テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2019.09.04

女性に聞いた「女が男をダマすテクニック」

 男性を翻弄する「魔性の女」や「小悪魔」と呼ばれる女性がいますよね。手練手管で男性の心を掴みコントロールし美味しい思いをしている、そんな女性は一定数いるものですが、「騙されている」と男性に感じさせないからこそ出来るワザ。

 そこで今回は20人の女性達に、男性をたぶらかすテクニックをアンケート。「ダマしているつもりはないんだけど…」と前置きがありながらも、かなり具体的なスゴ技を公開してくれました。女性に翻弄されがちな男性は要チェックです。

まずは「ダマされた」男性の実体験をご紹介

 女性のテクニックを紹介する前に、女性にダマされた経験のある男性達にその実体験をうかがってみました。

・尽くしてくれる彼女と3年付き合っていたが、実は浮気されまくっていたのに全く気付かなかった。おかげで女性不信です。(40歳・歯科医)
・真面目で頼ってくる部下の女の子がいたが、色んな男性社員に同じように振る舞い、みんなに仕事をサポートさせていた。(33歳・会社員)
・気になる子に悩み相談をされて舞い上がっていましたが、共通の友達に「いつもその手で男を落とす」と聞いて、悩み自体がウソだったと発覚。(29歳・公務員)

 こんなダマされ方をしたことのある男性こそ、次の女性達が語るテクニックを知れば、ダマされ予防になるかもしれません。

ワザアリ! 6つの「女が男をダマすテクニック」とは

1)褒めまくる、持ち上げる
・「すごーい」「さすが」「尊敬しちゃいます」など、大してそう思っていなくても持ち上げまくり。だいたい好意を持ってもらえる。(27歳・看護師)
・男性の自信のあるポイントを観察し、そこをピンポイントで褒めれば「この子は解ってくれている」と思わせられる。(33歳・サービス業)

 男性は褒められると、それがお世辞だと分かっていても嬉しいものです。あまりに褒め上手で、気持ちよくさせてくれる女性の言葉を鵜呑みにすると痛い目に。

2)ボディタッチで、距離の近さを感じさせる
・帰国子女なのでハグに抵抗がなく、ハグをしていたらモテるように。嫌いじゃない男性には「久しぶり!」「ありがとう」「おめでとう」の際に意識的に抱きついている。(22歳・学生)
・飲みの席で男性の肩や腕をバシバシ叩く女性もいますが、私は叩くふりをしてソフトタッチ。優しさや柔らかさが伝わる触り方をすると男性はドキッとするよう。(35歳・公務員)

 距離感の近い女性は「俺のことが好き?」と男性に意識させ、男性側も距離を縮めやすくなるもの。うまく誘導されていることもあるので、誰に対してもやっていないかも見極めたいところです。

3)敢えて隙を見せて可愛く見せる
・パッと見美人ではないので「カワイイ」瞬間を作るようにしている。酔ったふりをして甘えたり、うとうとしたりすると、なんだか可愛い気がしてくる男性もいるみたい。(32歳・広告系)
・普段は丁寧な話し方を心掛けていますが、気になる男性にはチラッと方言を出したり、間違えたふりしてタメ口を使う、といったあざといテクニックでその気にさせます。(39歳・IT系)

 これは今話題の「あざとかわいい」タイプです。男性心理を完全に理解して、喜ぶことを計算してやっているので、一瞬の可愛さに目を眩ませないように注意です。

4)頼りにされていると思わせる
・弱っているふりをして相談などを持ちかけると簡単。「何とかしてあげたい」と頑張り時を作ってあげるわけです。(29歳・企業受付)
・誰にも話せなかった、とウソでも打ち明け話をすると、責任感のある男性ほど「自分だけに話してくれた」と本気になりやすい。(34歳・飲食店勤務)

 このテクニックを使っている女性はかなりの数いました。ダマそうという意識はなくても、好きな男性に近づくためなら不幸を演出するのも厭わない女性も。相談事には冷静な対処を。

5)地味にコツコツ頑張る姿を見せる
・「親を旅行に連れて行きたくて貯金中」「節約と健康のためにお弁当を作っている」など、地味で家庭的アピール。いつもいい子ぶるより小出しにすると信憑性があって効果的。(28歳・会社員)
・水商売をしていますが「何でこの仕事してるの?」と聞くお客には、「留学資金を貯めている」「資格の学校に通うために仕事を掛け持ちしている」と言っておく。いい子だ、頑張っている、と指名がもらえるように。頑張っている女の子が大好きなおじさんに有効。(25歳・ホステス)

 「本当はいい子」というギャップに弱い男性心理を上手く利用している女性も。派手な見た目の女性が意外と家庭的だった、というような都合のいい流れに弱い男性はダマしやすいようです。

6)恋愛に不器用で一途なのをアピール
・遊んでいるのを疑われないように、ヤキモチを妬いたり、好き好き言って油断させている。(30歳・保育士)
・過去の恋愛を聞かれたら「一度付き合うと長いから3人だけなの」と堅さをアピール。本当は腐れ縁で別れられない男が多いだけですが、貞淑だと思わせています。(32歳・ヘアメイク)

 恋愛経験が浅いふりや一途なタイプを装い、男性を油断させまんまとコントロールする悪女も。自分の男性遍歴は聞かれない限り話さないという「しないテクニック」を駆使する上級者も。

 女性の男性をダマすテクニックを読んで、「可愛いものだ」と思った人も「女って怖い!」と思った人もいるでしょう。しかし一番怖いのは、前置きにもありましたが「ダマしているつもりはないんだけど…」という、ほぼ無意識に男性をダマしている女性。それこそ魔性の女なのかもしれませんが、どこかにある「みんなに好かれたい」「いい男をキープしたい」、そんな気持ちが男性を翻弄する行動に繋がっているのかもしれませんね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

「見せかけの相関」か否か…コロナ禍の補助金と病院の関係

「見せかけの相関」か否か…コロナ禍の補助金と病院の関係

会計検査から見えてくる日本政治の実態(2)病床確保と補助金の現実

コロナ禍において一つの大きな課題となっていたのが、感染者のための病床確保だ。そのための補助金がコロナ患者の受け入れ病院に支給されていたが、はたしてその額や運用は適正だったのか。事後的な分析で明らかになるその実態...
収録日:2025/04/14
追加日:2025/07/18
田中弥生
東京大学客員教授
2

なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景

なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景

民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教

ロシアや中華人民共和国など、自由と民主主義を否定する権威主義国の脅威の増大。一方、日本、アメリカ、西欧など自由主義諸国における政治の劣化とポピュリズム……。いま、自由と民主主義は大きな試練の時を迎えている。このよ...
収録日:2024/02/05
追加日:2024/03/26
橋爪大三郎
社会学者
3

胆のう結石、胆のうポリープ…胆のうの仕組みと治療の実際

胆のう結石、胆のうポリープ…胆のうの仕組みと治療の実際

胆のうの病気~続・がんと治療の基礎知識(1)胆のうの役割と胆石治療

消化にとって重要な臓器「胆のう」。この胆のうにはどのような仕組みがあり、どのような病気になる可能性があるのだろうか。その機能、役割についてあまり知る機会のない胆のう。「サイレントストーン」とも呼ばれる、見つけづ...
収録日:2024/07/19
追加日:2025/07/14
糸井隆夫
東京医科大学病院 消化器内科 主任教授
4

3300万票も獲得した民主党政権がなぜ失敗?…その理由

3300万票も獲得した民主党政権がなぜ失敗?…その理由

政治学講座~選挙をどう見るべきか(5)政権交代と民主党

民主党は、2009年の衆議院選挙で過半数の議席を獲得し、政権交代に成功した。しかし、その後の政権運営に失敗してしまった。その理由についてはいまだ十分な反省が行われていないという。ではなぜ民主党は失敗してしまったのか...
収録日:2019/08/23
追加日:2020/02/12
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授
5

印象派を世に広めたモネ《印象、日の出》、当時の評価額は

印象派を世に広めたモネ《印象、日の出》、当時の評価額は

作風と評論からみた印象派の画期性と発展(2)モネ《印象、日の出》の価値

第1回印象派展で話題となっていたセザンヌ。そのセザンヌと双璧をなすインパクトを与えた作品があった。それがモネの《印象、日の出》である。印象派の発展において重要な役割を果たした本作品をめぐる歴史的議論や当時の市況を...
収録日:2023/12/28
追加日:2025/07/17
安井裕雄
三菱一号館美術館 上席学芸員