テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義 ログイン 会員登録
DATE/ 2020.08.12

片付けが下手な人がやりがちなNG収納法

 断捨離という言葉が「大掃除」くらいの意味合いで口にされる今日この頃、コロナ自粛期間中にせめて家の中を快適にと掃除に精を出した方も多いのではないでしょうか。

 けれどもいざ始めてみると、雑誌で見るような「見栄えの良い」「暮らしやすい」部屋になるどころか、かえって散らかってしまったり、綺麗だったのは3日間だけだったり……片付けたものがどこにいったかわからないなんて状態に陥るなんてことも。そんな片付け下手を克服するポイントを見ていきます。

手始めに簡単な計画と完成予想図を

 思い立ったが吉日! と、手の届くところから掃除を始めてしまうのは実はNG! ノープランに全てを片付けようとしてしまうと、手を広げすぎて散らかりきったところで時間も体力も尽きてしまった、なんてことになりかねません。

 まず片付けを始める前に当面の目標、時間と場所を決めておくのがポイントです。今日はリビング、あるいは台所の引き出しの中だけと範囲をしぼりこんでおきます。時間は午前中1時間、またはお昼を食べてから午後5時までなどと設定しておくことで、掃除の終わりどきの目処がつけやすくなります。

 そして、どんな部屋にしたいのかを頭の中に描いておくと方針が定まります。日頃からインターネットなどで真似したいと思えるお部屋の画像やページを見ておくとイメージがつかみやすくなります。見せる収納巧みな映える部屋、整理整頓された暮らしやすい部屋、趣味のカラーを前面に押し出す部屋……完成目標が定まっていると優先順位がつけやすく、作業もはかどります。

大なり小なり断捨離を!

 とりあえず目の前にあるものはなんでもしまってしまえば床は綺麗になる……そんなドラえもんの四次元ポケットみたいな片付けもNGです。一見片付いたように見えますが、収納の中は「とりあえず片付けられた物」が何層にも重なり、奥底にしまわれたものを取り出そうとするたびに再び散らかってしまうことになるでしょう。

 断捨離とまでいかなくても、選別なくして掃除は成し遂げられません。手始めに片付けると決めたエリアにあるものを全て取り出してみましょう。ずっと使われなかったものや、今後も使いそうにないものが出てくるはず。いつか使うかもしれないから……その「いつか」がどれくらいの可能性のあるものなのか、現在あるいは未来の自分に必要なものか、取っておくのか処分するのか選別をします。

 どうしても迷ってしまうものは保留ぶんを入れる箱を作りまとめておくと良いでしょう。あらかじめ、半年や一年など期限を設け、それを過ぎても迷うならば処分すると決めておくと区切りがつけやすくなります。昨今ではフリーマーケットやネットオークションに出すとリユースできてちょっとしたお小遣いになることもあるので、うまく利用できると掃除の励みにもなりますね。

定位置を決めてキープしやすいお部屋作り

 コタツの定位置から手の届くところに全てのものがある……便利なのか散らかっているのか判別し難い状態ですが、当人にしか場所のわからない物の置き方は共同生活している人のことを考えるとNGですよね。定位置はコタツに対しての「私」ではなくて、「物」に決めてあげると片付けやすいお部屋に変わります。戻っていないとスッキリしないくらい習慣化してきたらしめたもの、キープしやすいお部屋まであと一歩です。

 洋服を普段使いと余所行き、冠婚葬祭用と分けるように、日用品も使用頻度ごとに分けて収納するのが吉。印鑑、はさみ、爪切りなど、よく使う物は取り出しやすく片付けやすい場所へ。あまり使わないけれど必ず出番の来る電化製品の保証書やドライバー、電球、非常食などは、必ずそこにあると家族皆がわかる状態にしておくのもポイントです。お子さんがいる場合はファイルや収納ボックスにラベルなどを貼って一目瞭然にしておくと良いでしょう。

収納グッズでスペースの有効活用!

 片付けたものがすぐにまた乱雑になってしまうような収納はもちろん避けたいNGですよね。そう思ってもキッチンやクローゼットなど、大小さまざまな物があって、かつ毎日使うところはどうしても散らかってしまいがちです。

 そこで活用したいのはやはり、100円ショップやホームセンターで揃う収納グッズです。空間を区切ってしまうものを仕分ける、デッドスペースに収まる衣装ケースを入れるなど、基本的なことだけでも片付けやすさが変わってきます。日々進化している収納グッズにはファンも多く、SNSなどで有効な使い方を披露してくれる方がたくさんいます。何か良い活用法がないかなと思ったら、検索をかけてみると思わぬ解決方法に出会えるかもしれません。

 片付け上手になるコツは小さな一手間を省かないこと、暮らしやすいお部屋を作って快適な日々を過ごしてください。

あわせて読みたい