社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
コロナ収束後に行きたい国とは?1位はなんと…
新型コロナウイルスの流行が始まってからすっかり疎遠になってしまった海外旅行。コロナが落ち着いたら海外旅行に行きたいというのは世界中の人が思っていることでしょう。 今回は、日本政策投資銀行株式会社(DBJ)と公益財団法人の日本交通公社(JTBF)が2021年10月に実施したアンケートをもとに、コロナ収束後に行きたい国ランキングを紹介します。
このアンケートは「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査」という名前で実施されていて、韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、インド、ベトナムの14地域の7,335人を対象に「次に海外旅行したい国・地域」を調査したものになります。
1位 日本(67%)
2位 韓国(43%)
3位 台湾(28%)
4位 オーストラリア(27%)
5位 タイ(26%)
・欧米豪居住者による回答
1位 日本(37%)
2位 アメリカ(33%)
3位 オーストラリア(28%)
4位 カナダ(28%)
5位 イタリア(25%)
5位 イギリス(25%)
このアンケートでは、上記の通りアジア居住者による回答、欧米豪居住者による回答いずれも日本がトップという結果になりました。今回が3回目の調査ですが、過去2回の調査ではアジア居住者による回答では3回連続1位、欧米豪居住者による回答では1回目は2位だったものの、2回目と3回目は連続1位と高い指示があることがうかがえます。
また、上位はアジアと欧米豪で大きな違いはありませんが、5位以降になっていくと「買い物がしたいから」「予算が合うから」というショッピングや低予算で楽しむというアジア観光客の特徴や、長期休暇を楽しむ習慣のある欧米豪の観光客は「長期滞在に適しているから」という理由から日本を選ぶという特徴を見ることができました。
少しずつコロナによる入国制限も緩和されることが決まり、徐々に外国人観光客の姿を見ることも増えていくことが想定されます。コロナの前と後で変化をする中でも、多くの外国人観光客に日本の魅力を知ってもらい、「また来てもらいたい」と思ってもらえると嬉しいですね。
このアンケートは「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査」という名前で実施されていて、韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、インド、ベトナムの14地域の7,335人を対象に「次に海外旅行したい国・地域」を調査したものになります。
第1位は「日本」!
・アジア居住者による回答1位 日本(67%)
2位 韓国(43%)
3位 台湾(28%)
4位 オーストラリア(27%)
5位 タイ(26%)
・欧米豪居住者による回答
1位 日本(37%)
2位 アメリカ(33%)
3位 オーストラリア(28%)
4位 カナダ(28%)
5位 イタリア(25%)
5位 イギリス(25%)
このアンケートでは、上記の通りアジア居住者による回答、欧米豪居住者による回答いずれも日本がトップという結果になりました。今回が3回目の調査ですが、過去2回の調査ではアジア居住者による回答では3回連続1位、欧米豪居住者による回答では1回目は2位だったものの、2回目と3回目は連続1位と高い指示があることがうかがえます。
日本のどんなところが人気なのか?
同調査では日本を旅行先に選んだ理由として、トップだったのは「以前も旅行したことがあり気に入ったから」。コロナ前に多く来日していた外国人観光客が日本に魅力を感じてくれていたことがうかがえます。それ以外には「行きたい観光地や観光施設があるから」「清潔だから」「食事が美味しいから」「治安が良いから」などの理由が上位に入っています。また、上位はアジアと欧米豪で大きな違いはありませんが、5位以降になっていくと「買い物がしたいから」「予算が合うから」というショッピングや低予算で楽しむというアジア観光客の特徴や、長期休暇を楽しむ習慣のある欧米豪の観光客は「長期滞在に適しているから」という理由から日本を選ぶという特徴を見ることができました。
新型コロナ前と後で変わったことも
日本で体験したいことについては、「温泉」や「繁華街の街歩き」などの人が多い体験よりも、「桜の観賞」「自然や風景の見物」といった、他の人と適度な距離を保てる体験に人気が集まりました。前回の調査から「アウトドアアクティビティ」が大きくポイントを上げたことも、新型コロナが影響を及ぼしてることがうかがえます。少しずつコロナによる入国制限も緩和されることが決まり、徐々に外国人観光客の姿を見ることも増えていくことが想定されます。コロナの前と後で変化をする中でも、多くの外国人観光客に日本の魅力を知ってもらい、「また来てもらいたい」と思ってもらえると嬉しいですね。
<参考サイト>
・「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 (第3回 新型コロナ影響度 特別調査)」 | (公財)日本交通公社
https://www.jtb.or.jp/research/asiaeuro-survey-2022-covid19-3/
・「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 (第3回 新型コロナ影響度 特別調査)」 | (公財)日本交通公社
https://www.jtb.or.jp/research/asiaeuro-survey-2022-covid19-3/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
ケルト神話とは…ダーナ神族、アルスター神話、フィアナ神話
ケルト神話の基本を知る(1)ケルト地域と3つの神話群
ケルト神話とは何か。ケルトという地域は広範囲にわたっており、一般的にアイルランドを中心にした「島のケルト」と、フランスやスペインの西北部などに広がった「大陸のケルト」があるが、神話が濃厚に残っているのはアイルラ...
収録日:2022/04/12
追加日:2023/07/23
「土地勘のあるところ、自分たちの武器を持っていく」
エンタテインメントビジネスと人的資本経営(5)「チーム戦と新規ビジネス」の要点
経営は個人戦でなくチーム戦であり、経営メンバーは「人材の組み合わせ」が大事である。かつて本田宗一郎には藤沢武夫、井深大には盛田昭夫がいたからホンダもソニーも大きくなれた。また、新規ビジネスを始めるときは大事なの...
収録日:2025/05/08
追加日:2025/11/03
なぜ子どもは教えられても理解できないのか?鍵はスキーマ
学力喪失の危機~言語習得と理解の本質(2)言葉を理解するプロセスとスキーマ
算数が苦手な子どもが多く、特に分数でつまずいてしまう子どもが非常に多いというのは世界的な問題になっているという。いったいどういうことなのか。そこで今回は、私たちが言語習得の鍵となる「スキーマ」という概念を取り上...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/10/06
宇宙の理法――松下幸之助からの命題が50年後に解けた理由
徳と仏教の人生論(1)経営者の条件と50年間悩み続けた命題
半世紀ほど前、松下幸之助に経営者の条件について尋ねた田口氏は、「運と徳」、そして「人間の把握」と「宇宙の理法」という命題を受けた。その後50年間、その本質を東洋思想の観点から探究し続けてきた。その中で後藤新平の思...
収録日:2025/05/21
追加日:2025/10/24


