけではありませんが、新時代が良いものになる事を願ってやみません。
平成時代は、期間としては64年まであった昭和の半分以下になりますが、それでも約30年、「一世代」とまとめるには長いですね。そんな平成の思い出を、昭和生まれの人たちに募ってみました。
はじまりを告げる「平成おじさん」故・小渕元首相
「新しい元号を発表する小渕さん。メディアで『平成おじさん』って呼ばれていた人が何年かして首相に就任してビックリしました」(図書館司書・38歳)元号発表当時は官房長官を務め、その後84代総理大臣に就いた故・小渕恵三元首相の印象を語る声が少なからずあがりました。「新しい元号は、『平成』であります」と額縁を掲げる姿がテレビや新聞に映し出され、巷で「平成おじさん」と呼ばれていたのを覚えている方もいるのではないでしょうか。新しい元号の書かれた額縁を今回は誰が掲げるのかにも注目が集まっているようです。
平成を駆け抜けた流行 ○○を求めて東西奔走&長蛇の列
「Windows95の発売日に秋葉原の大行列に並びました。深夜の電気街にお客もマスコミも殺到していました」(会社員・58歳)「高校生になって持たせてもらえたPHSが嬉しくて、ついつい長電話……初めて届いた使用料が月額8万円……」(会社員41歳)
「レアだった白い『たまごっち』を欲しいと駄々をこねて祖父母をおもちゃ屋・デパート巡りに付き合わせた大変な孫でした(苦笑)」(主婦・42歳)
平成という時代を彩った流行はやはりIT・電子機器関連が多かったようです。大和ネクスト銀行が、全国の20代から60代の男女に対し行った「平成時代の思い出調査」によれば、30代~60代にかけての男性が「パソコンブーム」の思い出をランク入りさせています。
今では小学生から高齢者まで手にしている携帯通信機器も平成を通して次々と姿を変えて、身近になっていきました。『ポケベルが鳴らなくて』なんて時代を象徴したタイトルのドラマ・ヒット曲も懐かしいですね。携帯ブームは現在のスマホブームにもつながって、男女年齢層を問わずランキング上位を占めています。
社会現象にまでなった「たまごっち」は、20代から50代女性の思い出ランキングで概ね1位を占めています。映画館では上映中にお世話をしてくれる《たまごっち託児所》を用意したところまであったとか。
平成生まれのポップカルチャー 現在まで続く遊び文化は?
「ガン黒ギャルでした(笑)あの頃のプリクラ手帳、今でも持ってます」(41歳・接客業)「カラオケにハマりました。人前でなんて絶対歌うもんかと思っていた自分が信じられないくらいハマって通いました」(44歳・公務員)
プリクラブームは30代女性の間で1位となりました。当時の女子中高生は新しい機種が出るとわざわざ出かけていって撮影しシールの取り替えっこ……プリクラは女子高生の名刺なんて言い回しもされました。その中に写っている小麦色ギャル、やまんばギャルなんて呼ばれていた女の子たちもいましたね。
また、今は世界にKARAOKEで通じるカラオケも平成の登場です。特に40代女性を中心に思い出にあげられています。
平成を象徴するスポーツブームは?
「大相撲の若貴ブーム。父親の貴ノ花からファンだった私には感慨深かった」(64歳・主婦)「Jリーグ開幕ですね。当時小学生だった自分はクラスの中でも少数のサッカー派、それが開幕したら、みんなころっと掌返して、オーレオレオレオレ♪」(39歳・公務員)
スポーツネタでランクインしたのは40代から60代男性の間であげられた相撲の若貴ブームでした。優勝決定戦の兄弟対決や兄弟横綱誕生などの大一番をテレビの前でがっぷり四つ、見守っていた方も多いのではないでしょうか。
それ以上に男性の全年齢層を通じてあげられているのがサッカーです。Jリーグが発足したのが平成3年、『ドーハの悲劇』や『日韓ワールドカップ共同開催』など、野球人気に瞬く間に追いついたサッカーブームは平成の日本スポーツ界の象徴といえるかもしれません。
以上、平成の思い出の声となりました。もちろん、この他にもとりあげられなかったたくさんのコメントを寄せていただいています。また、阪神淡路・東北を襲った震災、各地を襲った豪雨、地下鉄サリン事件など風化させてはならない記憶を語ってくれた方も多数ありました。新元号になり、そこからパッと世界が変わるわけではありませんが、新時代が良いものになる事を願ってやみません。
<参考サイト>
・『大和ネクスト銀行調べ 平成時代に40代・50代・60代がハマったブーム 「パソコン」「若貴」「カラオケ」「塩麹」 平成時代の思い出とポスト平成に関する調査2018』PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000033676.html
・『大和ネクスト銀行調べ 平成時代に40代・50代・60代がハマったブーム 「パソコン」「若貴」「カラオケ」「塩麹」 平成時代の思い出とポスト平成に関する調査2018』PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000033676.html
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