社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
世界で最も人気のある「航空会社」は?
2019年4月2日、7億件以上の口コミ情報が寄せられる世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」は、トリップアドバイザー上で旅行者に高く評価されたエアラインをランキング化し表彰する「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」を発表しました。
「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」は、2018年1月~12月の1年間にトリップアドバイザー上に投稿されたエアラインの口コミの質・量・5段階評価をもとに集計されています。
ではさっそく、「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」のトップ10ランキングと各エアラインの特徴、さらにはクラス別のベストサービスエアラインをみていきましょう。
“アジアのプレミアム・エアライン代表”との呼び声も高い、シンガポールを代表するエアラインです。洗練された唯一無二の世界観で高いブランドイメージを構築しつつ、機体の平均機齢が新しいなど機材や設備も充実しています。また客室乗務員への教育も徹底されているなどムラのないサービスにも定評があり、【ベスト・エコノミークラス】にも選出されています。
2位 カタール航空
カタールの首都・ドーハに拠点を置くフラッグキャリアです。カタール王室向けのフライトも担当するなど信頼性も高く、またローンチカスタマーとしての実力も十分で、旅客部門だけでなく貨物部門でも積極的な偉材導入を進めています。座席の座り心地やフライト中のエンターテインメントなどサービスの品質でも高い評価を受け、【ベスト・ビジネスクラス】にも選ばれています。
3位 エバー航空
台湾を代表するエアラインで、設立以来一度も死亡事故は起こしていないなど安全性にも定評があります(2019年6月現在)。もちろんサービス面の評価も高く、またほかの海外キャリアと比べて日本語対応が優れていることも特徴です。
4位 エミレーツ航空
アラブ首長国連邦の首都・ドバイをベースとする中東最大のメガキャリアです。世界人口の3分の2を8時間以内で網羅する“ドバイ・ハブ”の優位性を生かして、全世界への積極的なネットワーク展開をしています。機内ラウンジやシャワースパなど最先端の客室仕様で“空飛ぶホテル”とも呼ばれ、【ベスト・ファーストクラス】にも選出されています。
5位 JAL(日本航空)
JALの愛称で知られる日本のフラッグキャリアで、国際線での豊富な経験を元に高品質のプロダクトとサービスを展開しつつ、2社間での連携戦略やLCC(格安航空会社)設立構想など新たな戦略にも乗り出しています。サービスのきめ細やかさや食事の質などだけではなく、機内の清潔さでも高評価を得ています。
1970年代の規制緩和により新たなビジネスモデルとなったLCCの中で、“革命を起こした”といわれるサウスウエスト航空。基本的に、単一機材・モノクラス・自由席・マイレージなしなどの“空飛ぶ公共バス”といえる大手エアラインとは異なる戦略で成功し、全米規模に成長しました。LCCでありながら、預け入れ荷物は2個まで無料といったサービスも人気です。
7位 アズールブラジル航空
ブラジルのバルエリに拠点を持つLCCです。LCCの価格の安さはありながらも、座席の配列の工夫、クルーの気配り、飲み物やお菓子のサービスなど、LCCを感じさせない機内サービスも評価されています。
8位 ニュージーランド航空
ニュージーランドを代表するフラッグキャリアです。機内サービスが充実しており、エコノミークラスでの横3席分をフラットな一体型シートとして使える「スカイカウチ」など、独自のサービスを展開しています。またシートスペックが高く特別の機内食やアメニティが提供されるプレミアムエコノミーの評価も高く、【ベスト・プレミアムエコノミークラス】にも選ばれています。
9位 Jet2.com
イギリスのLCCで、コストパフォーマンスのよさが評価されています。チェックイン手続きは自動チェックイン機ですばやく簡単に行えることや、7位のアズールブラジル航空同様に、LCCを感じさせない機内サービスも評価されています。
10位 ANA(全日空)
ANAの愛称で知られる日本最大のメガキャリアです。5位のJAL同様、機内サービスや清潔さ、安全性などの“ジャパンクオリティ”も高評価を得ています。また、国際的にも高い評価を獲得し、ローンチカスタマーなどの積極的な機材戦略や国際提携戦略に注目が集まっています。
【世界のベストエアライン・トップ10】
1位 シンガポール航空
2位 カタール航空
3位 エバー航空
4位 エミレーツ航空
5位 JAL(日本航空)
6位 サウスウエスト航空
7位 アズールブラジル航空
8位 ニュージーランド航空
9位 Jet2.com
10位 ANA(全日空)
【世界のベストサービスエアライン(クラス別)】
ベスト・ファーストクラス:エミレーツ航空
ベスト・ビジネスクラス:カタール航空
ベスト・プレミアムエコノミークラス:ニュージーランド航空
ベスト・エコノミークラス:シンガポール航空
お気に入りのエアラインはランクインしていましたでしょうか。または気になるエアラインはありましたでしょうか。今度エアラインを利用する際には、ぜひ参考にしてみてください。
「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」は、2018年1月~12月の1年間にトリップアドバイザー上に投稿されたエアラインの口コミの質・量・5段階評価をもとに集計されています。
ではさっそく、「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」のトップ10ランキングと各エアラインの特徴、さらにはクラス別のベストサービスエアラインをみていきましょう。
プレミアム感やホスピタリティが高評価・1~5位
1位 シンガポール航空“アジアのプレミアム・エアライン代表”との呼び声も高い、シンガポールを代表するエアラインです。洗練された唯一無二の世界観で高いブランドイメージを構築しつつ、機体の平均機齢が新しいなど機材や設備も充実しています。また客室乗務員への教育も徹底されているなどムラのないサービスにも定評があり、【ベスト・エコノミークラス】にも選出されています。
2位 カタール航空
カタールの首都・ドーハに拠点を置くフラッグキャリアです。カタール王室向けのフライトも担当するなど信頼性も高く、またローンチカスタマーとしての実力も十分で、旅客部門だけでなく貨物部門でも積極的な偉材導入を進めています。座席の座り心地やフライト中のエンターテインメントなどサービスの品質でも高い評価を受け、【ベスト・ビジネスクラス】にも選ばれています。
3位 エバー航空
台湾を代表するエアラインで、設立以来一度も死亡事故は起こしていないなど安全性にも定評があります(2019年6月現在)。もちろんサービス面の評価も高く、またほかの海外キャリアと比べて日本語対応が優れていることも特徴です。
4位 エミレーツ航空
アラブ首長国連邦の首都・ドバイをベースとする中東最大のメガキャリアです。世界人口の3分の2を8時間以内で網羅する“ドバイ・ハブ”の優位性を生かして、全世界への積極的なネットワーク展開をしています。機内ラウンジやシャワースパなど最先端の客室仕様で“空飛ぶホテル”とも呼ばれ、【ベスト・ファーストクラス】にも選出されています。
5位 JAL(日本航空)
JALの愛称で知られる日本のフラッグキャリアで、国際線での豊富な経験を元に高品質のプロダクトとサービスを展開しつつ、2社間での連携戦略やLCC(格安航空会社)設立構想など新たな戦略にも乗り出しています。サービスのきめ細やかさや食事の質などだけではなく、機内の清潔さでも高評価を得ています。
独自サービスや高コスパが目立つ・6~10位
6位 サウスウエスト航空1970年代の規制緩和により新たなビジネスモデルとなったLCCの中で、“革命を起こした”といわれるサウスウエスト航空。基本的に、単一機材・モノクラス・自由席・マイレージなしなどの“空飛ぶ公共バス”といえる大手エアラインとは異なる戦略で成功し、全米規模に成長しました。LCCでありながら、預け入れ荷物は2個まで無料といったサービスも人気です。
7位 アズールブラジル航空
ブラジルのバルエリに拠点を持つLCCです。LCCの価格の安さはありながらも、座席の配列の工夫、クルーの気配り、飲み物やお菓子のサービスなど、LCCを感じさせない機内サービスも評価されています。
8位 ニュージーランド航空
ニュージーランドを代表するフラッグキャリアです。機内サービスが充実しており、エコノミークラスでの横3席分をフラットな一体型シートとして使える「スカイカウチ」など、独自のサービスを展開しています。またシートスペックが高く特別の機内食やアメニティが提供されるプレミアムエコノミーの評価も高く、【ベスト・プレミアムエコノミークラス】にも選ばれています。
9位 Jet2.com
イギリスのLCCで、コストパフォーマンスのよさが評価されています。チェックイン手続きは自動チェックイン機ですばやく簡単に行えることや、7位のアズールブラジル航空同様に、LCCを感じさせない機内サービスも評価されています。
10位 ANA(全日空)
ANAの愛称で知られる日本最大のメガキャリアです。5位のJAL同様、機内サービスや清潔さ、安全性などの“ジャパンクオリティ”も高評価を得ています。また、国際的にも高い評価を獲得し、ローンチカスタマーなどの積極的な機材戦略や国際提携戦略に注目が集まっています。
あなたのお気に入りのエアラインは?
いかがでしたでしょうか。以下にもう一度、「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン2019」の【世界のベストエアライン・トップ10】と【世界のベストサービスエアライン(クラス別)】を、抜き出してまとめてみます。【世界のベストエアライン・トップ10】
1位 シンガポール航空
2位 カタール航空
3位 エバー航空
4位 エミレーツ航空
5位 JAL(日本航空)
6位 サウスウエスト航空
7位 アズールブラジル航空
8位 ニュージーランド航空
9位 Jet2.com
10位 ANA(全日空)
【世界のベストサービスエアライン(クラス別)】
ベスト・ファーストクラス:エミレーツ航空
ベスト・ビジネスクラス:カタール航空
ベスト・プレミアムエコノミークラス:ニュージーランド航空
ベスト・エコノミークラス:シンガポール航空
お気に入りのエアラインはランクインしていましたでしょうか。または気になるエアラインはありましたでしょうか。今度エアラインを利用する際には、ぜひ参考にしてみてください。
<参考文献・参考サイト>
・世界で人気の航空会社 - トラベラーズチョイス アワード
https://www.tripadvisor.jp/TravelersChoice-Airlines
・『AIRLINE(エアライン)』(2018年11月号、イカロス出版)
・【最新版】2019年航空会社ランキング発表、1位はシンガポール航空、おもてなし日本勢JAL・ANAは世界で何位?
https://honichi.com/news/2019/04/05/airline-ranking/
・世界で人気の航空会社 - トラベラーズチョイス アワード
https://www.tripadvisor.jp/TravelersChoice-Airlines
・『AIRLINE(エアライン)』(2018年11月号、イカロス出版)
・【最新版】2019年航空会社ランキング発表、1位はシンガポール航空、おもてなし日本勢JAL・ANAは世界で何位?
https://honichi.com/news/2019/04/05/airline-ranking/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
マネへの強烈なライバル意識…セザンヌ作品にみる現代性
作風と評論からみた印象派の画期性と発展(1)セザンヌの個性と現代性
印象派の最長老として多くの画家に影響を与えたピサロ。その影響を多分に受けてきた画家の中でも最大の1人がセザンヌだが、その才覚は第1回の印象派展から発揮されていた。画面構成や現代性による解釈から、セザンヌ作品の特徴...
収録日:2023/12/28
追加日:2025/07/10
AI時代の「真のリアル」は文芸評論の練達の手法にあり!
編集部ラジオ2025(14)なぜAI時代に文芸評論が甦るのか
どんどんと進む社会のAI化。この大激流のなかで、人間の仕事や暮らしの姿もどんどん変わっていっています。では、AI時代に「人間がやるべきこと」とはいったい、何なのでしょうか? さらにAIが、驚くほど便利に何でも教えてく...
収録日:2025/05/28
追加日:2025/07/10
なぜ思春期は大事なのか?コホート研究10年の成果に迫る
今どきの若者たちのからだ、心、社会(1)ライフヒストリーからみた思春期
なぜ思春期に注目するのか。この十年来、10歳だった子どもたちのその後を10年追跡する「コホート研究」を行っている長谷川氏。離乳後の子どもが性成熟しておとなになるための準備期間にあたるこの時期が、ヒトという生物のライ...
収録日:2024/11/27
追加日:2025/07/05
正岡子規と高浜虚子の論争、その軍配と江藤淳暦年のテーマ
AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(3)正岡子規と高浜虚子の「リアリズム」
正岡子規の死後、高浜虚子が回想で述べた師・子規との論争。そこに「リアリズムとは何か」のヒントが隠されていると江藤淳氏は言う。子規と虚子、それぞれの「リアル」とは何か、そしてどちらが本当の「リアル」なのか。近代小...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/07/09
グリーンランドに米国の軍事拠点…北極圏の地政学的意味
地政学入門 ヨーロッパ編(10)グリーンランドと北極海
北極圏に位置する世界最大の島グリーンランド。ここはデンマークの領土なのだが、アメリカの軍事拠点でもあり、アメリカ、カナダとヨーロッパ、ロシアの間という地政学的にも重要な位置にある。また、気候変動によってその軍事...
収録日:2025/02/28
追加日:2025/07/07