社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
経験者に聞く「不倫カップル」の末路とは?
幸せな未来はない、頭ではそう思いながらも不倫の恋に溺れてしまった経験はありませんか。妻や夫にバレれば離婚の原因にもなる不倫ですが、その危険を冒して付き合っている不倫カップルに果たして明るい未来はあるのでしょうか。
今回は不倫経験のある男女4人に、その末路をインタビュー。不倫カップルに最終的にどんなゴールが待っていたのか、4つのケースをご紹介します。
30代後半、妻子ある男性と1年間不倫関係にあったMさん。男性の妻に交際がばれて、慰謝料請求されました。「訴えられたのでこちらも弁護士に相談し、二度と会わないと誓約書を書かされ、約30万円を毎月3万円の分割で支払うことに。結局そのお金は相手の男性が用意して、私が払うという形にはなりましたが、精神的に参ってしまい病院通いをするようになりました」と話してくれました。二度と不倫はしないと心に決めたそうです。
「長年の不倫の代償は、熟年離婚という孤独」Oさん(55歳・男性)
職場の同僚女性と10年近く不倫関係にあったOさん。その女性の海外移住を機に別れましたが、長年の不倫を知っていた妻から、53歳の時に離婚を言い渡されました。「子どもは3人いますが、みんな妻の味方。自分が家を出てこの年からのアパートで一人暮らしは正直きついです。子どもが成人していたので養育費は掛かりませんが、とにかく孤独です」とのこと。女性も妻も子どもも失い、熟年離婚というまさかの結末が。
「時間も人生もムダにし、結婚できなかった」Kさん(42歳・女性)
若い頃から既婚者ばかりと付き合ってきたというKさん。相手の男性には自分の他にも女性がいることが分かりケンカ別れをしたり、「妻と別れるから待っていて」と言いながらも、彼女が妊娠すると手切れ金を渡され破局したこともあったそうです。結局結婚することなく四十路になってしまい、「気がついたらこの年齢で、もう結婚はあきらめています。不倫して得たものは何もないかな。ムダに年を取っただけです」と話します。
「不倫相手が豹変、妻にも会社にもばれ地獄の日々」Sさん(38歳・男性)
部下の女性と不倫関係にあったSさん。当初は離婚・結婚も考えていましたが、交際が2年に及ぶと、その女性がSさんの妻に「別れてください」と電話をしたり、自殺未遂を起こしたり、精神的に崩壊。壮絶な修羅場を経験したそうです。「もちろん会社にもばれて、居ずらくなり2人とも退職。彼女は田舎の実家に帰りましたが、その親に訴えられ慰謝料を払いました」とのこと。妻とは離婚せず一緒に暮らしていますが、離婚した方が楽かもとストレスを感じる毎日を送っています。
不倫カップルから夫婦になったというケースもご紹介しておくと、「関係が長引く前に、正直に”好きな人ができたから別れたい”と夫に離婚を切り出した」という女性や、「不倫をする前から夫婦関係が破綻していたし、”結婚したい女性がいる”と妻に伝えて離婚。その後再婚した」という男性もいましたが、女性は家族に縁を切られ、男性は高額な養育費や慰謝料を払い続けているとのことでした。元不倫カップルの幸せの裏側には「幸せ」と言い切れない事情もあるようです。
不幸せな末路が大半の不倫ですが、不倫から幸せの道に進むのにも、相当な責任や代償を覚悟して臨まねばなりません。そこまでのリスクを冒す価値があるのか、不倫に悩む方々は今一度自問自答されてみてはいかがでしょうか。
今回は不倫経験のある男女4人に、その末路をインタビュー。不倫カップルに最終的にどんなゴールが待っていたのか、4つのケースをご紹介します。
それぞれの不倫の果てに待っていたものとは?
「相手の妻から慰謝料請求され、うつ状態に」Mさん(44歳・女性)30代後半、妻子ある男性と1年間不倫関係にあったMさん。男性の妻に交際がばれて、慰謝料請求されました。「訴えられたのでこちらも弁護士に相談し、二度と会わないと誓約書を書かされ、約30万円を毎月3万円の分割で支払うことに。結局そのお金は相手の男性が用意して、私が払うという形にはなりましたが、精神的に参ってしまい病院通いをするようになりました」と話してくれました。二度と不倫はしないと心に決めたそうです。
「長年の不倫の代償は、熟年離婚という孤独」Oさん(55歳・男性)
職場の同僚女性と10年近く不倫関係にあったOさん。その女性の海外移住を機に別れましたが、長年の不倫を知っていた妻から、53歳の時に離婚を言い渡されました。「子どもは3人いますが、みんな妻の味方。自分が家を出てこの年からのアパートで一人暮らしは正直きついです。子どもが成人していたので養育費は掛かりませんが、とにかく孤独です」とのこと。女性も妻も子どもも失い、熟年離婚というまさかの結末が。
「時間も人生もムダにし、結婚できなかった」Kさん(42歳・女性)
若い頃から既婚者ばかりと付き合ってきたというKさん。相手の男性には自分の他にも女性がいることが分かりケンカ別れをしたり、「妻と別れるから待っていて」と言いながらも、彼女が妊娠すると手切れ金を渡され破局したこともあったそうです。結局結婚することなく四十路になってしまい、「気がついたらこの年齢で、もう結婚はあきらめています。不倫して得たものは何もないかな。ムダに年を取っただけです」と話します。
「不倫相手が豹変、妻にも会社にもばれ地獄の日々」Sさん(38歳・男性)
部下の女性と不倫関係にあったSさん。当初は離婚・結婚も考えていましたが、交際が2年に及ぶと、その女性がSさんの妻に「別れてください」と電話をしたり、自殺未遂を起こしたり、精神的に崩壊。壮絶な修羅場を経験したそうです。「もちろん会社にもばれて、居ずらくなり2人とも退職。彼女は田舎の実家に帰りましたが、その親に訴えられ慰謝料を払いました」とのこと。妻とは離婚せず一緒に暮らしていますが、離婚した方が楽かもとストレスを感じる毎日を送っています。
不倫を経て現在夫婦に「幸せ」な結末はある?
4つの不倫の末路を聞くと、明るい未来を感じるポイントは全くありません。また、不倫関係が長く続けば続くほど、その代償は高く付くものだともいえるのではないでしょうか。不倫カップルから夫婦になったというケースもご紹介しておくと、「関係が長引く前に、正直に”好きな人ができたから別れたい”と夫に離婚を切り出した」という女性や、「不倫をする前から夫婦関係が破綻していたし、”結婚したい女性がいる”と妻に伝えて離婚。その後再婚した」という男性もいましたが、女性は家族に縁を切られ、男性は高額な養育費や慰謝料を払い続けているとのことでした。元不倫カップルの幸せの裏側には「幸せ」と言い切れない事情もあるようです。
不幸せな末路が大半の不倫ですが、不倫から幸せの道に進むのにも、相当な責任や代償を覚悟して臨まねばなりません。そこまでのリスクを冒す価値があるのか、不倫に悩む方々は今一度自問自答されてみてはいかがでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,700本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
カント『永遠平和のために』…国連やEUの起源とされる理由
平和の追求~哲学者たちの構想(5)カント『永遠平和のために』
平和のための「国家連合」。このアイデアの源はサン=ピエールなのだが、現在ではカントの著作『永遠平和のために』が起源だともてはやされることが多い。その理由としては、「なぜ国家連合が必要なのか」「そもそもなぜ平和が...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/22
「武器商人」となったアメリカ…ディール至上主義は失敗!?
戦争とディール~米露外交とロシア・ウクライナ戦争の行方
2025年8月、米露、米ウクライナ、EUの首脳会談が相次いで実現した。その成果だが、中でもロシアにとって大成功と呼べるものになった。ディール至上主義のトランプ政権を手玉に取ったロシアが狙う「ベルト要塞」とは何か。事実上...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/12/21
逆境に対峙する哲学カフェ…西洋哲学×東洋哲学で問う矛盾
逆境に対峙する哲学(1)日常性が「破れ」て思考が始まる
「逆境とは何に逆らうことなのか」「人はそもそも逆境でしか思考しないのではないか」――哲学者鼎談のテーマは「逆境に対峙する哲学」だったが、冒頭からまさに根源的な問いが続いていく。ヨーロッパ近世、ヨーロッパ現代、日本...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/19
豊臣兄弟の謎…明らかになった秀吉政権での秀長の役割
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(1)史実としての豊臣兄弟と秀長の役割
豊臣と羽柴…二つの名前で語られる秀吉と秀長だが、その違いは何なのか。また、これまで秀長には秀吉の「補佐役」というイメージがあったが、史実ではどうなのか。実はこれまで伝えられてきた羽柴(豊臣)兄弟のエピソードにはか...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/18
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
日進月歩の進化を遂げている生成AIは、私たちの生活や仕事の欠かせないパートナーになりつつある。企業における生成AI技術の利用に焦点をあてる今シリーズ。まずは世界的な生成AIの導入事情から、日本の現在地を確認しよう。(...
収録日:2024/11/05
追加日:2024/12/24


