社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2021.01.06

「マスク」は美人に見えやすい?

 普段からマスクをつけるのが当たり前になった昨今。新しいファッションになりつつあるマスクですが、マスクをつけた姿が美しい「マスク美人」なんて言葉も聞かれるようになりました。しかし「マスク美人だね」といわれても、素直に褒められている気がしませんよね。実際、マスク美人だと思った女性の素顔を見てがっかりする男性もいるんだとか。今回はそんなマスク美人にまつわる話を紹介していきましょう。

マスク美人とは?

 そもそもマスク美人とはどんな人を指すのでしょうか。この言葉自体は「マスクをつけている美人」という意味を示しています。世の中にはマスクの有無にかかわらない本物の美人もいますが、マスク美人というカテゴリには「マスクがないとそうでもないけど、つけていると美人」という人も含まれていることが特徴といえます。

 なぜ、マスクをつけると美人になるのかというと、マスクが顔の下半分を隠してしまうためです。そうすることで肌のシミやシワがあったり、エラが張っている・面長などのフェイスラインであったり、さまざまなコンプレックスをマスクの下に隠すことができるのです。

 顔の大半が隠れている分、目元で顔の印象を判断することになります。目元を魅力的に見せるアイメイクをしていれば、魅力的な顔をしているんだなという印象を相手に抱かせることができます。こうした理由から、マスク姿で綺麗だなと思っていても実際にマスクを外すと「え、思ってたのと違うじゃん」と男性ががっかりしてしまうことがあるというのです。

男性ががっかりするポイント

 一番多いのは「思っていたのと違う」という点。マスクをつけた姿が美人だからきっとこうなんだという期待が強い分「思ってたよりエラが張っていた」「意外と鼻筋が通ってなかった」「ぷっくりした唇を想像してたけど、意外と薄かった」など、想像とは違う雰囲気にがっかりしてしまう男性は少なくないようです。

 また、「口臭がきつい」「肌が汚くてショック」といった意見も。どうせマスクをするからと口臭ケアを怠っていたり、どうせ見えないからと肌のお手入れをサボっていたりすると、いざというときにそれが仇になってしまうことも。ぬかりなく日々のケアを続けることが大切です。
 

がっかりさせないための対処法

 目元のアイメイクが派手すぎると、マスクを外しても派手だという印象を与えてしまいがち。マスクの中も派手なメイクをしていると、外したときにドロドロになって清潔感がなく、逆に良い印象を与えない可能性もあります。そうならないためにも、マスクをしているときはナチュラルなメイクを心がけるようにしましょう。

 男性は意外と女性の肌を見ているため、マスクを外したときに肌荒れが気になるという男性も少なくありません。マスクをしているので、ただでさえ荒れやすくなっている肌はきちんと手入れをしてあげるのが良いでしょう。

 いかがでしたか? マスク美人にがっかりしてしまう男性が多いとお伝えしましたが、マスク美人すべてにがっかりしてしまうわけではありません。抑えるべきポイントを抑えて、がっかりされないマスク美人になれるように心がけてみてはいかがでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

『100万回死んだねこ』って…!?記憶の限界とバイアスの役割

『100万回死んだねこ』って…!?記憶の限界とバイアスの役割

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(2)バイアスの正体と情報の抑制

「バイアスがかかる」と聞くと、つい「ないほうが望ましい」という印象を抱いてしまうが、実は人間が生きていく上でバイアスは必要不可欠な存在である。それを今井氏は「マイワールドバイアス」と呼んでいるが、いったいどうい...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/09
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
2

人間とAIの本質的な違いは?記号接地から迫る理解の本質

人間とAIの本質的な違いは?記号接地から迫る理解の本質

学力喪失の危機~言語習得と理解の本質(5)AIに記号接地は可能か

昨今、めざましい発展を遂げているAI技術。流暢にチャットをやりとりする生成AIはしかし、本当の意味で使っている言葉を理解することができるのだろうか。言語学習の根本にある「記号接地」問題から、人間とAIの本質的な違いに...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/10/14
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
3

「白人vsユダヤ人」という未解決問題とトランプ政権の行方

「白人vsユダヤ人」という未解決問題とトランプ政権の行方

戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(3)未解決のユダヤ問題

保守的な軍国化によって、内戦への機運が高まっているアメリカだが、MAGAと極左という対立図式は表面的なものにすぎない。その根本に横たわっているのは白人とユダヤ人という人種の対立であり、それはカーク暗殺事件によって露...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/11/06
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
4

宇宙の理法――松下幸之助からの命題が50年後に解けた理由

宇宙の理法――松下幸之助からの命題が50年後に解けた理由

徳と仏教の人生論(1)経営者の条件と50年間悩み続けた命題

半世紀ほど前、松下幸之助に経営者の条件について尋ねた田口氏は、「運と徳」、そして「人間の把握」と「宇宙の理法」という命題を受けた。その後50年間、その本質を東洋思想の観点から探究し続けてきた。その中で後藤新平の思...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/24
5

一強独裁=1人独裁の光と影…「強い中国」への動機と限界

一強独裁=1人独裁の光と影…「強い中国」への動機と限界

習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(1)習近平の歴史的特徴とは?

「習近平中国」「習近平時代」における中国内政の特徴を見る上では、それ以前との比較が欠かせない。「中国は、毛沢東により立ち上がり、鄧小平により豊かになり、そして習近平により強くなる」という彼自身の言葉通りの路線が...
収録日:2025/07/01
追加日:2025/09/25
垂秀夫
元日本国駐中華人民共和国特命全権大使