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「勘違いイクメン」の特徴とは?
SNS等に子どもと過ごす時間をアップするイクメンパパが増えています。最近では小泉進次郎環境相の育休宣言なども手伝い、子育てに参加する父親は賞賛の対象となることも。
一方、世の母親たちからは「勘違いイクメン」「自称イクメン」「なんちゃってイクメン」と、父親たちの子育てぶりに不満やイラ立ちの声を聞くことも増えました。自称イクメンと、妻たちの望むイクメンには、どんな違いがあるのでしょうか。
1:イクメン気取りで、子育てアピールばかりする
・ママ友が公園にいる時間を見計らって子どもを連れて行き「いいパパね~」と褒められたがる夫にイラッ。
・実家に帰った時や他人と一緒の時に限って子どもの世話を焼く夫。「パパがイクメンであなたは楽でいいわね」と言われても、苦笑いするしかない。
2:最後まで遂行せず中途半端で、後始末は妻任せ
・「オムツを替えて」と頼んでも、オムツどこー?から始まり、拭く物持って来て、ゴミ袋取って、と常に私の手を借りないと何一つ完遂しない夫。自分でやった方が早い。
・子どもと買物に行ってくれる夫ですが、帰ったら買物したものも床に置きっぱなしで「疲れたー」とゴロン。冷蔵庫にしまうとかは自分の仕事じゃないと思っているのがムカつく。
3:手伝ってやっている感、やらされている感が強い
・父親も子育てするのは当たり前なのに、たまに子どもをお風呂に入れたくらいで「俺がイクメンで良かったね」とか言ってくるので無視。
・育児や家事をもう少しやってと頼むと、「かなり手伝ってる方だよ。毎日仕事して、さらに俺にこれ以上やらせようっていうの?」と逆ギレ。やらされていると思っているのも腹が立つ。
4:子ともと遊んだり甘やかしたりの、いいとこ取り
・確かに子どもを連れて遊びに行ってくれたらこちらは楽ですが、育児は子どもと遊ぶことだけじゃないと分かってほしい。その間、私は寝ているわけではない。
・夫に子どもを任せて出掛けると、出前を取り甘い物を食べさせまくって部屋は散らかり、子どもを甘やかしラクな留守番をしているだけ。それでパパ大好きと言われてご満悦でムカつきます。
育児の一部分しか介入していないのに、それでいて「やっている感」や「イクメン風情」を出してくる勘違い夫にイラッとしている妻が多くいました。妻たちにとっては当たり前の通常業務でしかない育児。その全体像を掴んでいない夫にイクメンぶられるのは相当なストレスのようです。
1:体力が必要な育児や家事を進んでやる
子どもを外で遊ばせる、リビングなど広い部分に掃除機を掛ける、子どもをお風呂に入れる、米や水など重い物を買い出しする、布団を干す等、体力の必要な育児や家事を夫に望んでいる声が多数。他にもやることがたくさんあり肉体的にも疲れている妻は、できるだけ体力を温存しておきたいのでは。
2:一緒にではなく、夫ひとりで完結する
ひとつのことを妻の手を借りずに夫ひとりで済ませてくれる、それだけで妻のストレスは激減。子どものご飯を作ったら片付けまで、ゴミ出しは玄関にあるものを捨てるだけではなく各部屋のゴミを集めて分別する、などワンオペレーションで名前のない家事育児も同時に実行できる夫に対して感謝の度合いも高まるようです。
3:頼まれたことにはすぐに対応
妻が手伝いを頼んだら「後でやる」ではなく、即座に対応してくれると嬉しいとの本音も。「後でやる」がなかなか実行に移されず、それにイライラすることに絶えきれず結局自分でやることになると言う妻も多く、同じ頼まれごとをするにもレスポンスのいい夫の方がぐっと評価は上がります。
4:言われなくてもやる積極的な姿勢
言われたからやる、手伝う、ではなく「帰りに買う物ある?」「お風呂入ったついでに洗っておいた」、「今週は忙しくないから幼稚園の送迎は俺に任せて」など、夫自ら家事育児に動く姿勢があると妻はとても嬉しく感じます。お願いされなくてもやって初めて、妻と対等に育児をしているイクメンになれるのかも。
親であれば男女関係なく育児は義務で、父親が育児をするのも当たり前のこと。また、育児には子どもに関するありとあらゆる家事も含まれますから、子どもの相手だけでなく、育児は家事の延長線にあるものです。それを理解して行動できる夫が求められているのではないでしょうか?
「イクメン」といったら今は聞こえがいい気がするパパ達も多いと思いますが、世の妻達はそもそも「イクメン」という言葉自体に懐疑的なスタンスでいる人も増えているようです。母親がいくら育児を頑張っても「当たり前」と思われがちですし、「イクママ」と呼ばれることもないのも事実。ここまで読んでいただいた父親のみなさんには、くれぐれも自分で自分を「イクメン」と呼ぶような痛い勘違いをされないことを願っています。
一方、世の母親たちからは「勘違いイクメン」「自称イクメン」「なんちゃってイクメン」と、父親たちの子育てぶりに不満やイラ立ちの声を聞くことも増えました。自称イクメンと、妻たちの望むイクメンには、どんな違いがあるのでしょうか。
妻がイラっとする、勘違いイクメン夫の行動とは?
まずは子育て中の母親たち20人に、自称イクメン夫に対する不満やイラ立ちを感じるポイントをアンケート。イクメンを自負する夫のみなさんに、要チェックな指摘が集まりました。1:イクメン気取りで、子育てアピールばかりする
・ママ友が公園にいる時間を見計らって子どもを連れて行き「いいパパね~」と褒められたがる夫にイラッ。
・実家に帰った時や他人と一緒の時に限って子どもの世話を焼く夫。「パパがイクメンであなたは楽でいいわね」と言われても、苦笑いするしかない。
2:最後まで遂行せず中途半端で、後始末は妻任せ
・「オムツを替えて」と頼んでも、オムツどこー?から始まり、拭く物持って来て、ゴミ袋取って、と常に私の手を借りないと何一つ完遂しない夫。自分でやった方が早い。
・子どもと買物に行ってくれる夫ですが、帰ったら買物したものも床に置きっぱなしで「疲れたー」とゴロン。冷蔵庫にしまうとかは自分の仕事じゃないと思っているのがムカつく。
3:手伝ってやっている感、やらされている感が強い
・父親も子育てするのは当たり前なのに、たまに子どもをお風呂に入れたくらいで「俺がイクメンで良かったね」とか言ってくるので無視。
・育児や家事をもう少しやってと頼むと、「かなり手伝ってる方だよ。毎日仕事して、さらに俺にこれ以上やらせようっていうの?」と逆ギレ。やらされていると思っているのも腹が立つ。
4:子ともと遊んだり甘やかしたりの、いいとこ取り
・確かに子どもを連れて遊びに行ってくれたらこちらは楽ですが、育児は子どもと遊ぶことだけじゃないと分かってほしい。その間、私は寝ているわけではない。
・夫に子どもを任せて出掛けると、出前を取り甘い物を食べさせまくって部屋は散らかり、子どもを甘やかしラクな留守番をしているだけ。それでパパ大好きと言われてご満悦でムカつきます。
育児の一部分しか介入していないのに、それでいて「やっている感」や「イクメン風情」を出してくる勘違い夫にイラッとしている妻が多くいました。妻たちにとっては当たり前の通常業務でしかない育児。その全体像を掴んでいない夫にイクメンぶられるのは相当なストレスのようです。
これが出来ればイクメン!?妻が喜ぶのはこんな夫の行動
総じて「少し育児を手伝ったくらいでイクメンぶるな」という気持ちが、妻たちへのアンケートからはひしひしと伝わってきました。とはいえ、多少であっても育児に参加する夫はワンオペよりはマシ、という意見も。そんな中から、夫に「これをやってくれたら嬉しい」「こんなことをやってもらいたい」というアンケート結果もまとめました。1:体力が必要な育児や家事を進んでやる
子どもを外で遊ばせる、リビングなど広い部分に掃除機を掛ける、子どもをお風呂に入れる、米や水など重い物を買い出しする、布団を干す等、体力の必要な育児や家事を夫に望んでいる声が多数。他にもやることがたくさんあり肉体的にも疲れている妻は、できるだけ体力を温存しておきたいのでは。
2:一緒にではなく、夫ひとりで完結する
ひとつのことを妻の手を借りずに夫ひとりで済ませてくれる、それだけで妻のストレスは激減。子どものご飯を作ったら片付けまで、ゴミ出しは玄関にあるものを捨てるだけではなく各部屋のゴミを集めて分別する、などワンオペレーションで名前のない家事育児も同時に実行できる夫に対して感謝の度合いも高まるようです。
3:頼まれたことにはすぐに対応
妻が手伝いを頼んだら「後でやる」ではなく、即座に対応してくれると嬉しいとの本音も。「後でやる」がなかなか実行に移されず、それにイライラすることに絶えきれず結局自分でやることになると言う妻も多く、同じ頼まれごとをするにもレスポンスのいい夫の方がぐっと評価は上がります。
4:言われなくてもやる積極的な姿勢
言われたからやる、手伝う、ではなく「帰りに買う物ある?」「お風呂入ったついでに洗っておいた」、「今週は忙しくないから幼稚園の送迎は俺に任せて」など、夫自ら家事育児に動く姿勢があると妻はとても嬉しく感じます。お願いされなくてもやって初めて、妻と対等に育児をしているイクメンになれるのかも。
親であれば男女関係なく育児は義務で、父親が育児をするのも当たり前のこと。また、育児には子どもに関するありとあらゆる家事も含まれますから、子どもの相手だけでなく、育児は家事の延長線にあるものです。それを理解して行動できる夫が求められているのではないでしょうか?
「イクメン」といったら今は聞こえがいい気がするパパ達も多いと思いますが、世の妻達はそもそも「イクメン」という言葉自体に懐疑的なスタンスでいる人も増えているようです。母親がいくら育児を頑張っても「当たり前」と思われがちですし、「イクママ」と呼ばれることもないのも事実。ここまで読んでいただいた父親のみなさんには、くれぐれも自分で自分を「イクメン」と呼ぶような痛い勘違いをされないことを願っています。
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