社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
世界の「喫煙率」ランキング
新型コロナ蔓延しているなか、ストレス解消のためか「喫煙量が増加した」という人の割合が増えているという調査結果が公表されています。
男性では21%、女性は38%と、女性は男性の約2倍になっています。受動喫煙のリスクも高まっていることが示唆されます。
このように喫煙をめぐっては、2020年の改正健康増進法が施行のみならず、大きく変化しているようです。
世界保健機関(WHO)調査による2021年に講評された喫煙率ランキングによると、
順位:国名/喫煙率(%)
1位:ナウル/52.1
2位:キリバス/52.0
3位:ツバル/48.7
4位:ミャンマー/45.5
5位:チリ/44.7
6位:レバノン/42.6
7位:セルビア/40.6
8位:バングラデシュ/39.1
8位:ギリシャ/39.1
10位:ブルガリア/38.9
世界全体の平均値は23.6%となっていて、アジア・中東地域の国の喫煙率が高い傾向が読み撚れます。今回の統計は、WHO加盟国194の国と地域を対象として、調査数値は2018年時点のものとなっています。ちなみに、日本は21.9%で76位でした。
コロナ禍以前の調査結果になっていますが、世界的にどのような数値になっていくか注視していく必要があります。
1990年代以降、米国においては州にもよりますが、一般の職場はもちろんレストランやバーも全面禁煙とする動きが始まりました。
もっとも急進的な国はアイルランドになります。2004年に世界で初めて国全体を全面禁煙とする法律が施行されました。
同様に、ニュージーランド(2004年)、ウルグアイ(2006年)・イギリス(2007年)、香港・トルコ(2009年)でも施行されました。
屋内全面禁煙となっている国は、2020年時点で67カ国となり、途上国を含む世界各国に広がっています。
男性では21%、女性は38%と、女性は男性の約2倍になっています。受動喫煙のリスクも高まっていることが示唆されます。
このように喫煙をめぐっては、2020年の改正健康増進法が施行のみならず、大きく変化しているようです。
世界保健機関(WHO)の喫煙率ランキング
では、喫煙をめぐる状況について、世界的にはどのようになっているでしょう?世界保健機関(WHO)調査による2021年に講評された喫煙率ランキングによると、
順位:国名/喫煙率(%)
1位:ナウル/52.1
2位:キリバス/52.0
3位:ツバル/48.7
4位:ミャンマー/45.5
5位:チリ/44.7
6位:レバノン/42.6
7位:セルビア/40.6
8位:バングラデシュ/39.1
8位:ギリシャ/39.1
10位:ブルガリア/38.9
世界全体の平均値は23.6%となっていて、アジア・中東地域の国の喫煙率が高い傾向が読み撚れます。今回の統計は、WHO加盟国194の国と地域を対象として、調査数値は2018年時点のものとなっています。ちなみに、日本は21.9%で76位でした。
コロナ禍以前の調査結果になっていますが、世界的にどのような数値になっていくか注視していく必要があります。
禁煙に力を入れる国
世界では受動喫煙の健康被害は明白な事実として「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に示されており、分煙ではなく全面禁煙化が進んでいます。1990年代以降、米国においては州にもよりますが、一般の職場はもちろんレストランやバーも全面禁煙とする動きが始まりました。
もっとも急進的な国はアイルランドになります。2004年に世界で初めて国全体を全面禁煙とする法律が施行されました。
同様に、ニュージーランド(2004年)、ウルグアイ(2006年)・イギリス(2007年)、香港・トルコ(2009年)でも施行されました。
屋内全面禁煙となっている国は、2020年時点で67カ国となり、途上国を含む世界各国に広がっています。
<参考サイト>
・PR TIMES:喫煙女性の4割がコロナ禍で喫煙量増加、増加した割合は男性の2倍に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000024217.html
・WHO:World Health Statistics 2021
https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/342703/9789240027053-eng.pdf
・PR TIMES:喫煙女性の4割がコロナ禍で喫煙量増加、増加した割合は男性の2倍に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000024217.html
・WHO:World Health Statistics 2021
https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/342703/9789240027053-eng.pdf
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
古き良きヨーロッパのキリスト教社会が克明にわかる名著
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(1)古き良きキリスト教社会
渡部昇一氏には、若き頃に留学したドイツでの体験を記した『ドイツ留学記(上・下)』(講談社現代新書)という名著がある。1955年(昭和30年)から3年間、ドイツに留学した渡部昇一氏が、その留学で身近に接したヨーロッパ文明...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/23
逆境に対峙する哲学カフェ…西洋哲学×東洋哲学で問う矛盾
逆境に対峙する哲学(1)日常性が「破れ」て思考が始まる
「逆境とは何に逆らうことなのか」「人はそもそも逆境でしか思考しないのではないか」――哲学者鼎談のテーマは「逆境に対峙する哲学」だったが、冒頭からまさに根源的な問いが続いていく。ヨーロッパ近世、ヨーロッパ現代、日本...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/19
豊臣兄弟の謎…明らかになった秀吉政権での秀長の役割
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(1)史実としての豊臣兄弟と秀長の役割
豊臣と羽柴…二つの名前で語られる秀吉と秀長だが、その違いは何なのか。また、これまで秀長には秀吉の「補佐役」というイメージがあったが、史実ではどうなのか。実はこれまで伝えられてきた羽柴(豊臣)兄弟のエピソードにはか...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/18
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
アメリカが日本の運命を左右する国であることは、安全保障を考えても、経済を考えても、否定する人は少ないだろう。だが、そのような国であるにもかかわらず、日本人は、本当に「アメリカ」のことを理解できているだろうか。日...
収録日:2022/11/04
追加日:2023/01/06
キリスト教とは?…他の一神教との違いは神様と法律の関係
宗教で読み解く世界(1)キリスト教の世界
キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、そして日本宗教の、それぞれの特徴を「ひと言」で分析すると? 橋爪大三郎先生が一刀両断に分析。宗教の特徴を知れば、世界の各地域のあり方や文化もよくわかるようになる。「教...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/05/18


