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DATE/ 2022.01.21

やってはいけないモテない人のNG行為

 「どうせ自分はモテないから…」と、女性との交際や婚活を諦めている男性の皆さん。なぜモテないのか、と真剣に考えたことはありますか?モテないのを、見た目や年収や学歴といった条件のせいだけにしていませんか?

 自分とさほど条件が変わらなくても、彼女がいたり結婚できている男性も周りにはいるはずですが、その人達とモテない男性にはどこに違いがあるのでしょうか。大勢の女性からモテモテにならなくてもいいけれど、時には好意を寄せられる「ちょいモテ」くらいにはなりたいもの。この機会に日頃の自分の言動を改めて振り返り、女性にモテるためにやってはいけない行為について考えてみましょう。

モテない男性がやりがちなNG行為

 まずは、男女のコミュニケーションの肝となる会話でのNG行為について。

【自分のことばかり喋る】
 長所を知ってもらおうと、自分のことを喋り倒すのはNG。自慢めいた内容も多くなり、ラインも長文傾向になります。まだ好意を持っていない男性の「俺物語」を聞くのはしんどいと感じる女性も多いです。

【自分から話し掛けられない】
 上記とは逆に、自分から女性に話を振れない、話し掛けられるまで無言、といった消極的で会話をリードできない男性もモテません。女性に「何か話題を提供しなきゃ」と気を遣わせて、疲れさせている可能性も。

 続いて、容姿ではない「外見」に関するNGポイントです。

【清潔感に欠けている】
 脂ぎった頭髪や、汚れた爪や靴、シミやシワだらけのシャツ、匂いそうな靴下など、不潔な印象を与える外見はとにかくアウト。「いい匂いがする男性が好き」という女性は案外多く、清潔かどうかは重要です。

【勘違いなファッションセンス】
 オシャレに見せようとインパクトの強い色柄物、こだわりのアーミー物やブランドロゴの大きく入った服を着たりは、対女性の場面では全部NG。頑張ってる感のあるファッションに腰が引ける女性は多いです。

 次は「コンプレックス」や「こじらせ」にまつわる行為について。

【どうせ俺なんて…卑屈な口癖】
 自己評価が低過ぎる、自虐的、そう感じさせる発言の多い男性はモテません。ネガティブで暗く「こじらせている」と、扱いにくそうな印象や構ってちゃん的な印象を与え、関わりたくないと思われることもあります。

【プライドや理想が高く偉そう】
 プライドが高く自分を大きく見せようと上から目線で接する偉そうな態度もNG。逆にコンプレックスの塊だと思われます。また、女性に求める理想がとんでもなく高く「女は〇〇して当たり前」的な考えが透けて見える人もモテません。

 そして、女性としての「扱い方」に関して、気を付けたい行為もあります。

【デリカシーのない発言】
 女性に対して言ってはいけない言葉や、ぶっきらぼうな言い方で、自覚はなくても女性を傷つけているモテない男性も結構いるもの。裏表なく正直な反面、思ったことをそのまま口に出すのは女性とのつきあいではNGです。

【女性とのつきあいもコスパ重視】
 どんな時もきっちり割り勘、コスパ優先でお店選びをする、遠回りだから送らず現地解散など、良く言えば合理的、悪く言えばケチな行為もモテない条件。大切に扱われたいという女性の気持ちを理解したいところです。

モテたいなら、まずは女性が喜ぶ顔をイメージしてみよう。

 上記の、やってはいけないモテない男性の行為群には、いずれも以下のようなモテポイントが欠けています。

・モテない自分への客観性
・女性の気持ちを考える想像力

 よくマメな男性がモテると言われますが、それは「女性を喜ばせたい」「あなたに興味があると伝えたい」という気持ちの顕われで、女性もその特別感を感じ取って好意を持つのだと思います。しかしモテない男性は、結局自分のことにしか興味がなく自己完結気味で、女性の気持ちを思いやれない想像力の欠如、という弱点があるようです。

 たとえば、清潔に身だしなみを整えるのも一緒にいる女性への礼儀や気遣いですし、無口なタイプであっても女性に質問を投げて話の聞き役に回ることもできるはず。それは「あなたを大切に思っている」というメッセージとして女性に伝わっていくのです。モテたいのなら、「好きになってもらえるか」という点ばかりに捉われるのではなく、好きな女性を楽しませ喜ばせるには「何をして、何をすべきではないか」を考えて行動することからスタートするべきかもしれませんね。
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公益財団法人東洋文庫研究員