スマホをなくしたときに取るべき行動
連絡手段だけではなく、キャッシュレス決済をしたり思い出の写真や動画を保存していたり、今や生活の一部となっているスマホ。しかし、うっかりどこかに置き忘れたりなくしてしまうこともありますよね。財布の紛失時の対応は知っていてもスマホの紛失時にはどうすれば良いか分からない、という方も多いのではないでしょうか。今回はそんなときに取るべき行動について紹介しましょう。
そのひとつは金銭的被害。キャッシュレス決済サービスを利用していたり、Amazonや楽天などのECサイトの認証を省く設定にしていたりすると、スマホさえあれば誰でも不正に利用することができてしまいます。特に、QRコードや交通系カードでオートチャージを設定している場合には不正利用に気付きにくい恐れがあるので注意が必要です。
もうひとつはプライベートな情報の漏洩です。スマホに登録されている連絡先の漏洩だけでなく、保存された写真や登録しているSNSから割り出せるプライベートな情報、友達や恋人とのメッセージなどすべてが筒抜けになってしまいます。スマホをなくしたことで娘の写真が勝手にネットに流出したという例もあり、流出した情報がどう悪用されるか分からない恐怖に苛まれることになってしまいます。
スマホをなくしたと思ったら、まずは心当たりの場所を探す、自分の番号にかけるなど自分でできる範囲での捜索をしましょう。それでも見つからなければ、事前の設定が必要になりますが、GPSを使ってスマホの位置を特定することができます。こうした捜索で見つかれば問題ありませんが、それでも見つからない場合には警察に紛失届を出してスマホが不正利用されない対策をとる必要があります。
2.各種サービスの使用を停止する
端末を使用できなくするためにキャリア会社に連絡して回線停止するのが安心ですが、事前に設定していればiPhoneであれば「iPhoneを探す」、Androidであれば「Androidデバイスマネージャー」でリモートロックをかけることができます。どちらもやる場合には、リモートロックをしてから回線停止をする流れになります。
次に、キャッシュレス決済サービスの停止です。端末をロックしてもかざすだけでキャッシュレス決済サービスが使える場合もあるので、QRコード決済アプリや交通系カードのアプリ、クレジットのアプリを入れている場合には、各社に問い合わせて使用停止の手続きを行いましょう。
忘れてはいけないのが、各種サービスのアカウントロックです。SNSやECサイトのアプリが悪用されるのは前述の通りなので、別の端末からログインしてパスワードを変更して使えなくしておくことも大切です。
また、遠隔で操作する際に必要なので「主要なサービスのログインID、パスワードを控えておく」のも重要です。スマホに覚えさせておいて本人が忘れているパターンが多いので、気を付けておきましょう。また、パスワードは定期的な変更が薦められているので、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。
たった1台のスマホを落としただけで人生がご破算になることもありえる時代。なくさないように気を付けることが大事ですが、もしなくしてしまった時も、被害を最小限にとどめるための冷静な対処を取るようにしましょう。
スマホをなくすリスク
スマホをなくすことは連絡手段がなくなる、写真や動画が見られなくなるということだけでなく、生活に関わる大きな被害をもたらすことがあります。そのひとつは金銭的被害。キャッシュレス決済サービスを利用していたり、Amazonや楽天などのECサイトの認証を省く設定にしていたりすると、スマホさえあれば誰でも不正に利用することができてしまいます。特に、QRコードや交通系カードでオートチャージを設定している場合には不正利用に気付きにくい恐れがあるので注意が必要です。
もうひとつはプライベートな情報の漏洩です。スマホに登録されている連絡先の漏洩だけでなく、保存された写真や登録しているSNSから割り出せるプライベートな情報、友達や恋人とのメッセージなどすべてが筒抜けになってしまいます。スマホをなくしたことで娘の写真が勝手にネットに流出したという例もあり、流出した情報がどう悪用されるか分からない恐怖に苛まれることになってしまいます。
スマホをなくしたらやるべきこと
1.スマホを探すスマホをなくしたと思ったら、まずは心当たりの場所を探す、自分の番号にかけるなど自分でできる範囲での捜索をしましょう。それでも見つからなければ、事前の設定が必要になりますが、GPSを使ってスマホの位置を特定することができます。こうした捜索で見つかれば問題ありませんが、それでも見つからない場合には警察に紛失届を出してスマホが不正利用されない対策をとる必要があります。
2.各種サービスの使用を停止する
端末を使用できなくするためにキャリア会社に連絡して回線停止するのが安心ですが、事前に設定していればiPhoneであれば「iPhoneを探す」、Androidであれば「Androidデバイスマネージャー」でリモートロックをかけることができます。どちらもやる場合には、リモートロックをしてから回線停止をする流れになります。
次に、キャッシュレス決済サービスの停止です。端末をロックしてもかざすだけでキャッシュレス決済サービスが使える場合もあるので、QRコード決済アプリや交通系カードのアプリ、クレジットのアプリを入れている場合には、各社に問い合わせて使用停止の手続きを行いましょう。
忘れてはいけないのが、各種サービスのアカウントロックです。SNSやECサイトのアプリが悪用されるのは前述の通りなので、別の端末からログインしてパスワードを変更して使えなくしておくことも大切です。
日頃から対策しておくこと
スマホにパスコードや生体認証をかけるのは基本中の基本ですが、上記で使えるように端末自体に「遠隔ロックの設定をしておく」のが良いでしょう。設定不要の場合もありますが、今一度確認してみてください。また、遠隔で操作する際に必要なので「主要なサービスのログインID、パスワードを控えておく」のも重要です。スマホに覚えさせておいて本人が忘れているパターンが多いので、気を付けておきましょう。また、パスワードは定期的な変更が薦められているので、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。
たった1台のスマホを落としただけで人生がご破算になることもありえる時代。なくさないように気を付けることが大事ですが、もしなくしてしまった時も、被害を最小限にとどめるための冷静な対処を取るようにしましょう。
<参考サイト>
スマホをなくした!というときに取るべき行動とは?│キヤノンマーケティングジャパン
https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/190808.html
絶対悪用させない!スマホを紛失した時に困らないための行動│ノートン
https://japan.norton.com/smartphone-lose-3112
スマホをなくした!というときに取るべき行動とは?│キヤノンマーケティングジャパン
https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/190808.html
絶対悪用させない!スマホを紛失した時に困らないための行動│ノートン
https://japan.norton.com/smartphone-lose-3112