社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
スマホのよくある「故障原因」とは?
スマホはいつでも私たちの近くにあるものと言っていいでしょう。寝るときはタイマーをセットして枕元に置き、街では改札でタッチしたりお買い物の支払いをしたりします。仕事のやり取りもスマホで済ませるという人もいるかもしれません。こうなると故障で困った経験がある人も多いのではないでしょうか。2020年3月の調査によると、携帯電話の故障や不具合発生の経験をした人は52.4%となっています(オークネット総合研究所×MMD研究所共同調査、対象は日本在住の15歳から69歳の男女)。不具合の内容トップは「著しくバッテリーがもたなくなった」38.9%。次いで「動作が遅くなった」31.5%。「フリーズした」が30.5%で3位とのこと。ということで、ここではスマホのよくある「故障原因」を見てみましょう。
また、1回の使用時間が購入直後の半分程度になったら、電池の寿命が近づいているとのことです。こういった状況の場合、交換してもらった方がよさそうです。状況によっては買い替えた方がいい場合もありそうです。スマホの寿命は特に決まっていないようですが、技術やOSは日々進化しています。動作のパフォーマンスが低下してきたら、修理するより買い替えたほうがより快適かもしれません。
水濡れ、破損、電池が3大故障ポイント
スマホの故障に関してまず意識しておくといい点としては、ポケットはたいへんリスクが高いという点です。真夏のポケットは汗でぐっしょり湿っており、スマホは水没状態になることもあります。さらにトイレでズボンを着脱した時に落とすといった経験をした人も、いるのではないでしょうか。スマホの故障にはこういったいくつかのパターンがありますが、大きくは水濡れ、破損、電池(充電)の問題の3つに分けられます。この3つの点について、以下でそれぞれ少し詳しく見てみましょう。水濡れするシーン
水濡れは先に示した夏場の汗のほか、入浴中や入浴後にまだ髪や手が濡れている状態で操作してしまうことも原因となります。浴室の湯気や洗面所で水がついてしまうだけでも、状況によっては故障してしまうようです。また、車のドリンクホルダーはエアコンの空気の吹き出し口にあることが多いですが、ここにスマホを置いて直接風が当たると内部に結露が発生します。寒い日に暖かい部屋に入ると眼鏡がくもりますが、これと同じ原理で湿ってしまうのです。同様に気温の寒暖差がある場所を急に移動すると内部に水滴がつくことがあります。これは特にスキー場などで要注意です。ほかにも海の潮風や海岸の砂、プールの水しぶきといったものも注意が必要。こういったシーンで使用する場合、防水のケースを使用しましょう。破損・変形するシーン
おしりのポケットは特に要注意。座った瞬間に強い圧力がかかります。画面の破損だけでなく、内部の基盤が変形してしまうこともあるそうです。また、満員電車の圧力による破損はバッグの中に入れていても起こりえます。ケースは使ったほうがいいかもしれません。ほかにも、机の端に置いておいたらバイブレーションで勝手に動いて落ちてしまった、ケーブルで充電していて引っかかって落としてしまったといったことも多いようです。さらにストラップやアクセサリが画面を傷つけるといった点にも注意したほうがいいかもしれません。電池・バッテリー、充電関係が故障するシーン
炎天下、高温での放置は、電池が劣化するだけでなく、液漏れ、発熱、発火といった危険があります。もちろんやけどのリスクもあるので注意しましょう。指定品以外で充電することにも故障のリスクがあります。また充電しながらの使用は「消費」と「充電」が同時に行われ、電池パックの寿命を縮める場合があるとのこと。あとは充電口端子に物理的に無理な力が加わることによって、端子の差込口が破損する事例も多いようです。いくら最近のスマホはタフになっているとはいえ、精密機器です。修理代金の目安は
問題が起こった場合、契約しているキャリアのショップに行きましょう。NTTドコモの情報によると、修理代金は機種ごとに異なるようです。ただし目安として表示されているものを見ると、ディスプレイ修理でおよそ16,000円から40,000円程度、基盤の修理は17,000円から32,000円程度、電池交換は8,000円から10,000円程度となっています(補償に入っていない場合)。一般にハイスペックなものほど高くなるようです。また、1回の使用時間が購入直後の半分程度になったら、電池の寿命が近づいているとのことです。こういった状況の場合、交換してもらった方がよさそうです。状況によっては買い替えた方がいい場合もありそうです。スマホの寿命は特に決まっていないようですが、技術やOSは日々進化しています。動作のパフォーマンスが低下してきたら、修理するより買い替えたほうがより快適かもしれません。
<参考サイト>
携帯電話の故障を防ぐために│NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/preventive_notice/
オークネット総合研究所×MMD研究所共同調査【第2弾】2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査│株式会社オークネット
https://www.aucnet.co.jp/nw/20200604_01/
電池の減りが早くなったとき│NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/battery/
修理代金の目安│NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/repair_shop/charge.html
携帯電話の故障を防ぐために│NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/preventive_notice/
オークネット総合研究所×MMD研究所共同調査【第2弾】2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査│株式会社オークネット
https://www.aucnet.co.jp/nw/20200604_01/
電池の減りが早くなったとき│NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/battery/
修理代金の目安│NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/repair_shop/charge.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」
緊急提言・社会保障改革(1)国民負担の軽減は実現するか
令和7年度予算をめぐる国会審議では、国民民主党が提起した「103万円の壁」問題と、日本維新の会が提起した「高校授業料無償化」に大きな注目が集まった。結果的に、少数野党となった自民党・公明党が維新の会と三党合意を結び...
収録日:2025/03/06
追加日:2025/03/15
米国ではどのようにお金が回っているか…日米比較で考える
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(4)資産循環の日米比較
日本の経済成長が停滞する一因として、お金の「死蔵」が挙げられる。その背景にある資金偏在の問題とは何か。財政支出の影響や日米のマネー活用の違いを検証し、日本の資産循環モデルの課題と改善策を考える。(全6話中第4話)
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/15
長寿雇用戦略…いくつになっても働きたい人が働ける社会へ
第2の人生を明るくする労働市場改革(6)長寿雇用戦略と健全な危機感
労働市場を流動化させることが急務である日本だが、企業や個人はどのように対応していくべきなのだろうか。労働者の生産性に応じた給与システムの導入、スキルアップによる能力向上が求められる中、政策としては非常に重要なの...
収録日:2024/08/03
追加日:2025/03/14
「なぜ人は部屋を片付けられないか」を行動分析学で考える
人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)随伴性
人間の行動の「なぜ」を読み解くための「行動分析学」について解説するシリーズレクチャー。第1話では、島宗理氏が「なぜ人は部屋を片付けられないのか」というテーマで、行動分析学の基本的な考え方を論じていく。私たちは人間...
収録日:2019/02/21
追加日:2019/08/18
撤退モード…中国で苦戦する日本の自動車産業の現実
グローバル環境の変化と日本の課題(2)日本が直面する課題
日本が直面する最大の課題は人口減少と高齢化である。2100年には現在のおよそ半分となる6300万人にまで人口が減るだろうと推計されている。そうした状況の中で、円の価値は下がり続け、GDPは近隣諸国に追い抜かれている。打開策...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/03/11