社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
スーパーマーケット総選挙!気になる結果は?
TBSラジオの人気生活情報番組「ジェーン・スー 生活は踊る」。2019年6月21日のオンエアで、番組主催の「第3回 スーパーマーケット総選挙」の結果が発表されました。
スーパーマーケット総選挙は番組の大人気企画の一つで、2019年で3回目を迎えます。選挙方法は番組のリスナーからの投票です。リスナーの“イチオシスーパー”をメールとHPの投票フォームで募集。TBSラジオの放送地域である首都圏を中心とした、多種多様なスーパーへの票が集まりました。
投票総数は、一昨年の1538票と昨年の5149票につづく、さらに増加の6007票。333社のスーパーがエントリーされました。その中から選ばれた気になるトップ30は、以下の結果となりました。
順位 スーパー名(票数)
1位 オーケー (1610)
2位 ライフ (754)
3位 ヤオコー (658)
4位 ロピア(591)
5位 サミットストア(261)
6位 オオゼキ(168)
7位 マルエツ(159)
8位 西友 (107)
9位 文化堂 (106)
10位 ベルク (98)
11位 業務スーパー (87)
12位 ベイシア (60)
13位 マミーマート(53)
14位 ツルヤ(49)
15位 イトーヨーカドー(44)
16位 カスミ(43)
17位 いなげや(39)
18位 コモディイイダ(38)
19位 ベルクス (37)
20位 イオン (35)
21位 角上魚類(33)
22位 スーパーバリュー(31)
23位 成城石井(28)
23位 東急ストア(28)
25位 タイヨー(26)
26位 サンワ(23)
27位 ジャパンミート(19)
27位 せんどう(19)
29位 セイミヤ(17)
29位 あおき(17)
29位 とりせん(17)
2位の「ライフ」は、清潔な店内や明るい接客とともに、プライベートブランドも含めた品揃えの豊富さなど、まさに「スーパー界の優等生」としての姿勢が評価されたようです。また、ネットスーパーに力を入れたりアプリでクーポンを配信したりと、多角的なサービスも用意されています。さらに総菜も高評で、日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ(R)」では東日本スーパー部門で1位の最高金賞に輝いています。
3位の「ヤオコー」は、埼玉を代表する地元密着型スーパーです。総菜の多さや野菜の新鮮さ、試食コーナーの充実だけでなく、ホスピタリティも高いなど、固定ファンを手放さない魅力があります。特に総菜については、スーパー・コンビニ・百貨店等の流通業界の専門誌『激流』の副編集長・加藤大樹氏も「総菜のおいしさはピカイチだと思います」と折り紙付き。また「ずっと前から売り場にメニュー提案コーナーを設けるなど、利用者への“提案”に長けている」とも述べています。
4位の「ロピア」は、第1回・13位、第2回・6位と順位を上げ、第3回となる2019年に初のトップ5入りを果たしました。「ロピア」の店名の由来は“ロープライスのユートピア”。その名のとおりにエブリデイロープライス路線を貫いています。また、前身の精肉店ノウハウを生かした高品質で豊富な肉の品揃えや自家製のソーセージやベーコンとそれらを用いた総菜も、“肉食系”をはじめ多くの顧客に支持されています。
5位の「サミットストア」は、見やすい陳列や読み物としても楽しいチラシなどだけに留まらず、マグロの解体ショーといったお店主催のイベントも多いなど、「買い物体験」を総合的に楽しめるスーパーとして支持を集めています。加藤氏は「3年前に新社長が就任し、総菜がさらに充実。同時に“働いている人が楽しくないと”ということで、現場の力をうまく引き出している。実際にお店に行くと、従業員の雰囲気がいいんですよ」と評価しています。
ただし、スーパーの魅力は、すでに価格の安さや品揃えの豊富さ、また利便性だけに留まらない領域にきているようです。
番組パーソナリティのジェーン・スー氏は、第1回の際に「スーパーはただの買い物ではなく日常のエンターテイメントだ」とコメントされていました。そして3回目となる今回の「スーパーマーケット総選挙」を終えて、「総選挙をやってみて、スーパーがわざわざ遠方まで足を運んでも充分に元が取れるくらい楽しいエンターテインメントプレイスになりつつあることに気づきました」と述べています。
買いたい物がなくても行くだけで楽しい。買いたい物や、買いたくなる物がお買い得ならなお楽しい。そして、行くと「買いたい!」が刺激される魅力が、人気のスーパーマーケットにはたくさん仕掛けられているようです。
スーパーマーケット総選挙は番組の大人気企画の一つで、2019年で3回目を迎えます。選挙方法は番組のリスナーからの投票です。リスナーの“イチオシスーパー”をメールとHPの投票フォームで募集。TBSラジオの放送地域である首都圏を中心とした、多種多様なスーパーへの票が集まりました。
投票総数は、一昨年の1538票と昨年の5149票につづく、さらに増加の6007票。333社のスーパーがエントリーされました。その中から選ばれた気になるトップ30は、以下の結果となりました。
スーパーマーケット総選挙!2019年のトップ30!
「ジェーン・スー 生活は踊る presents 第3回 スーパー総選挙」トップ30順位 スーパー名(票数)
1位 オーケー (1610)
2位 ライフ (754)
3位 ヤオコー (658)
4位 ロピア(591)
5位 サミットストア(261)
6位 オオゼキ(168)
7位 マルエツ(159)
8位 西友 (107)
9位 文化堂 (106)
10位 ベルク (98)
11位 業務スーパー (87)
12位 ベイシア (60)
13位 マミーマート(53)
14位 ツルヤ(49)
15位 イトーヨーカドー(44)
16位 カスミ(43)
17位 いなげや(39)
18位 コモディイイダ(38)
19位 ベルクス (37)
20位 イオン (35)
21位 角上魚類(33)
22位 スーパーバリュー(31)
23位 成城石井(28)
23位 東急ストア(28)
25位 タイヨー(26)
26位 サンワ(23)
27位 ジャパンミート(19)
27位 せんどう(19)
29位 セイミヤ(17)
29位 あおき(17)
29位 とりせん(17)
ベスト5スーパーマーケットの魅力を解体!
1位の「オーケー」は、2位にダブルスコアをつけるダントツの得票数を獲得。さらに3連覇達成も果たす、絶対王者ぶりをしめしています。人気の要因はなんといっても価格の安さと高品質。しかも特売に頼らない“エブリデイロープライス”を実現しています。さらに「出来るだけ正確で、正直な商品情報をお客様にお知らせ」することをモットーとした「オネスト(正直)カード」に代表されるような、誠実な取り組みも高く評価されています。2位の「ライフ」は、清潔な店内や明るい接客とともに、プライベートブランドも含めた品揃えの豊富さなど、まさに「スーパー界の優等生」としての姿勢が評価されたようです。また、ネットスーパーに力を入れたりアプリでクーポンを配信したりと、多角的なサービスも用意されています。さらに総菜も高評で、日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ(R)」では東日本スーパー部門で1位の最高金賞に輝いています。
3位の「ヤオコー」は、埼玉を代表する地元密着型スーパーです。総菜の多さや野菜の新鮮さ、試食コーナーの充実だけでなく、ホスピタリティも高いなど、固定ファンを手放さない魅力があります。特に総菜については、スーパー・コンビニ・百貨店等の流通業界の専門誌『激流』の副編集長・加藤大樹氏も「総菜のおいしさはピカイチだと思います」と折り紙付き。また「ずっと前から売り場にメニュー提案コーナーを設けるなど、利用者への“提案”に長けている」とも述べています。
4位の「ロピア」は、第1回・13位、第2回・6位と順位を上げ、第3回となる2019年に初のトップ5入りを果たしました。「ロピア」の店名の由来は“ロープライスのユートピア”。その名のとおりにエブリデイロープライス路線を貫いています。また、前身の精肉店ノウハウを生かした高品質で豊富な肉の品揃えや自家製のソーセージやベーコンとそれらを用いた総菜も、“肉食系”をはじめ多くの顧客に支持されています。
5位の「サミットストア」は、見やすい陳列や読み物としても楽しいチラシなどだけに留まらず、マグロの解体ショーといったお店主催のイベントも多いなど、「買い物体験」を総合的に楽しめるスーパーとして支持を集めています。加藤氏は「3年前に新社長が就任し、総菜がさらに充実。同時に“働いている人が楽しくないと”ということで、現場の力をうまく引き出している。実際にお店に行くと、従業員の雰囲気がいいんですよ」と評価しています。
スーパーマーケットはエンターテインメントプレイスに進化している
ここ数年でスーパーは大きく変化してきているといいます。「単身者と共働き世帯が増え、“時短”“家事代行”商品が伸びている」と加藤氏が言うように、カット野菜や冷凍食品、少量パックの総菜の充実など、便利でおいしい商品が増加しています。ただし、スーパーの魅力は、すでに価格の安さや品揃えの豊富さ、また利便性だけに留まらない領域にきているようです。
番組パーソナリティのジェーン・スー氏は、第1回の際に「スーパーはただの買い物ではなく日常のエンターテイメントだ」とコメントされていました。そして3回目となる今回の「スーパーマーケット総選挙」を終えて、「総選挙をやってみて、スーパーがわざわざ遠方まで足を運んでも充分に元が取れるくらい楽しいエンターテインメントプレイスになりつつあることに気づきました」と述べています。
買いたい物がなくても行くだけで楽しい。買いたい物や、買いたくなる物がお買い得ならなお楽しい。そして、行くと「買いたい!」が刺激される魅力が、人気のスーパーマーケットにはたくさん仕掛けられているようです。
<参考文献・参考サイト>
・【速報】オーケーが3連覇!「第3回スーパーマーケット総選挙」結果発表
https://www.tbsradio.jp/382325
・「オーケーかライフか! 汗と涙の 全333社 スーパー総選挙2019実況中継」、『女性セブン』(2019年7月18日号、小学館)
・オーケー株式会社 | ディスカウントスーパーマーケット
https://ok-corporation.jp/shop/
・スーパーマーケット ライフのホームページ
http://www.lifecorp.jp/
・食生活提案型スーパーマーケット ヤオコー MARKETPLACE
https://www.yaoko-net.com/
・食生活 ロピア|株式会社ロピア
http://lopia.jp/
・ようこそサミットストアのホームページへ サミット株式会社
http://www.summitstore.co.jp/
・第10回からあげグランプリ(R)結果発表!
http://karaage.ne.jp/event/grandprix/
・【速報】オーケーが3連覇!「第3回スーパーマーケット総選挙」結果発表
https://www.tbsradio.jp/382325
・「オーケーかライフか! 汗と涙の 全333社 スーパー総選挙2019実況中継」、『女性セブン』(2019年7月18日号、小学館)
・オーケー株式会社 | ディスカウントスーパーマーケット
https://ok-corporation.jp/shop/
・スーパーマーケット ライフのホームページ
http://www.lifecorp.jp/
・食生活提案型スーパーマーケット ヤオコー MARKETPLACE
https://www.yaoko-net.com/
・食生活 ロピア|株式会社ロピア
http://lopia.jp/
・ようこそサミットストアのホームページへ サミット株式会社
http://www.summitstore.co.jp/
・第10回からあげグランプリ(R)結果発表!
http://karaage.ne.jp/event/grandprix/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
チベット、内モンゴル、新疆ウイグルなど、少数民族に対する深刻な人権侵害をめぐって欧米諸国から強い批判を浴びている中国。しかし、こうした人権問題は今に始まったことではない。中華人民共和国建国の経緯と中国共産党の思...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/24
ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害
内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害
高度成長のために頑張った日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の評価を得たが、その後の日本企業の凋落、競争力の低下を考えると、その弊害を感じずにはおられない。読書人口が減っている現状をみると、いつのまにか「世界...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/12/01
プロジェクトマネジメントとは?国際標準から考える特性
プロジェクトマネジメントの基本(1)国際標準とプロジェクトの定義
プロジェクトマネジメントが世界的に普及し始めたのは1990年代。ソフトウェア産業の発展とともに拡大を続け、時代のニーズを受けて多くのシーンに定着してきた。今回は、その基本に立ち返り、国際標準をもとに、プロジェクトと...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/03
質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?
歴史の探り方、活かし方(7)史料の真贋を見極めるために
歴史上の出来事の本質を知るには、その真贋を見定めなければいけない。そのためにはどうすればいいのか。記述の異なる複数の本がある場合、いかにして真実を見極めるか。また、司馬遼太郎の作品が「歴史事実」として認識されて...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/12/02
ブルーライトは悪者か?近年分かった「第3の眼」との関係
熟睡できる環境・習慣とは(2)酒、コーヒー、ブルーライトは悪者か
お酒やコーヒーなど世の中には睡眠に良くないのではないかといわれるものがある。また、現代においては特に、スマホの「ブルーライト」が睡眠には大敵だといわれているが、それらは本当に悪者なのか。一般に良い睡眠を妨げると...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/11/30


