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人気日本車の「車名の由来」とは?
車にはさまざまな名前がつけられています。たとえばアルファードやヴェルファイアといった響きは、ちょっとかっこよくて豪華な感じがします。反対にモコやタントといった響きは可愛らしくて身近な印象ではないでしょうか。車の名前はそれだけでコンセプトまでわかるものも多いです。一方で、途中で名前が変わる車種もあります。何が起こっているのでしょう。ここでは車の名前の由来や変遷といったところを少し詳しく見てみましょう。
「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語。またアルファードG のGは「Grand(大きい)」の頭文字で、アルファードVのVは「Victory(勝利)」の頭文字です。アルファードとヴェルファイアといえばトヨタの大人気ミニバン兄弟。どちらもカッコよくて堂々としたイメージです。
・ヴェルファイア
英語の「Velvet(物静かな)」と「Fire(情熱)」からの造語。クールな外見の内側に秘めた情熱を持つ車というイメージです。アルファードという響きは、なにか真っ直ぐな強さを感じますが、ヴェルファイアと聞くとちょっとだけダークヒーローのような感触がある気もします。
・カローラ
トヨタセダンの王道、カローラの意味は、英語で「花の冠(花の中のもっとも美しい部分、花びらの集合体)」という意味だそうです。トヨタによると、「人目をひく、美しいスタイルのハイ・コンパクトカー」をイメージして名づけられたとのこと。カローラの名を冠する車は、現在までにたくさんありますが、そのベースである「カローラ」はさまざまなスタイルに応用可能なコンセプトと言えるのかもしれません。
・ヤリス
ギリシャの神々の名前の語尾によく使われる「is」と開放的でダイナミックな音「ya」を組み合わせたもの。特にトヨタの解説サイトではCharis (カリス)という、ギリシャ神話で気品やエレガンスを象徴する神を例としてあげています。また「ヤリス」はもともと国内で販売されていた「ヴィッツ」の外国販売モデル名でした。「ヴィッツ」とは「才智・機智」を表すドイツ語「Witz」に由来しているとのこと。ただ英語だと俗な表現に聞こえる可能性があったことから、海外では「ヤリス」となったという話もあります。現在ではすべて「ヤリス」で統一されています。
2010年12月発売の電気自動車です。リーフ(LEAF)はその名の通り「葉」を意味しています。公式サイトによると「自然界において葉が大気を浄化するように、『日産リーフ』が走行時の排出ガスをなくすことを意味します」とのこと。電気自動車のクリーンなイメージを全面に押し出したネーミングです。
・ノート
日産の看板車種の一つとも言えるノートですが、「毎日をリズミカルに楽しく『NOTE(音符)』と、そんな毎日を記録しておく『NOTE(ノート)』からイメージしたネーミング」とのこと。なんとなく軽快かつ馴染みのある、フラットな響きという印象ではないでしょうか。日常で使いやすい車、日々の生活をスムーズに潤してくれる車という感じがします。
・デイズ
日産の軽自動車「デイズ」は、「楽しく、わくわくする毎日(DAYS)」をイメージしたネーミングとのこと。またアルファベット表記は「毎日を、昨日までと違う楽しい日々に変えていく」という意味を込めて、「DAYS」の「S」を反転させた「DAYZ」というつづりにする、というこだわりが反映されています。ノート同様、日々の生活を楽しくしたいという思いがあるようです。
・エクストレイル
日産のSUV代表、エクストレイル。日産の解説によると、「X」はExtreme(=X-trem) sports(スノーボード、スケートボード等)のX。「TRAIL」は「足跡」「オフロード」「荒れた道」などを表わしており、「X-TRAIL」は、その2つの言葉をかけ合わせた、4×4(4WD)のイメージとしての造語とのことです。SUVとしてのスポーティな感じやアクティブな感じが全面に押し出されたネーミングと言えます。
ホンダを代表する高級セダン、「アコード(Accord)」は「調和」という意味。公式サイトによるとアコードは「『自動車の理想の姿を、人とクルマとの調和の中に求める』という思想のもとに開発された」とのこと。1976年に初代モデルが発売されたロングセラーです。10代目アコードのコンセプトは「クリーン」「スポーティ」「マチュア」。大人の車という印象です。
・N-BOX、N-ONE
「N-BOX」や「N-ONE」などの「N」は1967年3月に発売されて大ヒットした軽自動車「N360」に由来しています。同時にこの「N」は「NEW」「NEXT」「NIPPON」「NORIMONO」などの頭文字。つまり、「N」には「これからの新しい次の日本の乗り物を創るという強い想い」が込められています。公式サイトによるとこの「N」はHondaの軽ブランド復権への意思表明とのことです。
・NSX
言わずと知れたホンダを代表するスポーツカーNSX。初代NSXは「New Sports X(新しい未知のスポーツカー)」でした。2代目は時代の進化に合わせた解釈し直しが行われ「New Sports eXperience(新時代のスーパースポーツ体験)」へと変化しています。
この車名変更に関しては、ジャーマンスリーと呼ばれるドイツの高級ブランド「メルセデス・ベンツ」「BMW」「アウディ」の、数字とアルファベットを組み合わせて性能などを表す方法にならったのではないかとの見方があります。日本のメーカーとしてはかなり斬新な試みと言えますが、この変更が販売にどう影響するのか、もう少し状況を見守る必要はありそうです。
ちなみにマツダの公式Twitterによると、「デミオ(Demio)」とはスペイン語を合成した造語で英語の「of mine」に相当するとのこと。「私の」「自分の」「俺の」という様に、「自分流の工夫をして楽しむ車」という気持ちを込めて命名したもの、とのことです。
トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」「カローラ」「ヤリス」
・アルファード(ALPHARD)「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語。またアルファードG のGは「Grand(大きい)」の頭文字で、アルファードVのVは「Victory(勝利)」の頭文字です。アルファードとヴェルファイアといえばトヨタの大人気ミニバン兄弟。どちらもカッコよくて堂々としたイメージです。
・ヴェルファイア
英語の「Velvet(物静かな)」と「Fire(情熱)」からの造語。クールな外見の内側に秘めた情熱を持つ車というイメージです。アルファードという響きは、なにか真っ直ぐな強さを感じますが、ヴェルファイアと聞くとちょっとだけダークヒーローのような感触がある気もします。
・カローラ
トヨタセダンの王道、カローラの意味は、英語で「花の冠(花の中のもっとも美しい部分、花びらの集合体)」という意味だそうです。トヨタによると、「人目をひく、美しいスタイルのハイ・コンパクトカー」をイメージして名づけられたとのこと。カローラの名を冠する車は、現在までにたくさんありますが、そのベースである「カローラ」はさまざまなスタイルに応用可能なコンセプトと言えるのかもしれません。
・ヤリス
ギリシャの神々の名前の語尾によく使われる「is」と開放的でダイナミックな音「ya」を組み合わせたもの。特にトヨタの解説サイトではCharis (カリス)という、ギリシャ神話で気品やエレガンスを象徴する神を例としてあげています。また「ヤリス」はもともと国内で販売されていた「ヴィッツ」の外国販売モデル名でした。「ヴィッツ」とは「才智・機智」を表すドイツ語「Witz」に由来しているとのこと。ただ英語だと俗な表現に聞こえる可能性があったことから、海外では「ヤリス」となったという話もあります。現在ではすべて「ヤリス」で統一されています。
日産「リーフ」「ノート」「デイズ」「エクストレイル」
・リーフ2010年12月発売の電気自動車です。リーフ(LEAF)はその名の通り「葉」を意味しています。公式サイトによると「自然界において葉が大気を浄化するように、『日産リーフ』が走行時の排出ガスをなくすことを意味します」とのこと。電気自動車のクリーンなイメージを全面に押し出したネーミングです。
・ノート
日産の看板車種の一つとも言えるノートですが、「毎日をリズミカルに楽しく『NOTE(音符)』と、そんな毎日を記録しておく『NOTE(ノート)』からイメージしたネーミング」とのこと。なんとなく軽快かつ馴染みのある、フラットな響きという印象ではないでしょうか。日常で使いやすい車、日々の生活をスムーズに潤してくれる車という感じがします。
・デイズ
日産の軽自動車「デイズ」は、「楽しく、わくわくする毎日(DAYS)」をイメージしたネーミングとのこと。またアルファベット表記は「毎日を、昨日までと違う楽しい日々に変えていく」という意味を込めて、「DAYS」の「S」を反転させた「DAYZ」というつづりにする、というこだわりが反映されています。ノート同様、日々の生活を楽しくしたいという思いがあるようです。
・エクストレイル
日産のSUV代表、エクストレイル。日産の解説によると、「X」はExtreme(=X-trem) sports(スノーボード、スケートボード等)のX。「TRAIL」は「足跡」「オフロード」「荒れた道」などを表わしており、「X-TRAIL」は、その2つの言葉をかけ合わせた、4×4(4WD)のイメージとしての造語とのことです。SUVとしてのスポーティな感じやアクティブな感じが全面に押し出されたネーミングと言えます。
ホンダ「アコード」「N-BOX」「N-ONE」「NSX」
・アコードホンダを代表する高級セダン、「アコード(Accord)」は「調和」という意味。公式サイトによるとアコードは「『自動車の理想の姿を、人とクルマとの調和の中に求める』という思想のもとに開発された」とのこと。1976年に初代モデルが発売されたロングセラーです。10代目アコードのコンセプトは「クリーン」「スポーティ」「マチュア」。大人の車という印象です。
・N-BOX、N-ONE
「N-BOX」や「N-ONE」などの「N」は1967年3月に発売されて大ヒットした軽自動車「N360」に由来しています。同時にこの「N」は「NEW」「NEXT」「NIPPON」「NORIMONO」などの頭文字。つまり、「N」には「これからの新しい次の日本の乗り物を創るという強い想い」が込められています。公式サイトによるとこの「N」はHondaの軽ブランド復権への意思表明とのことです。
・NSX
言わずと知れたホンダを代表するスポーツカーNSX。初代NSXは「New Sports X(新しい未知のスポーツカー)」でした。2代目は時代の進化に合わせた解釈し直しが行われ「New Sports eXperience(新時代のスーパースポーツ体験)」へと変化しています。
マツダは名前を数字に
一方で、マツダはやや他と異なる路線を進んでいます。国内販売車は以前から、「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」といった車名で販売していました。しかし「アクセラ」は2019年に「マツダ3」に、同様に「アテンザ」は「マツダ6」に、「デミオ」は「マツダ2」に、といったように数字に車名を変更しました。これまでも海外販売名は数字だったので、そちらに統一したということになります。ただし「ロードスター」は変わらず「ロードスター」です。この車名変更に関しては、ジャーマンスリーと呼ばれるドイツの高級ブランド「メルセデス・ベンツ」「BMW」「アウディ」の、数字とアルファベットを組み合わせて性能などを表す方法にならったのではないかとの見方があります。日本のメーカーとしてはかなり斬新な試みと言えますが、この変更が販売にどう影響するのか、もう少し状況を見守る必要はありそうです。
ちなみにマツダの公式Twitterによると、「デミオ(Demio)」とはスペイン語を合成した造語で英語の「of mine」に相当するとのこと。「私の」「自分の」「俺の」という様に、「自分流の工夫をして楽しむ車」という気持ちを込めて命名したもの、とのことです。
<参考サイト>
車名の由来のご質問|TOYOTA
https://faq.toyota.jp/category/show/486
車名の由来|NISSAN
https://www.nissan.co.jp/MUSEUM/CARNAME/
ネーミングの由来|HONDA
https://customer.honda.co.jp/faq2/usernavi.do?user=customer&faq=faq_auto&id=30015
マツダ株式会社|Twitter
https://twitter.com/mazda_pr/status/455988184959037440
車名の由来のご質問|TOYOTA
https://faq.toyota.jp/category/show/486
車名の由来|NISSAN
https://www.nissan.co.jp/MUSEUM/CARNAME/
ネーミングの由来|HONDA
https://customer.honda.co.jp/faq2/usernavi.do?user=customer&faq=faq_auto&id=30015
マツダ株式会社|Twitter
https://twitter.com/mazda_pr/status/455988184959037440
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