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DATE/ 2020.12.18

「友達」から「恋人」になれる男性の特徴は?

 友達にはなれるけど、恋人にまではなかなかなれない…そんな悩みを抱えている人は少なくないでしょう。友達と恋人の間の壁に悩んで、悩んでいるうちに相手に恋人ができてしまったなんてことも珍しくはありません。今回は友達と恋人の違いとは?ということに悩む男性へ、その違いや特徴を紹介していきます。

男友達と彼氏の境界線は?

 友達も恋人も「一緒にいて楽しい」「趣味が合う」「価値観が似ている」という感情を相手に抱きますが、その間にはどんな境界線があるのでしょうか。

 さまざまな判断基準がありますが「ボディタッチができるかどうか」はかなり大きな境界線といえるでしょう。手を繋いだり、抱きしめたり、キスをしたり…恋人同士のスキンシップは大切なものですが、受け入れられるかは恋愛対象かどうかを判断する大きなポイントとなります。

 また、友達の前では過度に着飾ったりはせずに等身大の自分でいられますが、恋人とのデートのときにはおしゃれをして彼女として可愛く見られたいと思うのが女心。男性に会うときに、女性がどっちのモードになるのかもひとつの判断基準といえるでしょう。

男友達から彼氏になるのはハードルが高い

 しかし、男性でも女性でも、友達関係が長くなれば長くなるほど、恋愛に発展する割合は下がってくるもの。友達になった=そもそも恋愛対象から外れたともいえますし、友達期間が長いと相手の短所も見えてきます。その結果、「友達として付き合うには良いけど、恋人として付き合うには…」と、恋愛に発展しにくくなってしまうのです。

 そして、少し気になったとしてもそれまで築いてきた人間関係を壊したくないという心理が働くのも要因としてあるでしょう。仲間たちで集まっても、その中でカップルができるとよそよそしくなったり、他の仲間に気を遣わせてしまうこともありますよね。そうなるくらいなら友達のままでいた方が良い、と考えるのも自然なことといえるでしょう。

どんな男性が恋人に昇格できるのか?

 友達から恋人への昇格はないと答える人が多いものの、男友達から彼氏に昇格した男性も少なくありません。そんな男性は何かしらのきっかけで「ただの男友達ってだけじゃないかも」と女性に思わせるものを持っているのです。

・ふとした瞬間に男らしさが出る

 「一緒に仕事をしていて、重い資料を代わりに軽々と持ってくれた」「隣を歩いていて建物側を歩くように気を遣ってくれた」など、ふとした瞬間に見せる男らしさに女性はときめいてしまうもの。こうした出来事が、ただの友達としてでなく異性として意識するきっかけになったという人も少なくありません。

・趣味だけじゃなく個人的な話をする

 友達同士では趣味の話で盛り上がることが多いと思いますが、「最近忙しいみたいだけど無理しないようにね」など、より相手にフォーカスした話題をするようになると、女性側もより距離感の近い関係を求めているように感じます。今までの友達関係とは違う距離感に、女性も意識しやすくなるでしょう。

・恋愛を意識させるような行動をとる

 2人きりででかけたり、1人だけ他の子と違うお土産を買ってきたり、特別扱いをすることで、相手の女性が「私だけ違う?」と意識するようになるケースもあります。他にもあからさまに恋人募集中だということを伝えてみたり、相手の好きな男性のタイプを聞いてみるのもありでしょう。

交際が長続きしやすい特徴も

 とはいえ、それまで友達だった相手に意識させるのはなかなか難しいことかもしれません。当然、うまくいかずに友達関係にすら戻れなくなる可能性もありますし、その結末を恐れて一歩が踏み出せないという人も多くいることでしょう。

 しかし、一度交際が始まってみると長続きしやすいのが友達⇒彼氏コースの特徴でもあります。友達期間で見てきた良いところも悪いところも知っていますし、ありのままの相手を知った上で受け入れるので、付き合ったところで今さら幻滅することがありません。友達から彼氏に昇格できないと悩んでいる人がいたら、ぜひ参考にしてみていただけたらと思います。

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一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授