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充電器を差しているのに充電が増えない原因
はじめは快調だったスマホも時間が経てばさまざまなトラブルが出てきます。なかでも困るのが充電できなくなる問題です。モバイルはバッテリーが命。ここでは充電器に問題がある場合と、スマホ本体に問題がある場合の二つの状況に分けて、状況から対処法までを見てみましょう。
次にケーブルを確認しましょう。金属の接触部分が汚れていないか確認して汚れていたらしっかり拭き取りましょう。もしケーブルの一部が剥離していたりコネクタ部分などが破れたりして、中の配線が見えていたら使用中止します。この状態で使うとショートして発熱・発火する恐れがあり、たいへん危険です。またACアダプタが触れないほど熱くなっている場合、また焦げたような匂いがする場合も危険です。使用を中止しましょう。
ややわかりにくいのはケーブルの途中で断線している場合です。同じケーブルを使える他の機器があれば接続してみて充電できるかどうか確かめましょう。知り合いや家族にスマホやタブレットを借りて試してみるのもいいかもしれません。同じケーブルを使える機器が周囲にない場合、キャリアショップで確認してもらうこともできます。また、充電ケーブルを持ち歩く時には、束ねるアイテムなどでまとめるようにしましょう。結ぶのは断線の元です。
ただしこの時、熱いからと言って保冷剤をあてたり冷蔵庫に入れたり、といったように急激に冷やさないように注意しましょう。これを行うと内部で空気中の水分が結露し、スマホは水没した時と同じ状態となります。またもし、本体が手に持てないくらい熱い、本体(バッテリー)が膨らんできた、異臭がするといった場合はすぐに充電を中止します。リチウムイオンバッテリーの場合、破損すると発火リスクがあります。
バッテリーが切れた状態で放置し、しばらく使っていないと「完全放電(過放電)」されて充電できなくなっている場合もあります。これはバッテリーが上がった状態です。この時は充電ケーブルを繋いだ状態でしばらく放置します。こののち、およそ30分から60分程度するとようやく充電マークが点灯するといったこともあるようです。また、何時間経っても充電されない場合もあるようです。こうなった場合はバッテリーの寿命と考えた方が良さそうです。
一般的に、極端に暑くなければ、気温だけが要因でバッテリー劣化が起こることはあまりないかもしれません。しかし、消費電力の大きいアプリを暑い場所で使用する、充電しながら使用するといったように、本体の温度が上がるようなストレスを与えると劣化は早まります。また冬場の暖房器具に近い場所も温度上昇に注意です。気付きにくいですが、床暖房の上に放置してしまうことにも注意が必要です。またiPhoneに最適な温度の範囲は0度から35度とされています。この範囲以外では電池持ちは悪くなるようです。
スマホの電池が劣化する要因はこれら「完全放電」や「高温環境」に加えて、充放電を繰り返す「サイクル劣化」があるようです。この「サイクル劣化」は日々の充放電を行うことによる劣化なので、避けられない側面はあります。この点に関しては、満充電後に電池切れ直前まで利用してから充電する、という点を意識することで、充電回数をなるべく減らすことは可能かもしれません。
充電器まわりに問題がある場合
充電器まわりの問題をチェックするところから始めましょう。まずは初歩的なことですが、電源タップのスイッチがオンになっているかどうか、しっかり確認しましょう。ACアダプタが大きいと隠れて見えていない場合もあります。またスマホを手にとった時、ACアダプタが動いてスイッチをオフにしてしまっていることもあります。次にケーブルを確認しましょう。金属の接触部分が汚れていないか確認して汚れていたらしっかり拭き取りましょう。もしケーブルの一部が剥離していたりコネクタ部分などが破れたりして、中の配線が見えていたら使用中止します。この状態で使うとショートして発熱・発火する恐れがあり、たいへん危険です。またACアダプタが触れないほど熱くなっている場合、また焦げたような匂いがする場合も危険です。使用を中止しましょう。
ややわかりにくいのはケーブルの途中で断線している場合です。同じケーブルを使える他の機器があれば接続してみて充電できるかどうか確かめましょう。知り合いや家族にスマホやタブレットを借りて試してみるのもいいかもしれません。同じケーブルを使える機器が周囲にない場合、キャリアショップで確認してもらうこともできます。また、充電ケーブルを持ち歩く時には、束ねるアイテムなどでまとめるようにしましょう。結ぶのは断線の元です。
スマホ本体に問題がある場合
本体の問題の場合、まずはスマホがフリーズしていないか確認しましょう。フリーズしていた場合強制終了で再起動します。また本体が熱くなりすぎていた場合は、充電が自動的に中止されることもあります。これは安全機能が働いている状態です。充電している時の状態や場所によっては高温になることもあります。しばらく放置して温度が下がってから充電できれば、大きな問題ではないかもしれません。ただしこの時、熱いからと言って保冷剤をあてたり冷蔵庫に入れたり、といったように急激に冷やさないように注意しましょう。これを行うと内部で空気中の水分が結露し、スマホは水没した時と同じ状態となります。またもし、本体が手に持てないくらい熱い、本体(バッテリー)が膨らんできた、異臭がするといった場合はすぐに充電を中止します。リチウムイオンバッテリーの場合、破損すると発火リスクがあります。
バッテリーが切れた状態で放置し、しばらく使っていないと「完全放電(過放電)」されて充電できなくなっている場合もあります。これはバッテリーが上がった状態です。この時は充電ケーブルを繋いだ状態でしばらく放置します。こののち、およそ30分から60分程度するとようやく充電マークが点灯するといったこともあるようです。また、何時間経っても充電されない場合もあるようです。こうなった場合はバッテリーの寿命と考えた方が良さそうです。
充電不良を未然に防ぐには
「完全放電」の状態で放置するとバッテリーは劣化します。特にスマホを複数台所持している人などは注意が必要です。使っていなくてもバッテリーは日頃から定期的に充電しましょう。また、最近のスマホは過充電を防ぐ機能がついている場合が多いので、電源に繋いで放置しても、大きな問題は起こりにくくはなっています。しかし、繋ぎっぱなしはさまざまな故障の元です。特に断線していた場合、問題となることもあるので、充電したら速やかにケーブルは外しましょう。一般的に、極端に暑くなければ、気温だけが要因でバッテリー劣化が起こることはあまりないかもしれません。しかし、消費電力の大きいアプリを暑い場所で使用する、充電しながら使用するといったように、本体の温度が上がるようなストレスを与えると劣化は早まります。また冬場の暖房器具に近い場所も温度上昇に注意です。気付きにくいですが、床暖房の上に放置してしまうことにも注意が必要です。またiPhoneに最適な温度の範囲は0度から35度とされています。この範囲以外では電池持ちは悪くなるようです。
スマホの電池が劣化する要因はこれら「完全放電」や「高温環境」に加えて、充放電を繰り返す「サイクル劣化」があるようです。この「サイクル劣化」は日々の充放電を行うことによる劣化なので、避けられない側面はあります。この点に関しては、満充電後に電池切れ直前まで利用してから充電する、という点を意識することで、充電回数をなるべく減らすことは可能かもしれません。
<参考サイト>
スマートフォンの充電ができない、充電が増えない…その原因と対処法を紹介!|LINE MOBILE
https://mobile.line.me/guide/article/20191216-0062.html
スマホ・タブレットの充電が遅い!~そんなときにチェックしたい充電器のあれこれ~|andronavi
https://andronavi.com/2015/09/359337/
スマートフォンの充電ができない、充電が増えない…その原因と対処法を紹介!|LINE MOBILE
https://mobile.line.me/guide/article/20191216-0062.html
スマホ・タブレットの充電が遅い!~そんなときにチェックしたい充電器のあれこれ~|andronavi
https://andronavi.com/2015/09/359337/
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